防災・危機管理情報


使い捨てない暮らしを実践 ~プラスチックごみを減らす~

  近年、「マイクロプラスチック」とよばれる直径5ミリ以下のプラスチックごみが海洋を汚染し、国際問題となっています。1人当たりのプラスチック容器包装の廃棄量が世界2位の日本、今まで以上に排出を抑制する必要に迫られています。
  プラスチックは軽くて丈夫、加工しやすいなどの特性から今や生活に欠かせないもの。しかし、中には使い捨てにされるものも多くあります。「ポイ捨て」や屋外放置されたこれらが雨風によって川から海へ。微細化しながら海を漂うプラスチックは、生態系や私たちの生活に悪影響を及ぼす恐れがあります。
  それを防ぐにはマイバッグやマイボトルを持参し、レジ袋や使い捨て容器の使用を控える、分別廃棄し、リサイクルを進めるなど日頃の実践が必要です。「とっとりプラごみゼロ」を目指し、できることから始めましょう。

プラスチックの漂着ごみ

鳥取砂丘の海ごみの種類
全体の6割以上がプラスチックごみ

飲み物のペットボトル 27%
発泡スチロールの破片 13%
硬質プラスチック 12%
プラスチックのキャップ 5%
プラスチックの袋 3%
プラスチックフロート・ブイ 3%
ガラス瓶 6%
ロープ・ひも 3%
飲み物の缶 2%
その他 26%
(2019年4月6日 鳥取砂丘ジオパークセンター調査)

プラスチックは小さくなってもなくならない(プラスチックごみの排出を減らす下記参照)
ポイ捨てや屋外で放置されたプラスチックゴミが散乱

雨や風によって、川へ流れて海へ

漂流ごみ
海面や水中に浮遊しているごみ。風や海流、潮流によって遠くまで運ばれることもある。

漂着ごみ
海岸に打ち上げられたごみ。大きな木や海草に交じって、生活ごみや漁具などが漂着している。

海底ごみ
海底に沈んでしまったごみ。漁具や缶・瓶だけでなく、レジ袋なども沈んでいる。

出典「政府広報オンライン『暮らしに役立つ情報』(2019年5月14日)」

プラスチックごみの排出を減らす行動

□買い物のときには簡易包装を頼む。
□マイバッグ、マイボトルやマイ箸を持ち歩き、レジ袋やプラスチック製食器をもらわない。
□プラスチック製のストローの使用を控える。
□繰り返し使える詰め替え用ボトルを選ぶ。
□食品の保存にはふた付き容器を使い、ラップの使用を減らす。
□ごみは分別して出す。

【問い合わせ先】 県庁循環型社会推進課
電話 0857-26-7562 ファクシミリ 0857-26-7563
メールアドレス junkanshakai@pref.tottori.lg.jp



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