防災・危機管理情報


 国の平成29年度予算編成に向け、道路整備の必要性と、「山陰近畿自動車道」の更なる整備推進を訴えるため、国会議員有志による「山陰近畿自動車道整備推進議員連盟」と三府県による「山陰近畿自動車道整備推進協議会」が合同で、「山陰近畿自動車道整備推進決起大会」を下記のとおり開催しました。
 当日は、議連の会長である石破議員をはじめ、来賓に末松副大臣、藤井政務官、石川道路局長をお招きし、三府県の地元関係者を含め総勢220名が参加し、大いに盛り上がった大会になりました。

山陰近畿決起大会_全景

  

決起大会次第

1 開会
2 主催者挨拶
       山陰近畿決起大会_主催者あいさつ
3 来賓挨拶
4 要望書手交
      山陰近畿決起大会_要望書手交状況
5 意見発表(三府県知事、国会議員、地元関係者、地元市町長) 
      山陰近畿決起大会_意見発表
6 「がんばろう」三唱 
7 閉会
    

日時

平成28年11月24日(火)午後3時から午後4時まで

開催場所

衆議院第一議員会館 1階多目的ホール

要望内容(山陰近畿自動車道整備推進協議会)

鳥取県・兵庫県・京都府の日本海沿岸地域では、風光明媚で豊かな自然環境を背景とした観光・農林水産資源を最大限に活かす地方創生に取り組んでいます。
 当地域では、高速道路整備の進捗に呼応し、観光入込客数の増加や新たな企業の進出など、地域間の交流や産業の活性化が進みつつあり、「多大なストック効果」をもたらしています。
 こうしたストック効果を最大限発揮させるためには、日本海沿岸に点在する観光拠点の更なる連携を図り、周遊性を高めることにより、観光資源の潜在力を十分に引き出すことが重要です。
 また、物流の強化により生産性を向上させ、水揚げされたズワイガニなどの新鮮な魚介類を京阪神の大消費地へいち早く届けることで、水産資源の競争力を向上させることが必要です。
 加えて、高齢化率の高い当該地域にあって3 次救急医療機関等への迅速な搬送を可能とするネットワークの確保や、ダブルネットワークによる大規模災害時の緊急車両の通行ルートの確保が、喫緊の課題となっています。
 こうした中、山陰近畿自動車道は、高速道路ナンバリング委員会提言でE9が提案されたことが示すように、日本海側唯一の高規格幹線道路網の空白地帯を解消するとともに、日本海国土軸を形成し、以下の課題の解決を図るために必要不可欠な道路です。
1.山陰海岸ジオパークをはじめとする広域観光交流圏の拡充・強化、交流人口の拡大
2.日本海沿岸地域の産業活動の発展と企業立地の促進
3.地域と医療拠点をつなぐ命の道ネットワークの確保
4.大規模災害時のリダンダンシーの確保
 山陰近畿自動車道の整備について、3府県は、今後、地元の理解や協力を得ながら、事業が円滑にかつ着実に進むよう連携して取り組んでいくこととしています。ついては早期供用に向け、次の事項について強く要望します。

1 事業中区間の予算確保
(1)岩美道路 :事業推進に必要な予算確保
(2)浜坂道路 :平成29年度供用に向けた予算確保
(3)大宮峰山道路 : 事業促進に必要な予算確保、及びアクセス道路の新規事業化

2 未事業化区間の早期事業化
未事業化区間の早期事業化に向け支援すること。
特に、以下の調査中区間の調査が進むよう予算を確保すること。
(1)山陰道~ 鳥取市福部町:調査促進のための予算確保
(2)浜坂道路2期(居組IC~浜坂IC):平成30 年度新規事業化に向けた調査推進のための予算確保
(3)佐津IC ~ 府県境:北近畿豊岡自動車道との接続を含めたルート・構造を検討する調査推進のための予算確保と技術的支援
 城崎温泉IC~府県境については、直轄権限代行による事業化
(4)府県境~ 網野I C:未調査区間の国による調査の実施

3 道路関係予算の総額増加
山陰近畿自動車道をはじめ、真に必要な道路の整備や維持管理などを着実に推進、実施する道路関係予算の総額を増加すること。

山陰近畿自動車道整備推進協議会

会長 京都府知事 山田啓二
   兵庫県知事 井戸敏三
   鳥取県知事 平井伸治

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