鳥取県は、中国山地の日本海側にあって気象、地形条件に恵まれていませんが、砂丘地や黒ボク土壌、山地などの特性を生かして、水稲、果樹、野菜、畜産などの農業が行われています。
本県の農振農用地面積に対する区画整理済み面積の割合は、平成30年度末で77.0%に達し、特に水田は85.3%まで整備が進み、全国的にも高い整備率となっています。
現在、水田は地形条件の厳しい中山間地域を中心に、畑地は大山の裾野に広がる黒ボク地帯を中心に土地基盤の整備を進めています。
また、平坦地の水田においては、低コスト、高収益作物への転換などの農業競争力強化を目指した土地基盤の再整備が始まっています。