【従来型】対処型修繕
損傷が大きくなってから修繕を実施⇒ 大規模な修繕が必要⇒ 事業費大
【今後は】予防型修繕
損傷が大きくなるまえに修繕を実施⇒ 小規模な修繕でOK ⇒ 事業費小
平成29年度から令和3年度までの間に行われた定期点検の結果(全橋梁2,012橋)に基づき改定した長寿命化修繕計画の内容は以下のとおりです。
定期点検結果
全体の17%にあたる342橋が健全性3以上であり、
そのうち283橋について修繕が必要と判明
(※9橋は架設後、間もないため未点検)
長寿命化計画の策定
- マネジメントにより、橋梁の長寿命化を図り、ライフサイクルコストを縮減
- 予防型修繕により、今後50年間で総額70億円の修繕費を縮減
対症型修繕から予防型修繕へ
- 健全性3と判定された橋梁の修繕を今後5年間に集中して行い予防型修繕へ完全移行することにより予算の平準化を図ります。
- 修繕にあたっては、優先順位の高い橋梁から着手していくこととしています。
事業費の平準化
- 対症型修繕から予防型修繕へ移行後、全2,012橋に対して予防型修繕を継続的に行うためには、年間約19億円の予算が必要です。
- 老朽化等に伴う橋梁の更新についても適切な時期に更新を行います。
今後の取り組みについて
- 今後も引き続き「長寿命化修繕計画」に基づき、より効果的で効率的な維持管理を行い、安心・安全な生活の確保に努めます。
- 定期点検により橋梁の健全性を把握し、その結果に基づき長寿命化修繕計画の見直しを継続的に行います。