▲県立美術館プレサイト
上段のカラー写真は季節によって内容を入れ替えて展示しています。
押し葉標本は引き出しに収納してあります。
大賀ハス、ハマナス、クロマツ
北海道から本州・四国九州に分布する落葉の高木。冷温帯下部から暖温帯にかけて広く生育しています。
特別なあく抜きの必要がないシイ類や、クリの実は古代から貴重な食糧であったと考えられています。
(押し葉標本)
秋の七草の一つであり、日本全国の草地に生育する多年草。
ススキは「カヤ」とも呼ばれ、昔からカヤ拭き屋根の材料や飼料などに利用され、農村ではこれらを調達するために協力してカヤ場が維持されてきました。
海岸の砂地に大群落をつくる北方系の植物。
鳥取市白兎、西伯郡大山町(旧中山町)、千葉県九十九里浜がそれぞれ南限地とされています。
ハマナスの別名「ハマナシ」はこの果実の形に由来するといわれています。
潮風に強く海岸域にみられます。山陰海岸などを「白砂青松」と表現するときの青松はこのクロマツです。
花期は春で、雄花と雌花を別々に付けます。
(左:雄花 右:雌花)
雌花は翌年の秋までかけて、ゆっくりと種子の入ったマツカサに成長していきます。
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