ジャガイモのソラニンによる食中毒は全国で発生しており、県内でも発生しています。
ジャガイモを食べる際の注意点を知り、食中毒を予防しましょう。
ジャガイモのソラニンとは?
ソラニンとは、ジャガイモに含まれている天然毒素です。ジャガイモの芽や緑色になった部分に多く含まれているので、食べる際は、これらの部分を取り除くことが重要です。
症状
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、めまい等
ジャガイモでソラニンが多く含まれる部分
芽(芽やその根元)、皮(特に光が当たって緑色になった部分)
予防方法
■芽が出ていたり緑色になったところがあるジャガイモは、買わない。
■ジャガイモに芽や緑色のところがあったら、皮を厚めにむいて取り除く。
■ジャガイモは、暗くて涼しい場所に保管する。
■買ったジャガイモ、収穫したジャガイモは、長時間保存しないで、早めに食べる。
■未熟な小型のイモを多量に食べない(特に皮ごと食べるのは避ける)
食中毒事例
主に小学校の調理実習などで、ソラニン類を原因とする食中毒が多く発生しています。
参考リンク
農林水産省 ジャガイモによる食中毒を予防するために(外部リンク)
厚生労働省 自然毒のリスクプロファイル(外部リンク)
食品安全委員会 ジャガイモによる食中毒について知ろう!(外部リンク)
食品安全委員会 生活の中の食品安全(外部リンク)