○地域猫とは
地域に住みついた飼い主のいない猫(野良猫)であって、不妊去勢手術を実施した上で、地域において飼養管理している猫のこと。
○地域猫活動とは
地域にお住いの皆さまの理解と協力のもとに、地域で「飼い主のいない猫」を適正に管理しながら共生していく活動のこと。
地域住民、ボランティア、行政が一体となって猫による問題の解決に取り組む協働事業です。
○地域猫活動は、猫を守るための活動?
いいえ、そうではありません。
猫による環境への影響を軽減し、猫と共生する地域づくりのための環境活動です。
飼い主のいない猫による問題は、猫のえさやりをする個人や猫自体の問題ではなく、地域の環境問題として捉えることが重要です。
○地域猫活動の効果は?
○不妊去勢手術による効果として
・尿の臭いが薄くなります
・繁殖期のさかりの鳴き声がなくなります
・猫の出産がなくなり、野良猫の増加を抑えることができます
○エサやり、トイレの管理などのルールを決めることで、地域環境がよくなります
○ふん尿被害などの苦情が減り、近隣トラブルが解消できます
○地域猫がきっかけとなり、地域のコミュニケーションが活性化します
○地域猫活動にかかる経費
地域猫の飼養管理にかかる経費としては、えさ、猫トイレ、猫砂等の消耗品購入代や病気になった際の治療代などがあります。地域猫活動は、地域で猫を終生飼養管理する活動であることから、長期的、継続的な活動となります。
そこで、鳥取県では、不妊去勢手術費用への補助だけでなく、飼養管理費についても1頭当たり1万円を上限に補助する制度を設けています。今回のクラウドファンディングで集めた寄附金は、この補助制度に活用させていただきます。
○地域猫活動の最終目標とは
野良猫による地域の環境被害を軽減し、人にとっても猫にとっても住みやすいまちづくりをすることです。