本県では、介護予防・生活習慣病予防の取組の推進を目的として、市町村考案のご当地体操等を活用した「ご当地体操交流大会」を開催しています。
今年度は「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」の開催を契機として、大会の盛り上げや本県が主要事業に掲げる「フレイル予防」対策事業の推進を目的に「令和6年度ご当地体操交流大会×鳥取方式フレイル予防」コラボイベントとして、大会会期中に開催します。
昨年度好評だった「フレスマ弁当※」の予約販売も行います。皆さまのお越しをお待ちしています。
※「フレスマ弁当」:県民の皆さんが、”フレ”イルを予防して”スマ”イルになれるよう願いを込めて、鳥取県・鳥取県栄養士会・県内企業の協働プロジェクトで開発したフレイル予防を応援するお弁当です。詳しくはこちらをクリックしてください。
日時・会場
■日時:令和6年10月21日(月)午前10時30分~午後3時
■会場:米子コンベンションセンター(ビッグシップ)2階小ホール(米子市末広町294)
タイムテーブル
時間 |
イベント |
内容 |
午前10時30分~ |
開会・挨拶・
オリエンテーション
|
|
午前10時45分~ |
ご当地体操交流大会
(午前の部)
|
・「ご当地体操の継続実施における効果と今後の展望」と題して、鳥取県介護予防アドバイザー 加藤氏が講演。
・県内自治体によるご当地体操の取組紹介やご当地体操の発表・体験を通して交流。
|
午前11時40分~ |
記念講演「フレイル(ロコモ)予防! 中高年の運動・身体活動!」
鳥取大学医学部附属病院 永島英樹副病院長
|
・鳥取大学附属病院の永島副病院長が、整形外科医の観点からのワンポイントアドバイス、こけないからだづくり、高齢者に多い骨折と予防法などについて講演。
|
午後0時10分~
|
昼食 |
|
午後1時~ |
フレスマとーく
~フレイル予防に役立つお得なとーく!~
|
・専門家のトークセッションを通じて、運動をコツコツ継続する秘訣(コツ)を分かりやすく伝授!自宅でできる体操(動作)も楽しみながら紹介。
<登壇者>
・シン・現役世代リーダー 川口 和久 氏(元プロ野球選手)
・鳥取大学医学部附属病院 理学療法士 和田 崇 氏
・鳥取大学医学部非常勤講師 健康運動指導士 澤 晶子 氏
|
午後1時30分~ |
・フレスマ弁当の紹介
・ねんりんピックコラボ企画(岐阜市のご当地体操の取組紹介)
|
・フレイル予防でスマイルを!をテーマに開発された「フレスマ弁当」。当日販売されたお弁当の魅力を紹介。
・ねんりんピック次期開催県である岐阜県のご当地体操として、岐阜市の「いきいき筋トレ体操」の取組を紹介(午後2時~発表・実演あり)。
|
午後2時~
|
ご当地体操交流大会
(午後の部)
|
・岐阜市及び県内自治体の各団体が、ご当地体操の発表・体験を通して交流。
|
~午後3時 |
閉会 |
|
会場入口ホワイエでは、ITを使った認知症予防「自宅で健康プログラム」も紹介します。体験や、その場での申込みも可能です!
お問合せ・お申込み先(県委託事業者)
「ご当地体操×ご当地健康料理交流大会」運営事務局(Fitness Ja-んぐる内)
電話・ファクシミリ 0857-53-4742 / 電子メール 510c.taisou@ja-nguru.com
イベント開催チラシ(pdf:1272KB)
昨年度(令和5年度)、県民の皆さんが、”フレ”イルを予防して”スマ”イルになれるよう願いを込めて、鳥取県・鳥取県栄養士会・県内企業の協働プロジェクトで「フレスマ弁当」を開発しました。「地元食材を中心に使用し、栄養バランスと彩り豊かな味わい!」をコンセプトとした鳥取県栄養士会が推奨するお弁当です。
3つのコンセプト
- たんぱく質を含む食材をメイン料理とし
- 地元の食材を主に使用し
- 彩りもよく、楽しんで食べられる
推奨基準(目安)
- 10品目の食材からバランスよく選択
- たんぱく質20~30グラム程度
- 野菜、きのこ、芋を計140グラム程度使用
- 食塩相当量3グラム未満
- エネルギー量600~650キロカロリー程度
フレイル予防に役立つ10品目
令和5年度に開発した「フレスマ弁当」
開発した「フレスマ弁当」は、令和5年度ご当地体操×ご当地健康料理交流大会の東部会場及び西部会場にて、それぞれ販売されました。
(東部会場)
(西部会場)
『フレイル予防』や『地域包括ケア』について、鳥取県住みます芸人のほのまるさんが、楽しく、分かりやすく案内してくれる動画を公開していますので、ぜひご覧ください。
■鳥取県住みます芸人ほのまると楽しく学ぶ「フレイル予防」
https://youtu.be/3vYjRu798Ro
■鳥取県住みます芸人ほのまると楽しく学ぶ「地域包括ケア」
https://youtu.be/rKjqvU6sf8I
介護予防とは、高齢者が要介護状態にならないようにすること、また、要介護状態になったとしてもそれ以上状態が悪化しないようにすることをいいます。
生活機能(人が生きていくための機能全体を指し、「心身機能」「活動」「参加」の3つの要素から構成)の低下した高齢者に対しては、リハビリテーションの理念を踏まえて、「心身機能」「活動」「参加」のそれぞれにバランスよく働きかけることが重要であり、単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すものではなく、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を促し、それによって一人ひとりの生きがいや自己実現のための取組を支援して、QOLの向上を目指すものです。
そこで、介護予防を推進するために、運動器の機能向上、栄養改善、口腔ケア、認知症・うつ・閉じこもり対策、生きがいづくりなど、各市町村が地域の実情に応じて、介護保険制度の地域支援事業などにより取り組んでおり、県ではそうした市町村の取組を支援しています。
また、外出等の活動を自粛し、自宅に閉じこもるなどの生活が長引くことによって生じるフレイル状態(※詳しくは健康長寿ネットを参照)にならないように、ご自身に合った介護予防に取り組みましょう。
<介護予防等の取組を実施する上で参考となる情報> ※最新の情報等に基づき、随時更新します
(鳥取県)
【フレイル予防全般について】
■マルッと!とっとり「フレイルを予防しよう!」(2020年8月8日放送)
■とっとり県政だより「特集/ちょっとした工夫で健康保つ~動いて食べて、フレイル防ぐ~」(2020年7月号)
【認知症予防について(認知症予防に効果的な「運動」「座学」「知的活動」プログラム)
■とっとり方式認知症予防プログラム(鳥取県長寿社会課)
【健康づくりについて】
■栄養・食生活(鳥取県健康政策課)
■身体活動・運動(鳥取県健康政策課)
■休養・こころの健康(鳥取県健康政策課)
■歯・口腔の健康(鳥取県健康政策課)
【新型コロナウイルス感染症について】
■新型コロナウイルス感染症特設サイト(鳥取県感染症対策課)
(国の機関)
■介護予防(厚生労働省)
■「地域がいきいき 集まろう!通いの場」特設WEBサイト(厚生労働省)
>感染対策の考え方について
>食べて元気にフレイルを予防するために
>高齢者が居宅において健康を維持するためのポイント
>新型コロナウイルス感染症に気をつけて、通いの場を開催するために
>「オンライン通いの場」アプリケーションを使ってみよう
令和6年度「高齢者施設における口腔機能向上推進事業」として、高齢者施設に歯科医師・歯科衛生士を派遣して入所(居)者の方を対象に歯科及び口腔機能健診を実施します。
併せて、健診希望施設の中から、モデル事業の対象となっていただける施設(3施設程度)も募集します。モデル施設とは、健診後、口腔ケア等のフォローが必要な方に、歯科医師の指示のもと歯科衛生士が数回訪問して助言を行い、継続的な管理ができる体制作りを目指す施設です。
この健診並びにモデル事業を希望される施設を以下の要領で募集します。
1. 事業の目的
高齢者に対する歯科疾患・口腔機能低下の予防事業を行い、口腔の健康を保持増進することにより、要介護者の誤嚥性肺炎の予防や重度化防止、元気な高齢者の介護予防に寄与することを目指します。
2. 健診の内容
日頃、定期的に歯科保健医療サービスを受ける機会の少ない施設に入所(居)する高齢者に対し、歯科医師・歯科衛生士を派遣して口腔健診を実施します。個別の健診結果をお渡ししますので、入所(居)者の口腔状況の把握が容易となります。健診料は無料です。
*歯科疾患健診
*口腔機能健診
3. 健診後のフォロー
健診後、歯科衛生士を再度派遣して健診後の経過や施設職員への個別の口腔ケアの指導を行います(1回)。その後は、希望する施設に対し、訪問診療を行う歯科医療機関の紹介や口腔ケア指導を行う歯科衛生士の紹介をします。フォローのための歯科衛生士派遣(1回)は無料です。
<モデル施設>
健診後、フォローが必要な方に対して歯科衛生士が数回にわたり管理します(月2回程度)。その後は、施設協力歯科医とともに口腔衛生管理(体制)加算に繋がるようにします。
4. 施設職員等に対する講習会
東部、中部、西部の各地区で1回(計3回程度)開催します。歯科疾患の予防や、口腔機能の低下・誤嚥性肺炎の予防などについて、歯科医師等が講演します。
<モデル施設>
モデル施設においては、この事業に参加したことによる成果や事例報告などを発表していただきます。
5. 応募資格
*実施対象施設*
特別養護老人ホーム、地域密着型特別養護老人ホーム、介護老人保健施設
6. 実施数
5施設程度(モデル事業3施設)
7. 応募方法
健診申込書(様式を添付)に必要事項をご記入の上、鳥取県歯科医師会までFAXにてお申し込みください。
健診申込み及びアンケート用紙(pdf:208KB)
鳥取県歯科医師会 FAX:0857-23-5584(FAX専用)
8.問い合わせ先
ご不明な点があればお問い合わせください。
鳥取県歯科医師会地域歯科医療連携室 西尾 電話:0857-23-2621