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2012年3月23日
平成24年3月22日(木)、鳥取県米子市出身でモデルとして活躍されているERIKO氏が公文書館を訪問しました。ERIKO氏は、自身が企画した「ラテンアメリカ縦断プロジェクト」の出発に際して、平井伸治知事を表敬訪問した後、公文書館に来館し足田晃館長、坂本敬司県史編さん室長から鳥取県の歴史やラテンアメリカとの関係について情報収集されました。
「ラテンアメリカ縦断プロジェクト」については、ERIKO氏のブログにて随時報告されるそうですので、ぜひ御覧ください。
公文書館で情報収集するERIKO氏(左)と、足田館長(中央)、坂本室長(右)
県史編さん室
公文書館 2012/03/23
in 館見学,県史編さん室
2012年3月22日
平成24年3月21日(水)、県史編さん室の清水太郎専門員が岩美町立岩美中学校で出前講座を実施しました。
岩美中学校では、2年生の道徳の時間に「澤田美喜さんの生き方に学ぶ」というテーマで学習しており、前回は新鳥取県史編さん委員でもある小山富見男先生(鳥取敬愛高校教頭)が澤田美喜さんについて授業を行いました。
今回は、美喜さんの夫で岩美町出身の澤田廉三さん(外交官であり初代国連大使)について授業を行いました。清水専門員は、本館が刊行した『澤田廉三と美喜の時代』の執筆を担当し、その執筆の過程で明らかになった事実も交えました。
岩美中の生徒たちは今回の授業を踏まえて、来年度の修学旅行で澤田美喜さんが創立した神奈川県中郡大磯町の児童養護施設エリザベス・サンダースホームを訪問することになっています。
(写真1)澤田廉三さんの生き方について授業を行う清水専門員
(写真2)真剣に授業を聞く岩美中学校の2年生
県史編さん室
公文書館 2012/03/22
in 県史編さん室,講座などのイベント
2012年3月21日
3月14日(水)から17日(土)まで、山口県文書館(山口市)と下関市の個人宅で、古代中世担当の岡村吉彦専門員が鳥取関係中世史料調査を実施しました。
山口県文書館では、「山内首藤(やまのうちすどう)家文書」「高洲(たかす)家文書」「吉見家譜(よしみかふ)」「正閏史料(せいじゅんしりょう)」に含まれる鳥取関係文書の原本調査と「萩藩閥閲録」(浄書本)の撮影、下関市の個人宅では、西伯耆の国人である進(しん)氏に関係する中世文書の調査・撮影を行いました。貴重な古文書の調査・撮影を許可していただいた所蔵者様に深く感謝申し上げます。
下関市の個人宅での調査風景。1点1点の原文書の内容を確認して、調査カードを作成します
県史編さん室
公文書館 2012/03/21
in 県史編さん室,調査
2012年3月21日
平成24年3月18日(日)に、鳥取県立博物館で新鳥取県史巡回講座「鳥取藩の参勤交代」を開催しました(鳥取県立博物館歴史講座との共催)。
講座の内容は、現在好評頒布中の鳥取県史ブックレット第10巻『鳥取藩の参勤交代』の内容を、執筆者である来見田博基(くるみだ ひろき)氏(鳥取県立博物館主任学芸員)がわかりやすく解説するというものです。当日は県内で様々なイベントが重なった日でしたが、約100名の方がご参加、熱心にご聴講いただきました。
(写真1)開会のご挨拶をする当館館長足田晃
(写真2)解説を行う来見田博基氏
(写真3)会場の様子
県史編さん室
公文書館 2012/03/21
in 県史編さん室,講座などのイベント
2012年3月16日
平成24年3月14日(水)、新鳥取県史編さん専門部会(民俗)と民俗調査中間報告会を開催しました。
午前に行われた専門部会は、5名の部会委員に御出席いただきました。まず本年度の民俗・民具調査の進捗状況などについて報告、続いて平成24年度の事業計画、『新鳥取県史 民具編』の基本コンセプトや目次構成などについて協議しました。
午後に行われた報告会は、民俗調査の進捗状況の確認、『民俗編』執筆に向け意見を交わすために開催するもので、12名の新鳥取県史編さん調査委員が参加しました。靍理恵子委員が「家族・親族」、土田拓委員が農業を中心とした「生業」、原島知子委員が「年中行事」について報告し、質疑応答を行いました。
(写真1)新鳥取県史編さん専門部会(民俗)での協議の様子
(写真2)坂田部会長
(写真3)家族・親族分野について報告する靍委員
(写真4)靍委員に質問する喜多村理子委員
(写真5)生業分野について報告する土田委員
(写真6)土田委員に質問する林賢一郎委員
(写真7)年中行事について報告する原島委員
(写真8)民俗調査中間報告会の様子
県史編さん室
公文書館 2012/03/16
in 会議など,県史編さん室
2012年3月9日
平成24年3月8日(木)、新鳥取県史編さん専門部会(古代中世)を開催しました。
会議では、まず本年度の史料調査や資料編の進捗状況などについて報告、続いて『資料編 古代中世 古記録編』の編さん計画や平成24年度の事業などについて協議しました。
新鳥取県史編さん専門部会(古代中世)での協議の様子
県史編さん室
公文書館 2012/03/09
in 会議など,県史編さん室
2012年3月5日
平成24年3月3日(土)、鳥取県立博物館にて県史編さん協力員(古文書解読)東部地区月例会を実施しました。新鳥取県史編さん専門部会(近世)では、鳥取県立博物館と共催で毎月東部、中部、西部の3会場で月例会を開いています。
この日は、県立博物館の来見田主任学芸員の鳥取藩の年中行事に関する講義のあと、参加した約20名の協力員がお互いに解読した古文書の読み合わせや情報の交換をしました。
鳥取県立博物館での県史編さん協力員(古文書解読)東部地区月例会の様子
県史編さん室
公文書館 2012/03/05
in 県史編さん室,講座などのイベント
2012年3月2日
平成24年2月24日(金)、新鳥取県史編さん専門部会(民俗)では、倉吉市大谷にある四王寺の「しほっつぁん」と呼ばれた祭りと、それに合わせて開かれた農具市について調査しました。
「しほっつぁん」は、かつて農始めの時期にあたる旧2月5日に行われました。太平洋戦争後までは四王寺に参拝する人たちが、境内や麓の集落に開かれた市で農具や生活雑貨を買い求めました。昭和30年代になると四王寺に参拝する人が少なくなったため、倉吉中心地から四王寺に向かう出口に当たる倉吉市河原町の小鴨川の土手で「しほっつぁん市」が行われるようになりましたが、昭和40年代に途絶えたようです。
今回は四王寺における僧侶による読経、参加者の様子を観察し、祭りの終了後に関係者から四王寺の祭りと、あまり記録がない「しほっつぁん市」について聞き取り調査を実施しました。今回の調査に御協力いただいた大谷地区の皆様に感謝申し上げます。
(写真1)雪が残る四王寺
(写真2)読経する僧侶の様子
(写真3)僧侶に合わせて読経する参加者
(写真4)かつて四王寺の祭りの日に「しほっつあん市」が立った小鴨橋付近の倉吉市河原町の土手。
奥に見える大イチョウが市の中心で、四王寺の賽銭箱(さいせんばこ)が置かれ四王寺山の遙拝所(拝む場所)となった
県史編さん室
公文書館 2012/03/02
in 県史編さん室,調査