6月の初任者研修は各校種ごとに研修番号3及び研修番号4を実施しています。非集合での遠隔研修が続いており、各所属校での受講となりますが、研修成果が上がるよう、講義はもちろん、演習や協議も取り入れながら、研修方法について最大限工夫を凝らしながら実施しています。
6月3日に実施した初任者研修(特別支援学校)では、鳥取盲学校をホスト会場に、視覚障がい教育について講座を開きました。事前に受講者に郵送しておいた点字を使っての演習、タブレットで校舎内を撮影しながら数多くの設備や機器の紹介など、鳥取盲学校の教職員の皆様のアイデアを盛り込んだ熱心な講義等により、学びを深めました。
講義・演習で学んだことをもとに行った協議では、次のように自分の実践を振り返り、明日からの実践に生かすことを見出していました。
「児童が自発的に学ぼうと心を動かす体験ができるような課題、教材を提供することが、主体的な学びにつながると感じた。」「掲示の仕方、教科書等の配置についてなどを改めて考えるきっかけになった。」
研修での学びが授業づくりに生かされることを期待しつつ、今後も工夫を重ねます。