鳥取県では、第64回全国植樹祭(平成25年5月26日とっとり花回廊で開催)をきっかけに、東日本大震災により被災した東北3県(岩手県、宮城県、福島県)の海岸防災林の再生を支援することを目的に「とうほくとっとり・苗木の里帰りプロジェクト」を平成24年度から平成28年度まで実施しました。
このプロジェクトは、被災地から種子を提供いただき、本県で大切に育て、苗木としてお返しするもので、県内22校のみどりの少年団と苗木生産者が参加し、4年間で6300本の苗木をお返しし、海岸防災林等の再生に役立てられました。
このたび、本県では、マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツの認定を受けたクロマツについて、平成27年に採取した種子を平成29年度から苗木として提供する体制が整ったところです。
平成29年度からは「とうほくとっとり・とうほくの海岸防災林再生プロジェクト」として、みどりの少年団と苗木生産者に御協力いただき、この県産抵抗性クロマツの苗木を東北3県に提供することで、とうほくの海岸防災林の再生を引き続き支援しています。
【プロジェクトの仕組み】