県は、「共に認めあい、互いに支えあい、誰もが活躍できる元気な鳥取県」を目指し、「鳥取県性にかかわりなく誰もが共同参画できる社会づくり計画」を策定しました。
この計画は、男女共同参画社会基本法に基づき、性別によらず誰もが対等に活躍できる社会を実現するために都道府県ごとに定めるもの。2021年3月に終了する「第4次鳥取県男女共同参画計画」の成果や課題などを踏まえて、さらなる取り組みを展開します。
第4次計画では、「子育て支援の拡充」や「働く場における女性の活躍」などで目標値を達成。一方で、男性の育児・家事時間は短く、育児休業取得率は低いままです。こうした状況の改善に向けて、6つの重点目標を掲げ、長時間労働の是正や気兼ねなく育児休業を取得できる環境整備の支援、子どもの頃からの学びの推進による固定的な性別役割分担意識の解消などを進めます。
加えて、男女に限定されない性の多様性に配慮し、計画の名称を変更しました。
誰もが個性と能力を発揮し、活躍できる社会を実現するには、一人一人の理解と意識改革が不可欠です。家庭、地域、職場など、あらゆる場面で相手を理解し、尊重して、互いに助け合えるよう日頃の生活を振り返り、改めて考えてみることが大切です。
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