1 目指す「きのこ王国とっとり」
2 「きのこ王国とっとり」の実現のための2つの戦略
○戦略1 新たなきのこ産業の創出
1.生薬・薬用きのこの安定生産技術の開発・向上と本格生産開始
〇 ブクリョウの収量アップの研究、本格生産体制の整備
〇 チョレイマイタケの生産技術の開発
〇 マンネンタケ等の薬用きのこの安定生産技術の開発
2.創薬向けきのこ品種の確定・生産技術の開発
〇薬用成分の含有量が多いきのこ品種の確定
⇒特にエルゴチオネインを含むきのこの特定、生産技術の開発。
※エルゴチオネイン:アンチエイジング(酸化防止効果)が期待される成分
3.新たな食用きのこの生産技術の開発・向上
〇安定生産技術の開発・向上及び生産コストの低減
〇白色アラゲキクラゲの食品としての利用向上
〇ヤナギマツタケの成分や生産性の向上
〇アラゲキクラゲ、無胞子エリンギの生産体制の強化
○戦略2 原木しいたけ115号のブランド化
1.原木しいたけ115号のブランド化戦略の策定
〇 生産から販売までを計画的に行う体制の整備など
2.原木確保体制の整備
〇遊休農地、果樹園跡地を活用した効率的な原木林の造成
〇自伐において労働災害が発生しないよう伐木研修の実施
〇森林組合や造林公社と連携し原木林の活用及び確保
〇原木林やほだ場を次世代に継承など
3.生産技術の向上
〇発生ハウス・散水施設の導入等による品質向上及び単位収量の増加
〇虫だし処理方法の改善による品質の向上など
4.生産者の確保・育成
〇生産技術研修会の実施による新規生産者の参入増加及び生産拡大
〇中山間地域において地域・グループによる栽培経営を支援など
5.消費者への販売促進の強化
〇県内外(大消費地)におけるしいたけに対する消費嗜好調査
〇旅館・飲食店・ 業務用・学校給食をはじめとする県内外への販売促進活動
〇食に関するイベント等を実施し魅力の発信による消費の拡大など
3 「きのこ王国とっとり」の実現のための指標
4 鳥取県きのこ産業ビジョン(全文)
鳥取県きのこ産業ビジョン(全文)(PDF形式:2521KB)