学生が将来を考えるとき、人生の先輩である親やきょうだいは良きアドバイザー。年末年始の帰省中は、家族がそろって話し合える良い機会です。
卒業後の人生を過ごす場所を決める重要な要素の一つに仕事があります。県は、大学や専門学校などの学生が、在学中に就業体験できる「とっとりインターンシップ」を実施しています(下記「とっとりインターンシップ」参照)。インターンシップには150を超える県内企業が参加。企業の選定や実習内容などは専属コーディネーターが相談に乗ります。また、実際の職場に身を置くことで企業の魅力や自らの適性を知るのにも役立つと参加者からも好評。参加経費の一部を支援しているので、春・夏の長期休みにぜひご利用を。下記「就職活動をサポート」に掲載の就職活動のサポートも活用してみてください。
一方、暮らしやすさも将来の生活の場を決める大事な要素。専門家が行った試算によると、鳥取県で暮らした場合の平均貯蓄額は、東京都で暮らした場合とほとんど変わらないとの結果もあります。ほかにも、子育てしやすい、時間にゆとりがあるなど都会にない良さがデータに表れています。(下記「暮らしやすさをデータで測る」参照)
地方は都市より不利、そんなイメージは
払拭して、いま一度、鳥取県での暮らしを考えてみませんか。
とっとりインターンシップ
「とっとりインターンシップ」は専属のコーディネーターを配置して、企業と学生のニーズに柔軟に対応するのが特徴。企業の選定、実習内容、日程の調整、実習中の困り事など何でもご相談を。ウェブサイトで申し込みできます。
■対象者
大学、短期大学、専門学校などの学生(学年不問)
■スケジュール(春のインターンシップ)
エントリー 随時受付中
実習 2月中旬から3月
※夏のインターンシップも5月に募集開始
■参加学生への支援(条件あり)
○居住地からの往復交通費の2分の1
○参加時宿泊が必要な場合の宿泊費2分の1
■受入企業
ウェブサイトをご覧ください。
■参加学生の声
「行きたい企業があまりない」と鳥取県での就職をあきらめかけていたが、参加企業を見て、こんなにたくさんの魅力的な企業があることに衝撃を受けた。」
「かなり親身に指導してもらえるところが多く、コーディネーターもとても親切。」
「実習後の評価シートで、自分の働きがどう見られているか知ることができ、大変参考になった。」
【申込先・問い合わせ先】 鳥取県中小企業団体中央会
電話 0857‐26‐6671 ファクシミリ 0857‐27‐1922
https://www.tottori-internship.net/?page_id=3
|
暮らしやすさをデータで測る
通勤時間の短さ(全国1位)や持ち家延べ面積の広さ(全国8位)から、鳥取県は時間や空間をゆったり使える環境にあります。また、待機児童数ゼロ(全国1位)をはじめ、子ども1人当たりの医師も多く(全国1位)、子育てしやすい環境にあります。
■通学・通勤の平均往復時間(10歳以上)
鳥取県57分(全国1位)
全国平均77分
大阪府83分(全国42位)
東京都91分(全国44位)
出典 平成28年社会生活基本調査(総務省)
■1住宅当たり持ち家延べ面積
鳥取県155.4平方メートル(全国8位)
全国平均120.9平方メートル
大阪府100.3平方メートル(全国45位)
東京都89.5平方メートル(全国47位)
出典 平成25年住宅・土地統計調査(総務省)
■15歳未満人口10万対医療施設従事小児科医師数
鳥取県174.0人(全国1位)
全国平均107.3人
大阪府112.7人(全国19位)
東京都152.3人(全国2位)
出典 平成28年医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)
■待機児童数(平成31年4月1日現在)
鳥取県0人(全国1位)
全国平均357人
大阪府589人(全国40位)
東京都3,690人(全国47位)
出典 令和元年9月報道発表資料(厚生労働省)
|
← 前のページへ 次のページへ →