鳥取県の海岸は延長約129kmにおよび、海岸線の約6割は鳥取砂丘、白兎海岸、弓ヶ浜等の砂浜海岸です。これらの砂浜海岸は、白砂青松の海岸となっており海水浴や散歩など、広く県民に利用され愛されています。特に鳥取砂丘は、その広さ、雄大さから、日本を代表する砂浜の一つとなっています。
しかし、砂浜は極めて脆弱であり、内外の要因により変動、変形、海岸侵食等を続けています。また、海岸の砂浜が減少する一方、砂の堆積により、港湾・漁港においては、船舶や漁船の航路や泊地が埋没し、船舶の航行並びに漁業活動に支障を来しているとともに、河川の河口部においては、河口閉塞により治水上の支障を来しています。
鳥取県東部沿岸土砂管理連絡調整会議では、岩美海岸陸上地区から長和瀬漁港海岸までの区域において、土砂の流れの連続性の確保及び回復を目指し、関係機関が連携しながら土砂管理等を促進するため、その方策の検討及び調整を図っています。
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