思わぬ強風で、現場(鳥取港)にてカレイ類やマダイ等の稚魚採集のビームトロール調査を延期としたため、市場調査に切り替え、網代、賀露で主にキジハタ(あこう)の測定を行いました。
網代港地方卸売市場では、沖合域のイカ釣で、スルメイカが40箱程度/隻の水揚げがありました。水深100m以浅のイカ釣では少数ですが、鳥取墨なし白輝姫(ケンサキイカ)も出荷されていました。
そのほかは潜水によるイワガキ、サザエ、クロアワビ、カメノテ、イガイ等が揚がっていました。
賀露地方卸売市場は、今朝はキジハタ(あこう)の活魚が多かったです。
そのほか、小型定置網にて泊地区ではヨコワ(クロマグロの若魚)、夏泊地区ではハガツオが揚がっていました。ちなみの定置の漁獲のメインはトビウオ類でした。
賀露地区でもスルメイカが出荷されていました。また、小型底びき網は依然として3隻と少数ですが操業が続いています。
【おまけ】
前日(6月9日)、長和瀬漁港のマアジ養殖のお手伝いで泊地区の小型定置網の揚網現場に行ってきました。
作業は養殖用マアジの確保で、網を絞ったところで、マアジをラバーネットで救い上げ、輸送用筏に収容。その後、漁船で曳航(3ノット)し、漁港内の養殖用筏に収容しました。
順調にいけば、7月以降に鳥取市内の活魚料理店で提供される予定です。