鳥取市内に本拠地を置く(一財)日本きのこセンターグループでは、原木しいたけの従来の乾燥法とは異なる低温による乾燥法を開発し、この低温乾燥法により生産されたものを「旨味椎茸」として販売しています。
「旨味椎茸」は、従来の乾燥法による戻し時間を大幅に短縮し、湯戻しにより15分程度で簡単にだしを取ることができます。また、苦味や雑味が少なく、うま味成分が従来の1.5倍に拡大することも確認されています。
「旨味椎茸」がこれまで敬遠されがちであった若年層にも受け入れられ、原木乾(ほし)しいたけの需要拡大につながる商品になることが期待されています。