鳥取県産の白ねぎの特徴は、約10種類ほどの品種を使い分けて栽培している周年栽培
白ねぎは鳥取県下全域で栽培されており、中でも西部地区では、昭和初期から弓浜地区の砂畑を中心に栽培が始まりました。
今では栽培技術が発達し、水田地区や中山間地にまで栽培が広がっています。
鳥取県産の白ねぎの特徴は、約10種類ほどの品種を使い分けて栽培している周年栽培。
つまり1年中おいしい白ねぎを食べることができ、西日本では大きい産地の一つとなっています。
※古くから県西部地区で栽培されていた在来種「伯州美人(外部サイト)」
歴史
原産地は、中国西部またはシベリアとされています。中国では2,000年以上前から栽培され、体を温め、疲労を回復する薬用植物として珍重されていました。
日本へは8世紀頃に伝わり、平安時代には食用として盛んに栽培されており、古くから食べられていた野菜の一つです。
日本で一般的に使われるネギは、気候適性よって白ネギの千住群と加賀群、青ネギの九条群の3種類に大別できますが、他にも白ネギや青ネギの中間型やあさつき、わけぎ、リーキなどネギの仲間はなんと500種類以上あります。
購入する際には
・白い部分が長く、緑と白の境目がはっきりしているもの。
・白い部分を触ってみて、しっかりしているもの。
・切り口がきれいでみずみずしいもの。
・葉に傷や病気の跡がないもの。
保存方法
・乾燥を防ぐため新聞紙等に包み冷暗所で保存。
・泥付き、根付きの方がより長く保存が利きます。
・あらかじめ、小口切りやみじん切り等使う形態に切ってから、小分けして冷凍保存するのもオススメです。(冷凍のまま調理してください)