【不注意】…注意や集中を適切にすることができない。
○物事をぱっと見て判断してしまう。
○うっかりミスが多い。
○物をなくしたりすることが多い。
○課題や遊び等の活動で、注意の持続が難しい。
【多動性】…興味・関心が移りやすく、落ち着いて物事に取り組むことができない。
○目的がないのに立ち上がったり、歩き回ったりする。
○落ち着かず、そわそわして休みなく動いている。
○授業中に友達をつつく。
○おしゃべりを我慢できない。
【衝動性】…欲求のままに行動し、時には危険なことがある。
○ちょっとしたことで、泣いたり、かんしゃくを起こしたりする。
○楽しい事を延期したり、待ったりすることができない。
○順番を待つことができない。
○質問が終わる前に答えてしまう。
※これらの行動の特徴は、注意欠陥/多動性障がいのない子どもにも見られることがありますが、注意欠陥/多動性障がいとは、これらの行動によって周囲との不適応が頻繁に起こったり、発達段階にふさわしくない行動パターンが定着している場合を指します。