鳥取県では、樋門の簡易的な電動化による、「操作員の負担軽減」、「開閉作業の迅速化」を推進しています。
樋門とは、河川の水位が低い時は住宅地や田畑に降った雨水などを河川に排水し、河川の水位が高くなったときは、川の水が住宅地等に流れ込んでくることを防ぐ重要な河川施設です。
県管理の樋門238基のうち199基が手動式で、大雨時には現地で手動による開閉操作を行っています。
操作は体力を要し、時機を逃さない適切なタイミングでの操作が必要であるため、重要度の高いと判断される手動式樋門160基について、令和4年度から7年度までに電動ドリルを活用した簡易的な電動化を進めています。