長和瀬漁港のトビウオのまき網漁が始まりました。発泡スチロール箱の方はツクシトビウオ(角あご)で、刺身商材として地元中心に鮮魚で流通します。木箱のホソトビウオ(丸あご)はフライやつみれ汁用の鮮魚流通以外にも、地元名産の「あごちくわ」に加工されます。ちなみにホソトビウオの卵巣は、身より珍重され「あごの子」として地元量販店にも並びます。
4月の季節外れの大しけで被災し、やっと復活した泊地区の小型定置網でアオリイカが大量に漁獲されていました。その数59箱。圧巻でした。
刺網では、マダイ、イサキが揚がっていました。
賀露支所ではイカ釣が、スルメイカ、ケンサキイカ(白いか)、マダイ、かご網でコウイカ、バイを水揚げしていました。白いかは漁期序盤で漁獲が安定しませんが、今年は早くから水揚げがあり、期待しているところです。
淀江地区の小型定置網はマアジ(約900kg)主体に水揚げしていました。サイズは先月に比べ大型サイズは少なく(「中」規格50kg)、尾又長20cm±3cmの「小」、「小小」、「豆」規格が主体でした(それぞれ266kg、399kg、189kg)。