※本文より抜粋
知識基盤社会の進展,グローバル化を背景に,我が国が抱える様々な課題(少子高齢化,医師不足,協働的な学びの実現,地域経済の活性化等)に対応するためには,ICT(情報通信技術)の利活用は必要不可欠なものとなっている。
教育の分野では,文部科学省が平成23年4月に「教育の情報化ビジョン」,平成25年6月に「第2期教育振興基本計画」を策定し,ICT 活用教育の推進に取り組んでいるほか,総務省も教育分野におけるICT の利活用を支援している。
子どもたちが21世紀を生き抜く力を身につける上で,ICT の特性を生かし,
これまでの一方向・一斉授業から,子どもたち一人一人の能力や特性に応じた学びや,子ども同士が教え合い学び合う協働的な学びなど,新しい学びを創造し,教育の質の向上を図ることは重要な課題である。
このような中で,中長期的な視点に立って,本県の実情に合ったICT を活用した教育を推進するため,「鳥取県ICT 活用教育推進協議会」を設置し,議論を重ねた。
本ビジョンは,「鳥取県ICT 活用教育推進協議会」がとりまとめた提言や,その後ビジョン素案に対するパブリックコメントでいただいたご意見等を踏まえて作成されたものであり,ICT 活用教育推進に当たっての課題を明らかにし,今後行政や学校関係者が取り組む際の指針となるものである。
鳥取県ICT 活用教育推進ビジョン ~21世紀にふさわしい学びの創造に向けて~(PDF[928KB])
鳥取県ICT活用教育推進協議会提言(PDF[1.18MB])