▲鳥取県立美術館ホームページ
日本を代表する砂丘である「鳥取砂丘」には、砂丘の厳しい環境に適応した動植物が生息しています。砂丘の表面温度は、夏季の晴れた日には簡単に50度をこえ、日没後も30度以上になります。
■鳥取砂丘の昆虫 オオウスバカゲロウ カワラハンミョウ ヤマトマダラバッタ など ■イソコモリグモ ■鳥取砂丘の植物 ハマヒルガオ ハマニガナ 鳥取砂丘の外来植物
オオウスバカゲロウ
カワラハンミョウ
ヤマトマダラバッタ など
ハマヒルガオ
ハマニガナ
鳥取砂丘の外来植物
花は春と秋の二回見られる。
(レプリカ)
葉は腎臓形で光沢がある。
地下茎を伸ばし斑状に密生する。
花の色はピンクから白色まである。
鳥取砂丘では、1970年代頃から砂の移動が少なくなり、砂丘に本来生えていない内陸性の植物の侵入・定着が目立ち始めました。その中には外国からやってきた外来植物も多く見られます。植物が定着するとますます砂の移動が抑えられ、砂丘の草原化が進みます。鳥取砂丘では、調査と検討の結果、砂丘の景観を保つために1991年から計画的な除草活動が行われています。 現在砂丘地内にもっとも広く分布している外来植物はオオフタバムグラですが、コマツヨイグサもよく目立ちます。オアシス付近には、メマツヨイグサやセイタカアワダチソウなどの背の高い外来植物も見られます。6~7月には、寄生植物のアメリカネナシカズラが、海岸沿いの砂丘植物をおおうことがあります。 このコーナーでは、オオフタバムグラと、ハマゴウにからまったアメリカネナシカズラのレプリカが展示されています。
大山(標高1,729m)は「伯耆富士」とも呼ばれる、日本海に面した独立峰です、多雪や強い季節風が特徴となっています。北方系、南方系、大陸系の混在する植生や、特有の植物種が見られます。 動物も貴重種が多数生育しており豊かな自然環境を証明しています。
・昆虫 ダイセンササキリモドキ、ダイセンオサムシ
・植物 ダイセンキスミレ、キャラボク、ユウスゲ
・菌類 ウスキブナノミタケ
オオバキスミレの変種。
オオバキスミレの仲間は日本固有種で、北海道の西南部と、本州の近畿地方以西の日本海側など多雪地に分布しています。
鳥取県内の黄色のスミレはダイセンキスミレだけです
イチイの灌木状の変種。
大山の山頂付近では日本海からの強い風を受け、矮化する。果肉は赤く熟す。
山地の草原、林縁などやや乾いた環境に生育します。
大山では舛水原などに見られますが、生育数は減少しています。
ジオラマは標高400mあたりの中国山地を再現したものです。
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