高齢運転者による交通死亡事故が、全国で発生しています。75歳以上による死亡事故は、人的要因としてブレーキとアクセルの踏み間違いが多いのが特徴です。加齢や病気で運転に不安を感じている人は、最寄りの運転免許センターに「運転適性相談」をしてください。
警察庁資料によると、75歳以上の免許保有者数は増加を続け、2018(平成30)年12月末現在564万人。75歳以上の運転者による免許人口当たりの死亡事故は、ここ10年間で減少傾向にあるものの、75歳未満に比べると高い水準で推移しています。
県内の運転免許センターでは、看護師による専門知識を生かした相談を実施。運転を安全に続ける場合に必要な指導や助言をしています。併せて、免許証自主返納の案内など一人一人に寄り添い、時には家族と協力しながら相談に応じます。
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