(聞く・話す)
- 聞こえていても、言葉の意味を理解することが難しい。
- 自分の言いたいことを表現することが苦手である。
(読む・書く)
- 本読みで同じ行を読んだり、行をとばしたりする。
- 鏡文字になったりする等、形の整った正しい文字を書くことが難しい。
(計算する)
- 繰り上がりや繰り下がりでの計算につまずきやすい。
- 計算はできるが、文章題の意味が読みとれない。
(社会性)
- 周りの様子を感じ取って、自分の行動を調節することができにくい。
- 相手の感情や意図に気づきにくい。
(運動能力)
- かなり不器用だったり、動きがぎこちなかったりする。
- なわとび、ボール運動など協応を要する運動が苦手である。
(注意力)
- 大勢のざわついた環境に弱く、注意集中ができにくい。
- 常に落ち着きがなく動き回ったり、身体の一部を動かしていたり、しゃべり続けたりする。
※これらの困難は、学習障がいのない子どもにも見られることがありますが、学習障がいのある子どもの場合は、その原因は中枢神経の何らかの機能障がいによるものです。