農家の方から「暗渠が施工してあるのに排水が悪い」という話を時々耳にします。それは不透水層の形成で暗渠までのミズ道が確保出来ないからです。
排水不良を解消するため、来春から水田を転作してアスパラガス生産に取り組まれる気高町の農家のほ場において、排水性向上対策(暗渠、額縁明渠、補助暗渠)の手法の一つとして、補助暗渠施工機械(※)の実演を行いました。
排水性の向上は、畑作転換だけでなく、稲刈作業の機械走行性の向上にもつながります。
今後、農家の聞き取り等により排水効果を確認していきたいと思います。
※土中の空洞内にもみ殻を詰め込むことができる農業用機械
本暗渠に対して直角方向に補助暗渠を入れました。
作業状況
もみ殻暗渠が30~40cm程度できました。
表面排水を効率よく、本暗渠に導くことができます。
米里地区でため池の現状と防災対策等について学習する県と鳥取市による合同の説明会を開きました。(平成26年10月18日米里公民館)
地元関係者の方々の防災意識を高めるために、米里地区内のため池の現状、一般的なため池の管理手法、ため池ハザードマップの作成等の説明を行いました。
資料(PDF4215KB)