南海トラフ地震等の大規模災害への備えとして、高速道路網のミッシングリンク解消による日本海国土軸及び太平洋新国土軸等の形成、広域および地域におけるネットワークの代替性、多様性の確保が喫緊の課題となっています。
このたび、高速道路のミッシングリンクを解消し、日本の再生を実現するために、高速道路の整備が遅れた10県知事か連携、国に対して要望活動を行いました。
(1)財務省への要望活動
時間:令和元年8月7日(水)午後2時15分~午後2時30分
場所:財務省 南235室
応対者:財務省 太田主計局長
(2)国土交通省への要望活動
時間:令和元年8月7日(水)午後2時45分~午後3時
場所:国土交通省 大臣政務官室
応対者:国土交通省 阿達政務官
1 発生が危惧されている大規模災害に備え国土強靭化を進めるためには、ミッシングリンクの早期解消を図り、リダンダンシーを確保して我が国の防災基盤として整備する必要があることから、高速道路ネットワークの早期形成を図ること。
2 ストック効果を最大限に発揮し、地方創生に向けた具体的な取組みによる地域経済の再生を実現するためには、ミッシングリンクの解消は必要不可欠であり、未事業化区間の計画段階評価などの速やかな実施と早期供用を図ること。
3 ミッシングリンクの解消が計画的かつ着実に進められるよう令和2年度道路関係予算は整備に必要な予算を確保するとともに、防災・減災対策や老朽化対策を含め長期安定的に道路整備・管理が進められるよう新たな財源を創設すること。
4 高速道路会社が管理する暫定2車線の有料区間については、高速道路が本来有するべき安全性・定時制を確保するとともに大規模災害など防災上の観点からも「高速道路における安全・安心計画」において、4車線化の優先整備区間箇所として位置付けること。
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