令和6年3月に鳥取県障がい者プランが改定され、従来、別に作成していた「工賃3倍計画」は鳥取県障がい者プランに統合されました。
工賃向上に係る計画を鳥取県障がい者プランに統合するに当たり、以下のとおり「魅力ある就労B型実現目標」を定め、その実現に向けて各種支援策に取り組んでいきます。
工賃の向上に関する全体目標
- 工賃支払総額について、計画策定当初(平成19年度)と比較して、4倍以上の水準を目指します。(令和11年度の工賃支払総額8億7,676万円以上を目指すもの)
- 就労継続支援B型事業所の平均工賃月額について、年2.2パーセント以上の伸びを確保することを目指します。(令和11年度の平均工賃月額23,731円以上を目指すもの)
就労時間の向上に関する全体目標
就労継続支援B型事業所の利用者の一人当たり月平均就労時間を上昇傾向に転換させることを目指します。(平成24年度から令和4年度の間に、一人当たり月平均就労時間が約1割減少傾向にあり、これを上昇傾向に転換させることを目指すもの)
満足度の向上に関する全体目標
就労継続支援B型事業所の利用者の満足度が限りなく100パーセントに近づくよう、利用環境の充実を目指します。(利用者の満足度のモニタリングのため、定期的に満足度アンケート調査を実施するもの)
本目標は、県全体として目指すべき水準を示すものであり、利用者それぞれの工賃や就労時間は、個々の就労状況や個別支援計画の内容等を踏まえて決定されるものであって、一律に工賃・時間増を求めるものではありません。
|