予定では、今年ラストの市場調査です。
賀露支所は、サワラ曳縄釣、ソデイカ(赤いか)樽流し立縄、小型底びき網(ビームトロール)、ウマヅラハギのかご網での水揚げがありました。
サワラは全国的に流通量が多く、例年よりお買い得です。一方、ソデイカはイカ類全体の水揚げが少ないこともあり、小型サイズでも高単価で取引されています。
久々に小底が3隻出漁していましたが、漁獲は芳しくなく、次はいつの出漁になるやら…といった感じの水揚げでした(漁獲の主体は、ヒラメ、ショウサイフグ等のフグ類、ホウボウ)。
酒津~泊支所では、刺網でハマチ(ブリの若魚)、マアジ、マダイ、チカメキントキダイ等、釣でサワラ、ヒラメ、ヒラマサ、少量ながらキジハタ、潜水でアワビ、サザエ、小底でヒラメ、フグ類、ナガレメイタガレイ(ばけめいた)等が水揚げされていました(全体的には少量)。
チカメキントキダイは、県西部の地方名が「あさひだい」。マダイも含め`おめでたい’魚をご賞味ください。
今日は、アワビ(ほぼクロアワビ)の水揚げが多かったです。浜村で漁獲されたクロアワビはいい形をしていました。
少量ですが、マナマコ(赤なまこ)が出荷されていました。年末に向け高くなる食材です。
また、今が旬(肝の張りが良い)のウマヅラハギ(ちゅーかー)が活魚で出ていました。