大休峠(おおやすみとうげ)
この道を通つて大山参りをした人々がいつしかつけた名前です。ここにはトイレもある大体峠避難小屋があります。まわりはブナの自然の林があり、別天地です。
大山滝(だいせんだき)
加勢蛇川の上流にある高さ37mの大山随一の滝です。鳥ヶ山と大山等から流れ出る水を集め、水量豊かなタイナミツクな滝です。古くは山岳仏教修験の地でした。下流には大山滝つり橋があります。
大山滝吊橋
橋長45m、高さ約30mの吊橋です。秋には吊橋から地獄谷上流の紅葉が望めます。
一向平(いっこうがなる)
キャンプ場や駐車場、休憩所などがあり東大山の拠点です。広い牧場地があり牛や羊が飼育されています。
石畳道(いしだたみみち)
人里離れたこの石畳は、遠く大山寺とは離れてはいますが、野添・野井倉方面からの参道の一部として付近の村人達によって慶長年間(1600年頃)に寄進造成されたものと言われており、大山寺に対する信仰が厚かったことがしのばれます。
阿弥陀川(あみだがわ)
三鋸峰、野田ヶ山の水を集め、阿弥陀滝等の大小の美しい滝をかけて流れ出ています。水脈の少ない大山にあっては清流の絶えない川で、古くは木地屋がこのあたりで生活していたことが河床の墓地や集落跡でしのばれます。
この地図は、建設省国土地理院長の承認を得て、同院発行の2.5万分の1地形図を複製したものを転写したものです。(平9 中複、第99号)