(1)「授業やホームルームにおいて、生徒が思いや感情を表現したり、他者と協働する場面をこまめに取り入れ、『学校でしかできないこと』を考え続け実践したいと感じました。」
(2)「それぞれが持っているアイデアを受け止めながら、話し合いを重ね一つにまとめていくことは、難しいことでもありますが、それができたときの達成感は大きいと感じました。そのような話合いをさせるために、役割をはっきりさせることと、小グループから練習を重ねるということを夏休み明けからチャレンジしてみたいと思います。」
(3)「1人では体験できないこと、1人では味わえない感情等、相手と一緒に活動することの楽しさや良さを改めて実感できた。自分1人では思い付かないことを教えてもらえたり、苦手な部分を補い合えたり、個ではできない経験を学習場面で取り入れていくことにより、子ども同士の繋がりに広がりが見えてきたり、関係性も変化していくのだろうと感じた。その際、一緒にやってよかったと思えるよう、教師が評価して認め伝えること、自分たちにもできることがたくさんあって、役割もたくさんあることを、機会を逃さず伝えていくことも大切だと感じた。」
これらは7月27日(火)3年目研修の受講者の感想です。この研修では、各自が所属校でタブレット端末を活用し、鳥の劇場 中島諒人芸術監督の指導のもと、。「路線バスの新しい生かし方」というテーマで、グループでのCM作成に取り組みました。
完成に至るまでの過程で、他者と協働して一つのものをつくりあげることの大切さや、共に学び合う人間関係づくりを意図的計画的に仕掛けていくことの大切さを感じ取り、早速、児童生徒の話し合いの場面や自身の授業と重ね、夏休み明けからの実践に意欲を高めていました。各グループの出来上がった作品は、個性を生かしたユニークなものでした。
3年目研修では、自己成長のマネジメントや人間関係づくりに関する課題研究をとおして、教員としての実践的指導力の向上をめざしています。夏季休業後も受講者それぞれが設定しためざす児童・生徒像の実現にむけて、本日の学びを生かしてほしいと思います。