5月12日(金)に、初めて特別支援学級を担任する教員を対象に、児童生徒の障がいの状態や発達段階に応じた適切な指導支援を行うために必要な基本的事項について習得を図ることをねらいとした研修を実施しました。
障がいのある児童生徒等の指導に当たっては、障がい特性に応じて教室環境や接し方、教材の提示の仕方などに配慮する必要があります。指導・支援の場面においては、例えば、次のようなことがポイントになります。
・1時間の授業のめあてと流れを明示する。
・活動の終わりを具体的に伝え、見通しをもたせる。
・スモールステップの課題を準備し、成功体験を積ませる。
・具体的な言葉で一つずつ指示を与え、具体物、写真、文字等で補う。など
詳細は、鳥取県教育委員会発行の「特別支援教育の手引」(令和4年3月改訂)の92ページに「基本のチェックポイント13」として具体例を交えて掲載されています。また、123ページから「通常の学級における『分かる』『できる』指導の工夫」として教室環境や国語、算数における指導の具体例も掲載されています。ぜひ御活用ください。
特別支援教育の手引(実践ポイント集 P92~P123)
特別支援教育の手引(実践ポイント集 P124~P125)