鳥取砂丘(とっとりさきゅう)
日本海に面し、東西約16km(白兎海岸から岩戸海岸まで)、南北約2kmに広がつています。砂丘列、風紋、砂簾などは自然の神秘の技といえます。はだしで細かい砂の感触をたしかめてみましょう。
有島武郎(ありしまたけお)の歌碑
有島武郎は、大正12年に短歌「浜坂の遠き砂丘のなかにしてさびしき我を見出でけるかも」を発表しました。他にも、与謝野晶子や高浜虚子などの砂丘を題材にした文学作品があります。
一万年以上の昔、日本海とつながっていた南側山地の浸食谷が海から内陸に押し寄せる砂丘によってせき止められて窪地ができ、その窪地に淡水が湛えられて池になったと言われています。池は東西930m、南北480m、周囲3.4km、池の最深度は14mで、湖面は海面より16m高い位置にあります。ここは、「お種が大蛇になった」伝説で知られる弁財天を祀る宮があり、蛇が信仰されています。池の周りには探勝路があります。
鳥取砂丘情報館サンドパルとっとり
砂丘のすぐそばで、鳥取砂丘や近隣各地の情報、観光案内を行っています。
砂に関する展示や、地元の特産品の販売もあります。「砂の美術館」についてもこちらへどうぞ。
問合せ先:(0857)20-2231
リンク先(鳥取砂丘情報館サンドパルとっとりHP):http://www.torican.jp/sandpal/
この地図は、建設省国土地理院長の承認を得て、同院発行の2.5万分の1地形図を複製したものを転写したものです。(平9 中複、第99号)
上記地図のPDFデータ(2351KB)