県教育センターでは、8月までの研修について、原則非集合としており、学校経営研修も県内外の講師と各所属校をつないで実施しています。
6月21日には、大阪で法律の専門家の立場で子どもの育成に関わっている弁護士をオンラインで招き、新任校長32名を含めた校長62名を対象とした学校危機管理と校長の役割についての研修を実施しました。
講義では、現在の学校教育が抱える様々な問題について、最新の事例を挙げながら、背景をきちんとアセスメントして支援方法をプランニングし、チーム対応することの重要性を伝えていただきました。一同大変熱心に聴き入る様子がうかがえました。
研修後の振り返りでは、自校の事故発生時の体制の点検や、いじめ対策委員会の在り方の見直しといった具体的な取組に早速着手したいという声が多くありました。研修での学びが学校経営に生かされ、子どもたちがより安心・安全な学校生活を送ることを切に願います。
教育センターでは、画面越しであっても、県としての思いを発信しつつ、学校のニーズと最新の情報をつなぐ研修を工夫していきます。