議案第2号 |
平成19年度鳥取県教科用図書選定審議会への諮問について |
特別支援教育室長 |
議案第2号平成19年度鳥取県教科用図書選定審議会への諮問についてお諮り致します。 |
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平成20年度の教科用図書の採択につきましては、県の教育委員会は市町村や学校に対して、指導助言あるいは援助を行わなければならない規定がございまして、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第11条第1項では、その指導助言あるいは援助を行う時に教科用図書選定審議会の意見を聞かなければならないという規定がありまして、その規定に基づき下記の事項についてお図りしたいということで諮問するものでございます。 |
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まず、選定審議会の所掌事務の中にこの3点がございます。1つは採択基準について。それから、もう1つは選定に必要な資料について、そして最後に、県の設置している特別支援学校において使用する教科用図書の採択について方針等々の意味ですけれども、この3点について意見をお聞きして指導・助言に役立てたいということでこの3点を諮問したいと考えています。以上でございます。 |
委員長 |
こういうルールの下で使用するということですので、よろしゅうございますね。 |
じゃあ、このように諮問させていただきます。それでは議案第3号をお願いします。 |
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議案第3号 |
文化財の指定について |
文化課長 |
議案第3号文化財の指定についてでございます。 |
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一昨年17年の3月に諮問がありましたこの案件につきまして、3月26日に開かれました文化財保護審議会において、教育委員会に対し建議されたものでございます。 |
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2件でございますが、まず倉吉の長谷寺本堂及び仁王門2棟でございます。それから智頭にございます豊乗寺大師堂及び山門の2棟でございます。今お配りした写真をご覧いただきたいと思うんですが、まず左上の長谷寺本堂でございます。天正年間1585年の墨書、これは参拝された方が墨で書かれたものが残っておったということで、中世に遡ることができるということで、県内唯一の懸造五間の堂でございます。懸造といいますのは京都の清水寺ですとか三徳山、これもそうなんですけども写真の右下部分にちょっと足場が組んだように見える部分があると思いますが、そこが懸造でございます。長谷寺では絵馬の指定もございまして、昭和32年に県の有形民俗文化財に指定されております。それから、この本堂の中にございますが、十一面観音菩薩を祀った厨子がございます。これは昭和63年に国の重要文化財に指定されておるものでございます。右の長谷寺の仁王門でございますが、これは三間一方八脚門という形式の門でございますが、これも1680年という記載がございます。そういった17世紀後半の建物ということで歴史的な価値が高いということでございます。 |
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左下の豊乗寺の大師堂でございますが、簡素な形式で草葺の屋根の仏堂の形態をよく残しております。1782年頃、天明2年の建築と考えられております。改変も少なく、保存状態が非常に良いということでございます。 |
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それから、右の豊乗寺の山門でございますが、1744年の建造でございます。屋根は今、瓦になっておりますがもともと草葺だったかどうかは定かではございませんが、恐らくそうであったであろうということでございます。屋根を除いて当初の形態をよく残しておるということで、いずれも歴史的な価値が高いということで、この2点を指定にしたいと考えておるところでございます。 |
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これによりまして県の指定保護文化財、建造物の部門では、16件が2件加わりまして18件ということになります。以上でございます。 |
委員長 |
はい。いかがでしょうか。特にご異論はないようですね。議案第4号。 |
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議案第4号 |
文化財の名称変更について |
文化課長 |
文化財の名称変更でございます。 |
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発端でございますが、昨年の4月に、東郷町のほうの保存団体のほうから、合併後2年が経った関係上その東郷町というので名称がもうなくなったということで「町を取って東郷浪人踊ということにしていただけないか」と団体のほうから申し入れがございました。それで、併せて指定文化財の中に旧町村名の入っているものはないかという見直しをかけまして、中にその下の天然記念物でございますが、「東伯町の大イヌグス」がございました。地元の教育委員会並びに地元にもお諮りさせていただいて「琴浦町別宮の大イヌグス」という形で町村合併による名称変更を行いたいということでございます。以上でございます。 |
委員長 |
はい。よろしいですね。ではこれはその通りに了解をいただきました。以上で議案は終わります。以下、報告事項でいきます。報告事項のア。お願いします。 |
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報告事項ア |
平成18年度教育業務改善ヘルプラインへの連絡件数について |
参事 |
報告事項ア平成18年度教育業務改善ヘルプラインへの連絡件数についてご報告致します。 |
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昨年度からスタート致しましたこの制度でございますけども、昨年度1年間にここの表に掲げてございますように、違法・不当な疑いの指摘等々、26件の連絡がございました。今時点でまだ調査中のものもございますが、ここに特に違法・不当な疑いの指摘という部分が気にかかる部分ではなかろうかと思いますが、結果としてそういったものはございませんでした。内容的なものは詳しくは申し上げることはできませんけれども、校長や教職員それぞれの意識・姿勢に問題があるようなものであったり、後は学校の中での校長と教職員との人間関係やコミュニケーションがうまくいっていないということに起因するもの等が多かったように感じております。参考に書いておりますのは、連絡してきたその機関別の件数でございます。教職員の数の割合から考えますと、中学校がちょっと少ないかなという感じは致しております。連絡手段については、やはり今の時代ですので電子メールというものが一番多ございます。以上でございます。 |
委員 |
一つの相談事については、結構時間がかかると思います。長いものでどれぐらいかかるんですか。 |
参事 |
去年は担当が私一人だったということもございますが、長いものでは3ヶ月ちょっとかかったものもございます。 |
委員 |
それについて又、追跡というか、後からいい具合になったかどうかみたいなものは、していかれるんですか。 |
参事 |
今の時点はまだそのフォローは、まだしておりません。調査をしたもので、それぞれ関係機関に改善についての提言をしたということで。まとめは又、今年度に入ってからちょっとフォローしてみようかなという気がしております。 |
教育長 |
その聞き取り等のために参事は何度も学校のほうに、相当な回数出かけて行ってます。 |
委員長 |
よろしいですか。それでは、報告事項イをお願いします。 |
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報告事項イ |
鳥取県公立学校教職員の評価・育成制度に関する実施要綱及び実施要領について |
小中学校課長 |
報告事項イ鳥取県公立学校教職員の評価・育成制度に関する実施要綱及び実施要領について報告を致します。これにつきましては3月17日の委員協議会で見直しの概要につきまして説明をさせていただきました。この度、決裁を得まして正式に改訂版ができましたので報告したものでございます。 |
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3の主な改訂の内容のところで確認をさせていただこうと思いますが、(1)~(4)につきましては委員協議会で説明させていただいたとおりでございまして、右のページのようになっておりますが、(1)では5段階の評価基準の一本化ということで改定後の下にありますように、1、2、3、4、5の5段階の評価基準を一本化したということであります。 |
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それから(2)の評価基準表及び評価要素、評価項目のくくり方の変更は、例えば改訂前では意欲について学習指導、生徒指導、校務分掌となっておりましたが、この度改訂後では学習指導、生徒指導、校務分掌というのをまず最初に持ってきて、その後に意欲、能力というふうにくくり方を変えたということであります。 |
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それから(3)の「意欲」「能力」別の評価基準表の統合ということで、改訂前はここにありますように2枚の評価基準表があったわけですが、これを1枚にまとめたということであります。 |
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その他(4)では栄養教諭とか事務主幹等、新たな職種に係る評価基準等も作成をしております。 |
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それから(5)~(8)につきましては、前回説明させていただいたもの以外で新たに見直しをした内容であります。 |
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(5)の調整結果の通知及び周知でございますが、小・中学校につきましては市町村の教育長、それから県立学校につきましては県の教育長、又は主管課長が調整後このことができるというふうにしております。この調整を行った場合は、評価の対象者に調整した結果を返していくと、そういうことを規定致しました。本人がどのように最終的な評価になったかをきちっと知らせるということであります。 |
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それから(6)の対象教職員の変更ということで、現業職員から非現業職員への転任に係る研修を実施している現業職員につきましては、対象教職員から外したということであります。 |
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(7)の学部主事からの意見聴取につきましては、特別支援学校では「評価に際して、評価者は必要に応じて学部主事から意見を聞くことができるものとする」という文言を新たに規定致しました。 |
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(8)の第一次評価者の変更では、県立学校において「司書」の第一次評価者を事務長から教頭へ変更を致しました。 |
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改訂の内容は以上でございますが、この改訂の内容についての説明会を4月12日に全校種の校長、それから市町村教委の担当者を対象に実施をしたところでございます。以上でございます。 |
委員長 |
はい。何かご質問ありますか。 |
委員 |
説明会での質問とか反応は、いかがでございましたか。 |
小中学校課長 |
細かい質問はありましたが、全体については概ねは気持ちよく受け入れていただいたかなという感じはしております。 |
委員 |
だいたいこの方向でよろしいというような感じですか。そうすると。 |
小中学校課長 |
そうですね、はい。実際に評価をされる校長先生は細かいところで気になるところを幾つか質問されたとか、というようなことでございました。例えば、事務主幹と事務副主幹がこの度で、新たな評価基準表を作りましたけども、評価育成の表の中でどのようになっているのかというようなことはございました。 |
教育長 |
整理されたので見やすくなりました。評価しやすくなったと思います。 |
委員 |
やっぱり大事なこととはいえ、非常に時間もかかることですし、その事を現場の人は言っておられましたので。今、堀田委員さんがおっしゃったようにその説明会の時で「あー、こういうふうになって良かったわ」とかいうのも声として出たかなとは思ったりしたんですけど。やっぱり簡素化してきて、それを効率的に使うっていう部分はいいと思っておりました。その「意欲」「能力」別のここのところもきっちりと出て、この前もありましたけれど、これを実際にどう使っていくかっていうことになると思います。評価したものをね。だから現場は校長先生方の意見が、その場ではなかなか出にくいと思うんですよ。あの大きな場では。また意見を聞いて改正なんかしていきながら、有効に活用できたらいいなと思います。 |
教育次長 |
事務局とそれから小・中・高、それから特別支援学校の校長先生の代表で組織するプロジェクトチームを作って、それでこういうことにしてきてますので、かなり現場の校長先生方の意見も入っていますし。だからそれを又、途中段階で持って帰って意見を聞いてもらっていますので、かなり現場の意見は汲み取れたんではないかなぁというような感じはしております。 |
委員長 |
よろしいですか。次、報告事項のウ、お願いします。 |
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報告事項ウ |
平成19年度県立特別支援学校児童生徒用教科用図書の採択の追加について |
特別支援教育室長 |
報告事項ウ平成19年度県立特別支援学校児童生徒用教科用図書の採択の追加について」であります。 |
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今年度使用の教科用図書につきましては、既に昨年度9月5日に教育委員会で採択済みなんですけれども、2月に転入生がございまして、今年度の教科用図書、やはりその子どもの障害の実態でありますとか個に応じた課題等を踏まえて、新たな教科用図書の申請が挙がって参りましたので、ここに掲げます5冊を採択致しました。以上でございます。 |
委員長 |
よろしいですか。では、報告事項のエ、お願いします。 |
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報告事項エ |
平成19年度読書活動優秀実践校文部科学大臣表彰について |
高等学校課長 |
報告事項のエは平成19年度読書活動優秀実践校文部科学大臣表彰についてでございます。 |
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この表彰の制度は読書を推進する活動において特色ある優れた実践を行っている学校を顕彰するという目的で、文部科学大臣が表彰するものでございます。各都道府県3校が上限になっておりまして、過去10年間にこの表彰でありますとか、読書活動に関する文部科学大臣表彰を受けた学校を除くとなっております。 |
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今年度は米子市立住吉小学校、倉吉市立河北中学校、それから鳥取県立鳥取工業高等学校が被表彰校となっております。表彰日は4月23日、東京のオリンピックセンターで予定をされております。 |
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表彰の概要は、住吉小学校につきましては司書教諭を中心とした学校体制での取り組みでありますとか、外部ボランティア活用による読み聞かせということ。それから河北中学校につきましては、生徒会の委員会活動で生徒の手で読書活動を行うと。それから鳥取工業高校につきましては、平成14年から常勤の司書を配置しておりまして、生徒の図書の貸出冊数が5年間で10倍以上になっているというような非常に成果が上がっているということや、それから外部の機関と連携をしまして企画展を学校の図書館で実施したというようなこともありまして、推薦を致しておるということでございます。以上でございます。 |
委員長 |
いかがですか。鳥取工業の10倍というのは結局何冊なんですか。これ。 |
高等学校課長 |
平成14年が893冊だったんですが、17年が12,746冊。 |
委員長 |
一人当たりにするとどれぐらいなんですか。よく一人当たり何冊とか申しますでしょ。生徒数で。元々、工業高校では何人ぐらいの。 |
教育長 |
元々はね、少ない。少なかったんですよね。借りるのがね。さっきの話しでも。 |
委員 |
これは月ですか。 |
高等学校課長 |
年間です。 |
委員 |
年間ですか。今、おっしゃったのが。ということは、高校生はあまり本を読まないという現状の中での表彰ですね。こんな文科大臣表彰を受けるっていうことは、すごく学校にとっては名誉なことで嬉しいことだと思います。過去にもあると思うんですけれど、この取り上げ方。今、読書についての関心は非常に高い。けれども朝の読書は全県に広がってきているんだけれども、読書の生活化っていうのはまだまだっていうのがあると思うんです。小学校の子どもは結構読むようになってきている。中学校、そして高校というふうな流れかなと思ったりするんですが。その中でこうした表彰された学校をどう取り上げて広げていくかっていうことが大切だと思います。そして児童・生徒、保護者の声なんかも是非聞きたいと思います。表彰されるってことは嬉しいってことに繋げてきて頑張る材料、エネルギーになったらいいと思いますし。是非、今、鳥取県で大事にしていきたいことではないかと思っています。 |
教育長 |
ちょっとその生徒とか保護者の声を拾って。みるのもいいと思います。 |
委員 |
そうですね。それをどう普及していったらいいかということだと思います。小さい学校で本当に頑張ってるとこはすごく頑張ってるんですよ。年間冊数でもすごいですよ。だけど、この時点においてとかはね。歳、年齢によってどうかっていうのもありますので、この表彰は非常に嬉しいことだなぁと思います。 |
教育長 |
14年度から高等学校へ司書さんを順次配置させてもらって。いっぺんではありませんでしたけど。そういう成果がもう着実に出てきてる。典型的な例ですね。 |
委員 |
今回の資料にも司書さんの名前が挙がってましたけど、もう全校配置ですよね。 |
教育長 |
全校配置です。県立高校は全校配置です。 |
委員長 |
では、報告事項のオ、お願いします。 |
高等学校課長 |
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報告事項オ |
国指定の文化財の新指定について |
文化課長 |
国指定の文化財の報告でございます。明日文化庁で開催されます文化審議会におきまして、文科大臣に対しまして答申の予定でございます。 |
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名称は、旧美歎水源地水道施設でございます。所在地は、国府町美歎と上町87番2でございます。指定物件は、そこに掲げております8所、1基、1棟でございます。附として、鳥取水道記功碑というものが、これは上町の水道山と言っておりましたけども、そこにある碑でございます。これらを含めまして指定の予定でございます。 |
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概要でございますが、この水道施設は鳥取市民の飲料水の確保と公衆衛生の向上を目的に大正元年に起工され、大正4年に供用を開始したところでございます。大正7年には水害で一度堰堤が崩れております。古い堰堤は土でございましたが、その水害を乗り越えまして右のページのコンクリートの堰堤を新たに造ったということで。53年の新しい水源地が建設されるまで鳥取市民の水源だったということでございます。この施設は、山陰地方では最初に建設された近代水道施設ということと、保存状況が非常に良いということで、歴史的価値が高いという指定基準に合致して指定の運びとなったものでございます。これに伴いまして、県内の建造物の国重要文化財は13件が1件加わりまして14件ということになります。右のページをご覧いただきますとちょっと図面は小さいんですが、この濾過池というのが左下のほうに四角く見えると思いますが、そこが濾過池で、そのやや右上にコンクリート造りの堰堤があるものでございます。以上でございます。 |
委員長 |
はい。よろしいですか。では、報告事項のカ、お願い致します。 |
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報告事項カ |
学校給食を原因とするノロウイルスによる集団食中毒の発生について |
体育保健課長 |
学校給食を原因とするノロウイルスによる集団食中毒の発生について概要をご報告させていただきます。 |
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3月12日に大山町の名和小学校において嘔吐・下痢の症状がある児童・生徒が多数報告されました。米子保健所の調査の結果、ノロウイルスによる食中毒であるということが判明致しました。原因は、給食用のパンであるとされました。404名の給食を食べた児童・生徒・教職員のうち、123名に症状が確認してございます。調査の結果、パンを製造している従事員の手を介してパンが汚染されたものというふうに推定されました。この業者は他の小・中学校にもパンを提供しているのですが、この3月9日の提供があったのはこの名和小学校だけだったものですから、調理場で調理をされたいわゆる給食のおかず等も併せて調査をされていたわけですけれども、調理従事員から出たノロウイルスとそれから患者から出たノロウイルスの遺伝子が一致したということからパンだけに片寄るというふうに判定されました。この名和の学校給食センターのほうは、新年度4月9日から給食を再開しておりますが、4月中の献立はパンを除いて全て米飯給食とうかがっております。パン給食の再開は時期とか委託業者の決定後、5月の中旬を予定しているとうかがっております。この度の食中毒は調理場内ではなく食品の納入業者で起きた食中毒であり、業者の選定及び衛生管理というものが問われた事件でございましたので、県の教育委員会と致しまして「学校給食における食品納入業者の選定及び衛生管理について」という通知を致したところでございます。尚、この給食用のパンというものは県の学校給食会が県のパン協同組合のほうと委託契約を結んで製造をしていただき、市町村は県の学校給食会と売買契約を結んでおります。ですので県の学校給食会と県のパン協同組合が共催による衛生管理講習会を4月3日に実施したということでございます。以上で概要を報告させていただきます。 |
委員長 |
はい。何かご質問ありますでしょうか。 |
教育長 |
初めはパンだと分からなかったので調理場のほうでね、いろいろあったんですけど。パンだったんですね。 |
委員長 |
よろしいですか。それでは、報告事項のキ、お願いします。 |
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報告事項キ |
19年度の子どもの読書活動優秀実践図書館・団体(者)の文部科学大臣表彰について |
家庭・地域教育課長 |
それでは19年度の子どもの読書活動優秀実践図書館・団体(者)の文部科学大臣表彰についてご報告を致します。 |
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これは子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高める活動において特色あるもの、優れた特色を持っていらっしゃるところについて表彰をされるものです。表彰については4月23日でございますが、下に町立みささ図書館と、団体としてはおはなしの会「ポケット」が受賞されます。この特色と致しましては、みささ図書館につきましては児童図書の収集に大変力を入れておられて3分の1を児童コーナーにあてるということで、図書館冊数と致しましては子ども用の図書冊数で23,865冊という通知をいただいております。18年4月現在でございましたけれども。これが全体の3分の1にあたるということで非常に重点を置いたというふうに見なされ、それから移動図書館でございますが、保育園を訪問しての図書活動を実施、毎月1回、保育園・小学校にも出かけてというような取り組みが評価されたと思っております。 |
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それから、おはなしの会「ポケット」、倉吉市にありますが、ここにつきましては平成8年の結成以来、読み聞かせの活動を継続しているということ。例えば、耳の不自由な児童に絵本の世界を楽しんでいただいたり、保護者の方へも子育てに対する自信を持っていただくように読み聞かせをされているなどというように、手話による読み聞かせの実践と研究を行っていらっしゃるというようにうかがっております。ここのクラブは活動体制5人のクラブでございまして、それぞれがその手話による読み聞かせのみではなくって、その取り組みが長い経験のもとに読み聞かせの活動をしておられて、県内の読書活動推進に貢献していらっしゃるということでございます。本県における過去の表彰状況につきましては、下の表でございます。以上です。 |
委員長 |
はい。ご質問はありますか。よろしいですか。そうしますと、報告事項は以上ですね。では、協議事項に入ります。 |
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協議事項1 |
鳥取県の教育課題について |
教育総務課長 |
協議事項の1は鳥取県教育課題についてです。A3の資料は、今後年間、定例教育委員会の時とか委員研修会の場で協議していってはどうだろうかということで、事務局側がまとめた資料です。その次のA4サイズの紙が、これは教育委員さんのほうから提言のあった協議事項及び研修先です。そして一番最後のA3のペーパーというのはこれから19年度の開催計画、主な行事というのを入れたものです。今回はこの「鳥取県の教育課題について」というテーマでさせていただいたのは、事務局のほうが準備したメニューを淡々と暖めていくということではなしに、まず最初に今日の教育委員会の機会にこれからどんなことが一番優先して議論するべきことだろうかといったようなことから、まず議論していただいたらなぁということで。ちょっとイメージが湧きにくいテーマですけれども、準備させてもらったということで。今お手元にペーパーを1枚お配りしたと思います。今、画面のほうにも写しておりますが、そこの協議の視点というのがここにありますように、県教委として、今鳥取県の教育の問題意識っていうのはどうなのか。あるいは今後、いま何をすべきなのかと。例えば、どうまず議論をして、今後、教育委員さんの自発的な提起の基づくり、課題というのを中心に。しかもその意見を今後事務局が事業立てします施策に反映すると。できるようにしていこうというのを協議をしていただいたらなぁと思って準備しておりました。取り急ぎ4月26日。今度一日、時間が一応今押さえてあります。一番最初の協議の視点というとこで、浅く広くということを今日は考えておりましたけども。今度の4月26日は、まずその中で最初にちょっとやや深めの議論をじっくりしたらどうかなぁということでこちらが考えた案です。それで勝手ながら基本的な観点とそれからどんなメンバーでやるかというようなことを、こちらでちょっと考えた案として四角に囲って入れさせていただきました。ちょっとこれをネタに横目に最初に説明しましたA3の資料の項目なども見ながら議論を進めていただけたらなぁと。ちょっと最初は目論んでおったんですが、時間がすごい押してしまいまして。深い議論というのは今度の4月26日にするとして、今日はこういったような方向で今後の協議を進めていくことについてどうだろうかというようなご意見を。できたらなぁと思っております。 |
委員長 |
是非、やってほしいと思いますけどね。 |
教育長 |
今、説明があったとおりであんまりこちらが用意したものばっかりを議論してるんじゃなくて皆さんが大事なものを出していただいて、根本的なところから議論していただくのが大事だなぁと思ってます。その参考までに事務局のものだとか出しましたけど、これあんまり縛られ過ぎないようにしていただいてですね。 |
委員長 |
26日の会議でこれは1回やっておきたいってことが何かありますか。 |
教育長 |
大きな鳥取県の教育について何を目指していくんだと。どんなことをするんだっていうようなことを考えていただく一つの例としての今度の26日のそういうふうなことかなぁと思ってますんで。 |
委員長 |
では、これを基にというような感じで。メンバーに関してはやってるうちに又、ふさわしいやり方が出てくるのではないでしょうか。 |
教育長 |
課長さんだとか、若い方だとかっていうようなところを一応何人か出てもらって。 |
では2番。 |
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協議事項2 |
平成18年度教育委員会ミッションの成果と課題について |
教育総務課長 |
協議事項の2ですけども、実はこれは3月の教育委員会の時にはA3の横長でですね、何ページかにわたって提出してた資料の4月、5月で月別のですね、具体的な事業内容を全部端折りまして、最後の成果と課題のところをもっと大きく見やすくしてまとめたものです。それでこれはとりあえず18年度でまとめて進めてきたミッションに基づいたものですので、1年目ではっきりいって項目ごとにバラつきもありますし、それから19年度がこれがそのまま同じ項目で整理するということでもないと思いますので、これを今日はちょっと資料として改めてお配りさせていただいて、来月の次回の常任委員会のほうでもこれをもう少し簡略化したもので説明して、議会の意見もうかがおうと思ってますので。次の定例教育委員会で今度19年度のミッションといいますか、方向性みたいなことに繋げて目標的なことの柱にさせていただけたらなぁということで挙げさせていただきました。 |
教育長 |
ちょっと参考までにということで |
委員長 |
だいぶすっきりしましたね。 |
ではよろしいですね。 |
そうしますと、以上で教育委員会を終わります。次回は5月17日です。 |