2012年5月18日
平成24年5月16日(水)、公文書館会議室で、近代・現代合同部会事前協議を実施しました。
岸本近代部会長、小山現代部会長を中心に、次の新鳥取県史資料編はどんな内容にするか、ブックレットの執筆を誰にお願いするか…。6月13日開催の第1回合同部会に向けて、活発な議論を行いました。
(写真1)白熱する議論の様子
(写真2)次の刊行物の案に目を通しています
県史編さん室
公文書館 2012/05/18
in 会議など,県史編さん室
2012年5月16日
平成24年5月9日(水)から11日(金)までの3日間、新鳥取県史編さん専門部会(古代中世)では財団法人前田育徳会尊経閣文庫(東京都目黒区駒場)で史料調査を、東京大学史料編纂所(東京都文京区本郷)で校訂作業を実施しました。
尊経閣文庫は加賀藩前田家所有の古文書・書籍を保管する資料館で、ここでは古代中世担当の岡村吉彦室長が鳥取県関係史料を調査しました。また東京大学史料編纂所では、古代中世部会の秋山伸隆委員と岡村室長の2名が「中世 古文書編」に掲載予定の中世文書釈文(しゃくもん:読みにくい文書を、読みやすい字体・文体に直したもの)の校訂作業を行いました。今回の調査に御協力いただいた皆様に御礼申し上げます。
(写真1)中世史料調査を実施した財団法人前田育徳会尊経閣文庫の外観
(写真2)校訂作業を行った東京大学史料編纂所の外観
(写真3)東京大学史料編纂所で写真帳をもとに校訂作業をする秋山委員
県史編さん室
公文書館 2012/05/16
in 県史編さん室,調査
2012年5月15日
平成24年5月12日(土)、現代担当の清水太郎専門員が午前に米子市立山陰歴史館で資料調査を実施し、午後に米子市文化ホールで伯耆文化研究会5月例会で出前講座を実施しました。
今回の調査は、米子市立山陰歴史館に近現代の資料群が多く所蔵されているため、本格的な調査計画を立てるための事前調査です。
出前講座は、平成23年9月に鳥取県立公文書館が発行した報告書『日露戦争時・鳥取県域に漂着したロシア兵』の執筆を担当した清水専門員に、伯耆文化研究会からその執筆内容に関する講演依頼があったため実施しました。講座には約50名に会員に参加いただき、報告書のうち大山町、境港市など伯耆地方に関する部分を講演しました。
(写真1)米子市立山陰歴史館での資料調査の様子
(写真2)挨拶と清水専門員の紹介をする坂田友宏伯耆文化研究会会長
坂田会長は、新鳥取県史編さん委員会副会長、新鳥取県史編さん専門部会(民俗)の部会長も務められています
(写真3)講演する清水専門員
(写真4)会場の様子
県史編さん室
公文書館 2012/05/15
in 県史編さん室,講座などのイベント,調査
2012年5月11日
当館では、貴重資料の保存・複製化のために、マイクロフィルム撮影を行っています。近年は、デジタルカメラを利用することが多くなりましたが、データの長期保存には、マイクロフィルムが最も効果的とされています。
専用のカメラを使い、資料を一枚ずつ丁寧に撮影します。1本のフィルムで約500コマ。根気のいる作業が続きます。撮影後は現像に出します。完成したマイクロフィルムは、専用機で閲覧したり、プリンターで紙焼きしたりすることができます。
(写真1)マイクロフィルム撮影の様子
(写真2)裏写りするところは、間に紙を入れて撮影します
公文書担当
公文書館 2012/05/11
in 公文書担当
2012年4月18日
平成24年4月16日(月)、倉吉市大谷地区で、現代担当の清水太郎専門員と近代担当の岡梓主事が資料調査を実施しました。
これは平成24年2月に大谷地区の四王山の祭りを民俗部会が調査した際、大谷地区自治公民館に近世期から現代までの区有文書が保管されていることが判明したため、大谷地区の協力を得て調査を実施したものです。今回は、近代の資料を重点的に調査し、写真撮影を行いました。貴重な古文書の調査・撮影を許可していただいた大谷地区の皆様に深く感謝申し上げます。
(写真1)大谷地区自治公民館での資料調査の様子
(写真2)写真について聞き取り調査をする清水専門員
県史編さん室
公文書館 2012/04/18
in 県史編さん室,調査
2012年3月23日
平成24年3月22日(木)、鳥取県米子市出身でモデルとして活躍されているERIKO氏が公文書館を訪問しました。ERIKO氏は、自身が企画した「ラテンアメリカ縦断プロジェクト」の出発に際して、平井伸治知事を表敬訪問した後、公文書館に来館し足田晃館長、坂本敬司県史編さん室長から鳥取県の歴史やラテンアメリカとの関係について情報収集されました。
「ラテンアメリカ縦断プロジェクト」については、ERIKO氏のブログにて随時報告されるそうですので、ぜひ御覧ください。
公文書館で情報収集するERIKO氏(左)と、足田館長(中央)、坂本室長(右)
県史編さん室
公文書館 2012/03/23
in 館見学,県史編さん室
2012年3月22日
平成24年3月21日(水)、県史編さん室の清水太郎専門員が岩美町立岩美中学校で出前講座を実施しました。
岩美中学校では、2年生の道徳の時間に「澤田美喜さんの生き方に学ぶ」というテーマで学習しており、前回は新鳥取県史編さん委員でもある小山富見男先生(鳥取敬愛高校教頭)が澤田美喜さんについて授業を行いました。
今回は、美喜さんの夫で岩美町出身の澤田廉三さん(外交官であり初代国連大使)について授業を行いました。清水専門員は、本館が刊行した『澤田廉三と美喜の時代』の執筆を担当し、その執筆の過程で明らかになった事実も交えました。
岩美中の生徒たちは今回の授業を踏まえて、来年度の修学旅行で澤田美喜さんが創立した神奈川県中郡大磯町の児童養護施設エリザベス・サンダースホームを訪問することになっています。
(写真1)澤田廉三さんの生き方について授業を行う清水専門員
(写真2)真剣に授業を聞く岩美中学校の2年生
県史編さん室
公文書館 2012/03/22
in 県史編さん室,講座などのイベント
2012年3月21日
3月14日(水)から17日(土)まで、山口県文書館(山口市)と下関市の個人宅で、古代中世担当の岡村吉彦専門員が鳥取関係中世史料調査を実施しました。
山口県文書館では、「山内首藤(やまのうちすどう)家文書」「高洲(たかす)家文書」「吉見家譜(よしみかふ)」「正閏史料(せいじゅんしりょう)」に含まれる鳥取関係文書の原本調査と「萩藩閥閲録」(浄書本)の撮影、下関市の個人宅では、西伯耆の国人である進(しん)氏に関係する中世文書の調査・撮影を行いました。貴重な古文書の調査・撮影を許可していただいた所蔵者様に深く感謝申し上げます。
下関市の個人宅での調査風景。1点1点の原文書の内容を確認して、調査カードを作成します
県史編さん室
公文書館 2012/03/21
in 県史編さん室,調査
2012年3月21日
平成24年3月18日(日)に、鳥取県立博物館で新鳥取県史巡回講座「鳥取藩の参勤交代」を開催しました(鳥取県立博物館歴史講座との共催)。
講座の内容は、現在好評頒布中の鳥取県史ブックレット第10巻『鳥取藩の参勤交代』の内容を、執筆者である来見田博基(くるみだ ひろき)氏(鳥取県立博物館主任学芸員)がわかりやすく解説するというものです。当日は県内で様々なイベントが重なった日でしたが、約100名の方がご参加、熱心にご聴講いただきました。
(写真1)開会のご挨拶をする当館館長足田晃
(写真2)解説を行う来見田博基氏
(写真3)会場の様子
県史編さん室
公文書館 2012/03/21
in 県史編さん室,講座などのイベント
2012年3月16日
平成24年3月14日(水)、新鳥取県史編さん専門部会(民俗)と民俗調査中間報告会を開催しました。
午前に行われた専門部会は、5名の部会委員に御出席いただきました。まず本年度の民俗・民具調査の進捗状況などについて報告、続いて平成24年度の事業計画、『新鳥取県史 民具編』の基本コンセプトや目次構成などについて協議しました。
午後に行われた報告会は、民俗調査の進捗状況の確認、『民俗編』執筆に向け意見を交わすために開催するもので、12名の新鳥取県史編さん調査委員が参加しました。靍理恵子委員が「家族・親族」、土田拓委員が農業を中心とした「生業」、原島知子委員が「年中行事」について報告し、質疑応答を行いました。
(写真1)新鳥取県史編さん専門部会(民俗)での協議の様子
(写真2)坂田部会長
(写真3)家族・親族分野について報告する靍委員
(写真4)靍委員に質問する喜多村理子委員
(写真5)生業分野について報告する土田委員
(写真6)土田委員に質問する林賢一郎委員
(写真7)年中行事について報告する原島委員
(写真8)民俗調査中間報告会の様子
県史編さん室
公文書館 2012/03/16
in 会議など,県史編さん室