鳥取県東部で50年愛されている牛ホルモン入り焼きそば
鳥取県東部で50年間愛されている牛ホルモン入りの焼きそばで「ホルソバ」と呼ぶ人が多いようです。
昭和30年代、鳥取市内に多くあった焼肉屋・ホルモン屋で、ホルモンと野菜を味噌ダレで炒めた中に「中華そば」を入れてみると、これが実に美味だったのが始まりだとか。
現在、鳥取市を中心とした約30店舗ほどの食堂や焼肉店等で食べられるそうです。
2010年には、鳥取ホルモン焼きそばで鳥取を楽しく盛り上げようという
「鳥取ホルソバカスタマーセンター」という市民団体も立ちあがり、これからの盛り上がりが期待されます。
「ホルモン焼きそば」と一口にいっても、タレ・ホルモン・麺・その他の具材が各店で違い、その味や食べ方はいろいろです。
ホルモン焼きそばを提供する店は市内に約30店舗あり、それぞれ個性があります。
中にはカレーホルソバも。ぜひ食べ比べて貴方の好みの味を見つけてみてくだい。
ぷりぷり派?こりこり派?
鳥取ホルモン焼きそばにはいる牛ホルモンには、大きく分けるとプリプリした食感の「パイプ」「シマ」といった“腸系”と、コリコリした食感のハツ・ミノ・ハチノスなども入る“ミックス系”があります。
味噌系?混ぜ系?付けダレ系?
タレは味噌系が主流ですが、店によって濃さ甘さ辛さも様々です。
梨を隠し味にいれていたり、にんにくがたっぷりきいたものなど、各店こだわりが出るところです。
昭和時代から続く店舗は“付けダレ”があり、タレをつけて好みの濃さに調整するのが主流。
新しい店に多いのは、 最初からタレを絡めて焼く「混ぜ系」タイプです。
イケ麺?カタ麺?モチモチ麺?
食べ比べるなら麺にも気を配ってみましょう。
太い麺、細い麺、モチモチ麺など、タレやほかの具材と相まって、各店のホルモン焼きそばの個性を創り上げています。