12月の境港の市場調査に行きました。
市場に行く前に、中野港に寄り小型底曳網の水揚げ状況について聞き取りを行います。今回は美保湾内を曳いた漁船が多くヒラメの水揚げが期待できそうでした。
境港の陸送市場のセリの様子です。一番奥で魚市さんの一番ゼリが始まっています。
今回は、多くのヒラメの測定が行えました。黒い斑点が散在する個体が放流したヒラメです。この個体が含まれる割合を調べて放流効果を評価します。
活魚で出荷できるヒラメは、活魚として出荷されています。新しい市場にはエアレーションの設備が新設されました。
放流由来のヒラメですが、かなり大きな個体です。ヒラメは成長すると広域に分散することが知られていますが、この個体は長く美保湾に留まっていたのでしょう。
境港の市場調査終了後に、淀江支所に移動しトラフグの測定を行わせていただきました。
トラフグは全て活魚で、高級魚でもあるので取扱いに大変気を使います。