2007/02/07
- 田んぼや畑、ため池や水路など、農地と農業用施設の整備
- 農村集落の道路や防火水槽など、農村生活に必要な施設の整備
この2つを併せて「農業農村整備事業」と呼んでいます。
2007/02/07
「農業農村整備事業」のうち、土地改良法の中で事業を行うための手続きが定められている事業のことです。
2007/02/07
事業を行うことにより、今までよりも良くなったことを言います。
農業農村整備事業を行うときには、かかった費用よりも事業効果が上回る事業を計画し実施しています。
2007/02/07
ほ場整備や都市区画整理事業などで、農作業等がしやすいように土地の区画や形状を変えて個人の土地を1箇所に集め、以前の土地の持ち主を新しい場所に併せて変更する必要が生じたとき、これを土地の1筆ごとに行うのではなく、全体を一括して行う法的な手段です。
2007/02/07
湖沼や湾などの一部または全部を堤防で締め切り、締め切った内側を土で埋め立てたり、残っている水を取り除いたりして土地を造り出すことです。
2007/02/07
湾や汽水湖などの塩分を含んだ水域を締め切り、周囲の河川などから入ってくる真水と交換することです。.
2007/02/07
海からの水(海水)と、川などからの水(真水、淡水)が混ざり合った水のことです。
汽水が流れ込む場所は一般に栄養が豊富で、魚介類など多くの生き物が生息しています。
2007/02/07
農作業がしやすいように、ほ場(田んぼ)の大きさや形を整え、あわせて用水路や排水路、農道などを整備することです。
以前は30m×100mの区画に整備していましたが、最近は大型機械を使って効率よく農作業が行えるよう、100m×100mに区画を整備することもあります。
2007/02/07
農作物を栽培するために必要な水を、農地に送り注ぐことです。
河川や湖沼、ため池などから、コンクリート水路やパイプ(管路)により農地へ水を運びます。
2007/02/07
水はけが悪く農作物の栽培に適さない田畑の地中に溝を掘り、その中に水が通りやすいようにモミガラや竹、穴の空いた土管やビニール管などを埋めて不要な水を除くことです。
2007/02/07
河川から水田に水を運ぶために造られた水路のことです。
昔からある水路に「井手」という言葉がよく使われています。
2007/02/07
田んぼに注いだ水が外にもれないように田んぼのまわりを囲うようにつくった盛り土部分のことで、田んぼの見回りなどで歩く道としても使われています。
畦畔に雑草が生えると、田んぼでつくる稲にとって有害な虫や病気が発生しやすくなるので草刈り作業が欠かせないのですが、農作業をする人にとって大きな負担となっています。
2007/02/07
ある種類の植物を人工的に生やすことで雑草が生えるのを抑え、農家の人たちにとって大きな負担となっている畦畔や農道に生える雑草の草刈り作業を軽減する方法です。
使用される植物はシバ類などのほか、花が咲いて見た目の美しいシバザクラなどがあります。
元々ある雑草の種などが後で生えてきてうまく行かないこともあります。
2007/02/06
河川や湖沼などから水を取り使用する権利です。
水利権には、河川や湖沼などの管理者に許可された「許可水利権」と、昔からの取り決めによって認められた「慣行水利権」の2つがあります。
2007/05/07
土地改良区は、農業生産を行う上で欠かせない用排水施設の整備・管理や農地の整備いわゆる土地改良事業を目的として設立された農家の人たちの組織です。
具体的な活動としては、農業を営む上で必要な用水を確保するための水源の確保や用水路の整備・管理、農地や地域の雨水、集落からの排水などを安全かつ確実に排除するための排水路の整備・管理を行うとともに水田や畑地の整備などを行っています。
一方、社会経済情勢が大きく変化する中、農地や農業用水は、食料の安定供給に欠かせない基盤であるとともに、国土の保全や美しい農村景観など多面的機能を持つ大切な資源でもあるという意識が国民の間で高まってきています。
土地改良区は、こうした大切な国民の財産とも言える農地や農業用水を守り育て、豊かな地域資源を次世代に引き継ぐ役割を担っている組織なのです。
2007/05/07
土地改良区の愛称。
土地改良区は、地域により開かれ、より身近に感じてもらえる改良区をめざし、「21世紀土地改良区創造運動」を全国で進めています。
その一環として平成13年11月から平成14年3月まで、土地改良区の愛称が募集されました。
全国から 22,254 点の作品が集まり、「土地改良区の愛称を考える会」での検討や、全国各地での意見交換、土地改良区などによる全国投票を経て「水土里ネット」に決定されました。
「水」 ・・・ 農業用水、地域用水など。
「土」 ・・・ 土地、農地、土壌など。
「里」 ・・・ 農村空間。農家や地域住民が一体となった生活空間など。
2007/05/07
新しい時代を迎え、農業農村を取り巻く情勢が著しく変貌する中、土地改良区が果たしてきた役割、機能を改めて見直すとともに多面的な機能の確保など国民が期待する新たな役割に対する土地改良区の取り組み方を地域の人たちと一緒になって考えていく運動です。
【内部運動】
〈〈自己確認の取り組み〉〉
これまで土地改良区自らが果たしてきた役割、機能を自己評価し、自らの存在意義について関係者の共通意識と連帯感を確認。
〈〈自己変革の取り組み〉〉
多面的機能の発揮、環境との調和への配慮、地域の意向の反映、女性の参画等土地改良区に期待される新たな役割、機能について、すべての土地改良関係者の共通意識を醸成。
【対外運動】
〈〈地域住民等の参画による運動の展開〉〉土地改良区の果たす役割・機能について、上記内部運動の段階を含め、マスコミ関係者、地域住民等を巻き込みながら運動を展開することにより、運動への地域住民等の参画を促進し、国民の理解を深めていく。
〈〈地域との交流等を通じた国民の理解の醸成〉〉
情報発信、広報活動等を通じ、土地改良区の存在意義および新たな土地改良区の果たす役割、機能を分かりやすく紹介し、国民の理解を醸成。