研修トピックス

2021年10月26日

初めての集合研修!体験を通して校種間連携の視点を得た初任者研修(中学校・義務教育学校)

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<「初任者に期待すること」(米子工業)>

 

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<「旋盤実習」(米子工業)>

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<「鳥商デパート経営委員の高校生たちと」(鳥取商業)>

 

 今年度の初任者研修(中学校・義務教育学校)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Web会議システムを活用した非集合型研修を実施してきましたが、感染状況が改善したため、今回初めて集合型研修を実施することとしました。
 オンライン上では顔を合わせたことはあっても、直接初任者同士で会うことは初めてということもあって、最初は緊張している様子でしたが、次第に自然と打ち解け、話も弾んでいたようでした。支え合い、高め合える同期のつながりの形成も期待しています。
 研修では、「校種間連携」「ふるさとキャリア教育」をテーマに、A日程とB日程に分けて、米子工業高等学校と鳥取商業高等学校を会場として実施しました。
 
 米子工業高等学校では、授業参観や各科の実習体験を通して、初任者の多くが専門高校での学びが生活や仕事に密接につながる「生きた」知識であると感じ、中学校から高校への連携を意識した教育の視点を持つことの大切さに気付いていました。
  
 鳥取商業高等学校では、鳥商デパート経営委員の高校生による「鳥商デパート」の取組についての発表や意見交換を通して、高校生の凛とした所作や堂々とした発表、活発な質疑応答に衝撃を受け、自校の生徒たちに卒業までにどのような力をつけさせるべきかをしっかりと考えていました。

 今回の研修では、子どもたちの成長を中学校3年間で捉えるのではなく、小学校との接続と、中学校卒業後も見据えたキャリアデザインを基にした教育活動の実践が大切であることの学びを得ていました。そして、そのような実践が、子どもたちの自立と自分らしい生き方の実現、さらに将来にわたりふるさとに誇りと愛着を持ち鳥取県を担う子どもたちの育成につながると、明日からの実践に向けて意欲を高める一日になったと確信しました。


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