このたび、株式会社ミヨシ産業(米子市)が国と県の補助を受けて南部町に建設を進めていた、CLTプレカット加工工場が完成し、3月26日に竣工式が執り行われました。CLT(直交集成板)は、板材の繊維方向を直交させて積層接着した幅広・長大の面材で、大規模な建物も建築できる、今注目の建材です。新工場では、CLTの接合部の加工や寸法調整等をコンピュータ制御でスムーズに行うことができることから、県内はもちろん県外でのCLT建築物の普及、県産木材の利用拡大に弾みがつくものと期待されています。
↑新工場外観(株式会社ミヨシ産業提供)
↑CLT加工機械の動きに興味津々
↑CLT建築の新技術「CELL UNIT」 このユニットを組み合わせて建物を作ります