防災・危機管理情報


  

インフルエンザウイルスPCR遺伝子型検査

衛生環境研究所では、県内の医療機関からご提供いただいたインフルエンザやインフルエンザ様疾患等の検体についてPCR法でインフルエンザウイルスの検出を行っています。

(新型コロナウイルス感染症検査対応のため、令和2年4月~令和5年3月まで検体収集を停止していました。)
■病原体定点検査■

今シーズン(2024年9月~現在の検体採取)の検査結果は、検出数が1件で、検出した型別はA2009型が1件です。

詳細については以下をご覧ください。

2024-2025年シーズン(2024年9月~現在)インフルエンザウイルスPCR検出結果(pdf:15KB)

検体採取時期

検出数

型別

年月日

東部

中部

西部

合計

A

2009

AH3型

B型
Victoria
系統

B型
山形
系統

2024年9月~現在

 0

0

1

1

1

0

0

0

 

23-24シーズンはこちら

2023-2024年シーズン(2023年9月~2024年9月)インフルエンザウイルスPCR検出結果(pdf:17KB)

検体採取時期

検出数

型別

年月日

東部

中部

西部

合計

A

2009型

AH3型

B型
Victoria
系統

B型
山形
系統

B型
系統
不明

2023年9月~2024年9月

3

1

30

34

9

16

8

0

1

 

22-23シーズンはこちら

2022-2023年シーズン(2023年4月~2023年9月)インフルエンザウイルスPCR検出結果(pdf:15KB)

19-20シーズンはこちら

2019-2020年シーズン(2019年9月~2020年3月)インフルエンザウイルスPCR検出結果(pdf:16KB)

 

このページに掲載していない過去のデータのご希望や、ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。

担当:鳥取県衛生環境研究所保健衛生室
       (電話0858-35-5415  ファクシミリ0858-35-5413)
 

  

インフルエンザA2009型のタミフル耐性株検出状況

衛生環境研究所では、タミフル耐性ウイルスの出現を監視するため、定期的にタミフル耐性遺伝子の確認検査を実施しています。タミフル耐性ウイルスに変異するのは、主にA2009型とAソ連型のインフルエンザウイルスで、A香港型やB型はほとんど変異しないことが分かっています。確認検査はA2009型インフルエンザウイルスで行っています。

■2023-24シーズン(2023年9月~2024年3月)は、5件の検査を実施しました。その結果、3件は感受性、2件は判定不能でした。
■2018-19シーズン(2018年9月~2019年8月)は、10件の検査を実施しました。その結果、4件は感受性、6件は判定不能でした。

■2017-18シーズン(2017年9月~2018年8月)は、9件の検査を実施しました。その結果、4件は感受性、5件は判定不能でした。

■2016-17シーズン(2016年9月~2011年7月)は、7件の検査を実施しました。その結果、2件は感受性、5件は判定不能でした。
■2015-16シーズン(2015年9月~2016年8月)は、18件の検査を実施しています。このうち 1件から薬剤耐性遺伝子が検出され、国立感染症研究所で薬剤感受性試験を行った結果、オセルタミビル(商品名タミフル)及びペラミビル(商品名ラピアクタ)に対して耐性を示すことが確認されました。
日本国内では、インフルエンザ治療薬として、主にオセルタミビル、ペラミビル、ザナミビル(商品名リレンザ)及びラニナミビル(商品名イナビル)の4薬剤が使用されていますが、これらすべてに耐性を示す変異ウイルスは、これまでに1例も検出されておりません。

  

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