学びを変える「鳥取県学校教育DX推進計画」
超スマート社会(Society5.0)の到来により、これまでにない新たな価値の創造と展開が可能な時代を迎えつつあるとともに、「予測困難で変化の激しい時代」 の中で、子どもたちは、 課題を 見出し 、多様な他者と協働しながら納得解を生み出すこと等、学習指導要領で育成を目指す資質・能力の育成に向けて、「教わる授業」から「学び取る授業」へ学びの質的転換が強く求められています。
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そこで、令和6年3月に「情報を主体的に活用し、持続可能な社会の創り手となる資質・能力をもった人材の育成」を目指す人材像として、「鳥取県学校教育DX推進計画」を策定しました。
大きなポイントは「ICT を活用した児童生徒の資質・能力の育成」として
・これまでの一斉指導に加えて、児童生徒がICTを活用することで、情報を活用し、他者と協働しながら、問題を発見・解決したり、自分の考えを形成したりする力の育成
・ICTの特性を最大限活用し、個に応じた指導の充実及び、多様な学びの機会の提供に向けた取組の推進を掲げているところです。
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この取組を支えていくために、「教職員のICT活用指導力の向上と人材を確保」したり、「ICTを活用するための環境を整備」したり、「ICT推進体制の整備と校務の改善」を進めます。
これまでは、ICTを「使う」「慣れる」から「授業での効果的な活用」に進んできた期間だと考えています。今年度は児童生徒が「ICTを課題解決のために活用」し、教師は「ICT活用を児童生徒に委ねる」場面を作っていけるよう、更にステップアップしていきたいと考えています。学校訪問型研修をはじめ、各種研修、セミナーを企画していきますのでご活用ください。