本県では、薬物の乱用の防止に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、「鳥取県薬物濫用対策推進計画」を平成26年3月に策定し、各関係機関が連携・協力して取り組んできました。
このたび、これまでの成果や現状を踏まえ、引き続き、薬物乱用のない社会づくりを進めるため、平成31年4月を始期とする「鳥取県薬物乱用対策推進計画(第2期)」を策定しました。
鳥取県薬物濫用対策推進計画(第2期)(PDF 240KB)
【第2期計画での変更点等】
全体的な構成は第1期計画と同様とし、各実施機関の取組内容について拡充等を行いました。
区分 |
取組内容 |
(1)県民への教育、学習及び啓発活動の推進 |
<薬物乱用防止教育の充実>
- 学校、大学等での薬物乱用防止教室等の開催にあたり、民間の薬物依存症回復施設と連携して、講師派遣等の支援を行う。
- 小・中学校、高等学校、特別支援学校の薬物乱用防止教育担当教職員、学校薬剤師、薬物乱用防止指導員等を対象に、「薬物乱用防止教育研修会」を開催し、教職員等の指導力の向上や効果的な防止教育の推進を図る。
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(2)監視、指導及び取締りの強化 |
<医療機関等への計画的な立入検査、監視指導>
- 医療機関、薬局などを対象に、麻薬・向精神薬等の適正な取扱いを周知・徹底するための研修会の開催、啓発資料の配布等を実施する。
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(3)薬物依存症等の方への相談・支援体制の充実 |
<相談に対する的確な対応>
- 保健所、精神保健福祉センター、薬物依存症支援拠点機関、警察本部薬物110番などの相談窓口において、本人、家族等からの相談に対して生命・身体への危険性の有無等、相談の内容に応じ、医療機関の受診や薬物依存回復施設を紹介するなど適切な対応を図るとともに関係機関の連携を強化する。
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平成26年3月に「鳥取県薬物濫用対策推進計画」を策定しました。(平成28年10月一部改定)
(1)教育・啓発、(2)監視・指導・取締、(3)相談・支援体制の充実の3点を柱に、関係機関が連携して、薬物乱用防止に取り組みます。
鳥取県薬物濫用対策推進計画(PDF:249KB)