防災・危機管理情報


  

2013年10月16日

日本史研究会へ出張販売

 平成25年10月12日、13日、京都産業大学で行われた2013年度日本史研究会大会で県史関係の書籍展示販売を行いました。

 今回はじめての参加でしたが、会場では「はじめて鳥取県史を知った」という方もおられる一方、「鳥取県史がんばってるね。注目してるよ」、と励ましてくださる方もおられました。

 2日間で完売となるブックレットもいくつかあり、全国の研究者のみなさまに新鳥取県史編さん事業のPRをすることもできました。

甲賀市史編さん室の方との写真
鳥取県史の活動を知り、ブックレットを購入してくださった甲賀市史編さん室の方(左)と販売中の職員(右)です。

公文書館 2013/10/16 in 県史編さん室,講座などのイベント

2013年10月11日

「さじ谷ばなしフォーラム2013」に県史編さん室専門員が参加

 平成25年10月5日(土)、鳥取市佐治町において「さじ谷ばなしフォーラム2013」が開催され、県史編さん室の樫村専門員がシンポジウムのパネリストとして参加しました。

 このフォーラムの趣旨は、さじ谷ばなしをはじめとして郷土の民話をとおして、地域文化への認識を深め、保存・継承を促進するものです。

郷土芸能披露の写真
(写真1)オープニングとして披露された佐治町福園(ふくぞの)の神楽獅子舞

基調講演の写真
(写真2)石井正己氏(東京学芸大学教授)による基調講演の様子

記念講演の写真
(写真3)岩崎京子氏(児童文学作家)による記念講演の様子

対談の様子の写真
(写真4)石井教授と中島嘉吉氏(前さじ民話会会長)の対談の様子。
語り部だった祖父の思い出、さじ谷ばなし収集の苦労について話されました。

シンポジウムの写真
(写真5)シンポジウムの様子。「昔話が伝えるもの」をテーマに意見が交わされました。

酒井薫美氏の写真
(写真6)パネリストの酒井董美氏(山陰民俗学会会長)

樫村専門員の写真
(写真7)パネリストの樫村賢二専門員

岡村絹江氏の写真
(写真8)パネリストの岡村絹江氏(さじ民話会会長)

古民家での夜語りの写真
(写真9)移築古民家である佐治歴史民俗資料館の囲炉裏端で夜語りが行われました。

掛け軸の写真
(写真10)祭壇を設けてまつられた庚申様と猿田彦の掛け軸


 本来、夜語りは庚申の日 に、これらの掛け軸をまつり、夜を徹して語り合っていたことから名が付いたと言われます。

 この日は、庚申の日ではありませんでしたが、夜語りらしく掛け軸をまつっておこなわれました。
県史編さん室

公文書館 2013/10/11 in 県史編さん室,講座などのイベント

2013年10月1日

古墳測量に伴う入札説明会を実施(考古部会)

 平成25年9月30日(月)、考古部会は、古墳測量に伴う入札説明会を実施しました。

 今年度、測量調査を実施するのは米子市淀江町にある城山(じょうやま)10号墳及び小枝山(こえだやま)12号墳です。

 むきばんだ史跡公園において入札に関する説明会をした後、業者の皆様に現地確認をしていただきました。

入札説明会の様子
(写真1)むきばんだ史跡公園で行われた入札説明会の様子

城山10号墳付近の様子
(写真2)城山10号墳付近での現地説明の様子

小枝山12号墳のある丘陵の様子
(写真3)小枝山12号墳のある丘陵。この尾根上に古墳があります。

小枝山12号墳への登山道を確認する様子
(写真4)小枝山12号墳への登山道を確認する様子。

県史編さん室

公文書館 2013/10/01 in 県史編さん室,考古

2013年9月18日

新鳥取県史編さん専門部会(民俗)・民俗調査報告会を開催

 平成25年9月2日(月)、新鳥取県史編さん専門部会(民俗)及び民俗調査報告会を県西部総合事務所会議室で実施しました。

 午前の専門部会は、4名の部会委員に御出席いただきました。まず今年度事業の実施状況について報告を行い、続いて『民俗編』刊行までの計画などについて協議しました。

協議の様子の写真
(写真1)新鳥取県史編さん専門部会(民俗)での協議の様子

坂田部会長の写真
(写真2)坂田部会長

靍副部会長の写真
(写真3)靍副部会長

福代委員の写真
(写真4)福代委員

原島委員の写真
(写真5)原島委員

民俗調査報告会の様子の写真
(写真6)民俗調査報告会の様子

県史編さん室

公文書館 2013/09/18 in 会議など,県史編さん室

2013年9月17日

米子市尚徳公民館にて資料調査を実施

 平成25年9月10日(火)、現代部会は、米子市尚徳公民館にて資料調査を実施しました。

 尚徳公民館の資料は、昨年以前より調査を行ってきましたが、今回は特に日露戦争期以降の軍事・兵事編に係わるものを対象に調査を行いました。

 今回撮影した資料の画像データを元に「軍事・兵事編」に掲載する資料の絞り込みを進めていきます。調査にご協力いただいた尚徳公民館の皆様にお礼申し上げます。

尚徳公民館の写真
(写真1)尚徳公民館の外観

兵事関係綴表紙の写真
(写真2)兵事関係綴

喜多村委員調査の様子の写真
(写真3)調査をする喜多村委員

岩佐委員調査の様子の写真
(写真4)調査をする岩佐委員

県史編さん室

公文書館 2013/09/17 in 県史編さん室,調査

2013年9月3日

北海道から特別企画展を御観覧

 平成25年9月3日(火)、北海道在住のご家族(鳥取市ご出身で現在名寄市にお住い)が来館され、開催中の特別企画展「鳥取大震災の記録」をご覧になりました。

 平成10年秋に開催した企画展「鳥取県人の北海道移住2」以来、15年ぶりのご来館です。遠方からのご来館、ありがとうございました。

御家族で記念写真

公文書館 2013/09/03 in 館見学,公文書担当

2013年9月2日

倉吉市河原町の地蔵盆調査を実施

 平成25年8月23日(金)、民俗部会は倉吉市河原町(かわらまち)で行われる地蔵盆の調査を実施しました。

 行事の中心となる河原町の東西の2つのお地蔵様のうち、東地蔵は1773(安永2)年に先祖の供養と町の安泰を願って立てられました。また、西地蔵は1893(明治26)年の大洪水で流されたお地蔵様が堤防改修工事中にたくさん出てきたことから、それを1箇所にまとめ、後の1932(昭和7)年に堤防の一角に祠を建てて安置したものといいます。

 地蔵盆は、東のお地蔵様が立てられて以来続いていると言われています。子どもが行う地蔵祭の始まりは不明ですが、大将(中学1年)、中将(小学6年)、少将(小学5年)という縦割りの子ども組が実施し、かつては縦割りの上下関係を学ぶ場であったといいます。

 行事では、子どもたちが鐘を鳴らし大数珠を輪にしながら町を巡回、無病息災を祈願します。また参拝者からのお供物を受け付けて、お札を配布するなど重要な役割を果たします。これは伝統的な子ども組行事の特徴です。重要な役割を果たす子どもたちは、生き生きと役割を果たしており、祭礼の際には僧侶ともに一生懸命読経し、説教も真剣に聞いていました。

 かつて倉吉の中心的な町であった河原町も少子高齢化が進み、子どもの人数が減少しているようですが、今後もこの祭が続いていくことが期待されます。

 最後になりましたが、調査に御協力いただいた河原町地蔵祭り実行委員会の皆様にに御礼申し上げます。

東のお地蔵様の写真
(写真1)倉吉市河原町の東のお地蔵様

巡回する子どもたちの写真
(写真2)午後1時の巡回をする子どもたち。
巡回は午前10時、11時、午後は13時、14時、16時に行われます。

巡回する子どもたちの写真
(写真3)午後4時の巡回をする子どもたち。
中学校が登校日のため、午前は中将と少将(小学5、6年生)のみでしたが、午後は大将(中学1年生)も加わりました。

東地蔵での祭礼の写真
(写真4)東地蔵での祭礼の様子

僧侶が教典で祭礼参加者の肩をたたく様子の写真
(写真5)僧侶が教典で祭礼参加者の肩をたたく様子【東地蔵にて撮影】

西地蔵で僧侶の説教を真剣に聞く子どもたちの写真
(写真6)僧侶の説教を真剣に聞く子どもたち【西地蔵にて撮影】

参詣者からお供えの団子を受け取る大将の写真
(写真7)参詣者からお供えの団子を受け取る大将(中学1年生)【西地蔵にて撮影】

奉納された団子を地蔵前の線香であぶる子どもたちの写真
(写真8)奉納された団子のうち1本を地蔵前の線香であぶり参詣者にお返しします【西地蔵にて撮影】

参詣者に配布されるお菓子、団子とお札の写真
(写真9)参詣者に配布されるお菓子、団子とお札子

参詣者が数珠を体に当てる様子の写真
(写真10)この数珠が入った桶が賽銭(さいせん)箱です。
体の悪い部分に数珠を当てると良くなるといわれ、参詣者が腰に数珠を当ています【西地蔵にて撮影】

子どもに数珠を当てる母と祖母の写真
(写真11)子どもに数珠を当てる母と祖母
「頭が良くなるように」と祈願しました【東地蔵にて撮影】

数珠を体に当てる子どもたちの写真
(写真12)巡数珠を体に当てる子どもたち【東地蔵にて撮影】
勉強が出来るようになりたいときは頭、足が速くなりたいときは足に数珠を当てるそうです。

お地蔵様に手を合わせて参拝する子どもの写真
(写真13)丁寧に参拝する子どもたち【西地蔵にて撮影】

賑やかな縁日の写真
(写真14)出店がでて野外ライブなどが行われていました。若者も多く賑やかでした

県史編さん室

公文書館 2013/09/02 in 県史編さん室,調査

2013年8月30日

大阪市立大学の方々が御来館

 平成25年8月30日(金)、大阪市立大学で近現代史を学ぶ研究者・学生がゼミ合宿の一環で当館を視察されました。みなさまの見学で、公文書館も活気づきました。御来館ありがとうございました。

館長室での様子の写真
(写真1)最初に公文書館の概要を説明

地下書庫の様子の写真
(写真2)地下書庫で資料の排架状況等を説明

企画展閲覧中の様子の写真
(写真3)現在開催中の特別企画展「鳥取大震災の記録」を観覧いただきました

公文書担当

公文書館 2013/08/30 in 館見学,公文書担当

2013年8月27日

竹内鳥取市長の御来館

 平成25年8月27日(火)、竹内鳥取市長が来館され、開催中の特別企画展「鳥取大震災の記録」をご覧になりました。

竹内市長の写真1
(写真1)熱心に写真を見る竹内市長

竹内市長の写真2
(写真2)担当職員の説明に熱心に耳を傾けておられました

公文書館 2013/08/27 in 館見学,公文書担当

2013年8月20日

開催間近!特別企画展「鳥取大震災の記録」

 平成25年8月23日(金)から特別企画展「鳥取大震災の記録」を開催します。

 約90点の資料から鳥取大震災の実態に迫ります。「震災は鳥取に何をもたらしたのか、震災から学ぶべきこととは?」ご期待ください。

公文書館前の写真
タイトルサインを設置しました

公文書館 2013/08/20 in 公文書担当,展示

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