インフルエンザウイルス検査情報

インフルエンザウイルスPCR遺伝子型検査

(新型コロナウイルス感染症検査対応のため、令和2年4月より検体収集を一時停止しています。)
衛生環境研究所では、県内の医療機関からご提供いただいたインフルエンザやインフルエンザ様疾患等の検体についてPCR法でインフルエンザウイルスの検出を行っています。

2020年3月3日までの検査結果については、下記のとおりです。

■病原体定点検査■

検体採取時期

検出数

型別

年月日

東部

中部

西部

合計

 A2009型

AH3型

B型
Victoria
系統

B型
山形
系統

2019年9月2日~2020年3月3日現在

 1

3

11

 15

 15

0

0

0


今シーズン(2019年9月2日~2020年3月3日現在の検体採取)の検査結果は、検出数合計が15件で、検出した型別はすべてA2009型です。

2019-2020年シーズン(2019年9月2日~2020年2月29日現在)インフルエンザウイルスPCR検出結果(PDFファイル:16KB)

18-19シーズンはこちら

2018-2019年シーズン(2018年9月3日~2019年8月31日)インフルエンザウイルスPCR検出結果(PDFファイル: 6KB)


17-18シーズンはこちら

2017-2018年シーズン(2017年9月4日~2018年9月2日)インフルエンザウイルスPCR検出結果(PDFファイル:7KB)



  

インフルエンザA2009型のタミフル耐性株検出状況

衛生環境研究所では、タミフル耐性ウイルスの出現を監視するため、定期的にタミフル耐性遺伝子の確認検査を実施しています。タミフル耐性ウイルスと変異するのは、主にA2009型とAソ連型のインフルエンザウイルスで、A香港型やB型はほとんど変異しないことが分かっています。確認検査はA2009型インフルエンザウイルスで行っています。

■2018-19シーズン(2018年9月~2019年8月)は、10件の検査を実施しました。その結果、4件は感受性、6件は判定不能でした。

■2017-18シーズン(2017年9月~2018年8月)は、9件の検査を実施しました。その結果、4件は感受性、5件は判定不能でした。

■2016-17シーズン(2016年9月~2011年7月)は、7件の検査を実施しました。その結果、2件は感受性、5件は判定不能でした。
■2015-16シーズン(2015年9月~2016年8月)は、18件の検査を実施しています。このうち 1件から薬剤耐性遺伝子が検出され、国立感染症研究所で薬剤感受性試験を行った結果、オセルタミビル(商品名タミフル)及びペラミビル(商品名ラピアクタ)に対して耐性を示すことが確認されました。
日本国内では、インフルエンザ治療薬として、主にオセルタミビル、ペラミビル、ザナミビル(商品名リレンザ)及びラニナミビル(商品名イナビル)の4薬剤が使用されていますが、これらすべてに耐性を示す変異ウイルスは、これまでに1例も検出されておりません。

インフルエンザウイルス タミフル耐性遺伝子検査(2015-16シーズン)PDFファイル:4KB



  

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