令和6年度 鳥取県タイピングスキル向上プロジェクト
「タイピングマスターへ挑戦!~情報活用能力をアップ~」の利用開始について
GIGAスクール構想も第2期に突入し、各学校で日常的にICTが活用され、学校教育に欠かせないものとなってきていることから、児童生徒の学習の基盤となる資質・能力の一つである情報活用能力の育成がますます重要となっています。
情報活用能力の一つとして、キーボードによる文字入力スキル(以下、タイピングスキルという。)があります。学習において、プレゼンテーションやレポート、ディスカッションなどを通して自分の考えを表現するための資料等を作成することがありますが、その際にキーボードを使って正しくそして素早く文字を入力するために、端末を使うための基本的な操作の習得が必要となります。また、次年度以降に予定されているCBT※による全国学力・学習状況調査等の実施において、同様のスキル習得が必要となります。※CBTとはComputer Based Testing テストを1人1台端末で実施すること
そこで、令和6年7月から鳥取県内の公立小・中・義務教育学校及び特別支援学校(小・中)の児童生徒を対象に、タイピングスキルの向上を図る「鳥取県タイピングスキル向上プロジェクト「タイピングマスターへ挑戦!~情報活用能力をアップ~」を開始しました。このプロジェクトでは、株式会社教育ネットと連携し、タイピングアプリ「らっこたん」を導入、図のような目標を設定し、タイピングの基本的な操作を大切にしながら、各学校で実施を進めています。なお、期間は令和6年7月~令和7年3月末ですが、来年度以降も継続を予定しています。
図 鳥取県令和6年度目標値
校種
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小学校5年生段階
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中学校2年生段階
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1分間の日本語入力
文字数
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40文字
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80文字
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【今後の予定】
タイピングスキルの向上を目指し、県教育センターでは、以下の予定をしています。
・タイピング指導に係るセミナーや研修の実施(教職員向け、児童生徒向け)
・タイピング大会等の実施(定期的に大会等を開催し、県全体で切磋琢磨しながら、スキル向上を目指す)
・県内公立学校の児童生徒のタイピングスキルの実態把握と分析(今後の施策に利用)
配布チラシ