介護保険制度の定着に伴い、高齢者の尊厳を支えるケアの充実と要介護状態を改善する質の高いケアが求められています。高齢者福祉施設等では、身体拘束廃止(ゼロ)を目指し取り組んでいますが、施設間の格差が課題となっています。
県では、介護保険施設の指定基準に規定されている「身体拘束廃止」に向けた取り組みについて意見交換会や助言をとおして、実践指導を実施しています。
また、家庭において、高齢者が家族から身体的虐待や介護放棄などを受けるケースが顕在化し、大きな社会問題となっているため、高齢者虐待の予防や早期発見、早期対応のための取り組みを行っています。