平成21年2月13日(金) 10時00分~12時00分
(1)議案
【議案第1号】 公開 ≪資料 PDF≫
教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の執務時間に関する規程及び教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の職員の勤務時間に関する規程の一部改正について
【議案第2号】 公開 ≪資料 PDF≫
平成21年度鳥取県公立小・中・特別支援学校学級編制基準について
【議案第3号】 非公開
指導改善研修を要する教員の認定、処遇等について
【議案第4号】 非公開
鳥取県立博物館協議会委員の任命について
(2)報告事項
【報告事項ア】 公開
≪資料 PDF≫
平成21年度当初予算の概要等について
【報告事項イ】 公開
≪資料 PDF≫
教育委員会事務部局人事について
【報告事項ウ】 公開
≪資料 PDF≫
第7回鳥取県教育審議会の概要について
【報告事項エ】 公開
≪資料 PDF≫
平成22年度教員採用選考の改善検討状況について
【報告事項オ】 公開
≪資料 PDF≫
鳥取県教育審議会第1回学校運営分科会の概要について
【報告事項カ】 公開
≪資料 PDF≫
平成20年度文部科学大臣優秀教員表彰について
【報告事項キ】 公開
≪資料 PDF≫
県教育審議会「次の時代を担う生徒を育成するための今後の活力ある鳥取県高等学校教育の在り方について」第二次答申について
【報告事項ク】 公開
≪資料 PDF≫
全国体力 運動能力、運動習慣等調査における鳥取県児童生徒の状況について
【報告事項ケ】 公開
≪資料 PDF≫
平成21年度鳥取県立学校実習助手採用候補者選考試験の実施について
【報告事項コ】 公開
≪資料 PDF≫
報第64回国民体育大会冬季大会スケート競技会及びアイスホッケー競技会における鳥取県選手団の成績について
【報告事項サ】 公開
≪資料 PDF≫
第64回国民体育大会冬季大会スキー競技会における鳥取県選手団の派遣について
※非公開の議案等につきましては、会議録は公開されません。
1.開会
(委員長)
平成21年2月の定例教育委員会を始めさせていただきます。教育総務課長から日程説明をお願いします。
2.日程説明
それでは、お手元の日程を御覧いただきたいと思います。まず、教育長から一般報告がございまして、その後議案の第1号、教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の執務時間に関する規程及び教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の職員の勤務時間に関する規程の一部改正について他、3件です。それから、報告事項としましてア、平成21年度当初予算の概要等について他、10件であります。以上であります。
(委員長)
それでは、一般報告を教育長、お願いします。
3.一般報告
一般報告を申し上げます。前回1月22日の教育委員会以降のものでございます。
1月23日に県PTA協議会主催の教育懇談会がございました。教育委員会も呼んでいただきまして、県P協の役員の皆さん方といろんな意見交換をいたしました。この中でケータイ・インターネットの問題とか、スポーツ少年団の問題とか、そういうふうなことも少し出ていました。それぞれ小グループに分かれて討議もされておりました。
1月25日です。学校給食フォーラムということで県学校給食会や学校栄養士協議会が主催で淀江で行われました。170人ぐらい出席されていました。農林水産大臣が突然御出席で講演をされまして、いろんな話が出て私としても勉強になりました。パネルディスカッション等も行われました。私から学校給食優良校の表彰もさせていただきました。
それから1月26日です。後ほど報告がありますけれども、倉吉で各市町村教育委員会の教育委員さん方の研修会ということで、これは県教育委員会が主催で行われました。文部科学省からも勝山教育財政室長が来られて講演をされました。これも皆さんいろいろな分科会で協議があったところです。
それから1月27日です。県の臨時議会がございました。緊急の雇用経済対策を実施するための予算が審議されまして、県教育委員会からは米子工業高校の改築の工事ですとか、あるいは高等学校へのキャリアアドバイザーの増員配置ですとかが提案されて可決されました。
それから1月29日です。当初予算や2月補正の知事聞き取りがありまして、例の知事が提案された1億円枠などの説明をしました。スクールソーシャルワーカーの事業についても要求をしました。後ほど査定がありまして、予算がつきましたので、後は議会で認めていただけるかどうかです。
それから、1月30日は皆さんと御一緒に岩美中、岩美南小のスクールミーティングに行かせていただきましたので省略いたします。
それから2月2日と6日ですけども、高校生の就職内定取消しについて、これも後ほど説明がありますけれども、これを放っておくと就職が決まっている子たちが非常に心配しますので、急いで経済4団体に出掛けて行って、これ以上取り消しがないように強く要請をいたしました。4団体の受け止めとしては、「鳥取県はこういう例がたくさん続いてくることはないだろう」という考えでしたけども、一人でもあってはいけませんので、是非そういうことのないようにお願いをいたしました。非常に協力的だったと思っています。
それから2月3日から4日にかけて、2月議会に係る議案等について各派に説明をいたしました。教育委員会としては平成21年当初予算ということで免許更新申請の手数料だとか、博物館の管理に関する条例の一部改正だとか、いろんなものを説明しました。
それから2月5日ですけど、教育審議会がございまして、今年度の最後の審議会でした。その中で、あとで出てきますけれども、今後の県立高校の在り方の答申の文案ですとか、県の教育振興基本計画の案ですとか、こういうふうなものも審議をいただきました。
それから更に2月5日と7日に退職校長会と意見交換をしました。退職校長会は「教育の日を制定しよう」という非常に強い思いがありまして、私は「形式的になってはいけないから止められたらどうですか」ということを強く言ったんですけども、納得をなかなかされなくて、7日にも行いました。これは小中学校の校長会長さんもちょうど7日はおられたので、「小学校、中学校はどうですか」と聞いたら、「先生方は忙しいので形ばかりになったらいけないので止めてほしい」という話でした。それでも理事会を開いて、やはり制定の請願をしていきたいという方向でいかれるみたいでして、今日も夕方また来られるので、その説明をしてみようと思っています。教育委員会としてはあまり制定のほうに向けるんじゃなくて、今の学校の中をしっかりやっていくというような方向だったと思っています。
それから2月6日に委員長にお出でいただいて講演をいただきました。指導事務連絡協議会で、教育委員会の中の指導事務関係の皆さん方に60人ぐらい集まっていただいて、研修会とかいろんな説明会等を行いました。
それから県立学校の校長会が2月10日にありました。挨拶をいたしました。信念や理念を持って学校経営に当たってくださいとか、生徒に人間力を付けてくださいとか、学力もしっかり基礎的なものも含めて伸ばしましょうとか、そういうことをお願いしました。
それから2月10日に、日本のまつり実行委員会というのがありました。これは10月に大きな祭りがありまして、その初めての実行委員会の設立総会のようなものです。
後でこれも報告がありますけれども、全国体力・運動能力等の調査結果の市町村別学校別の開示請求が5社からありましたので、委員の皆さん方に御協議いただきましたので、それに基づいて私が決裁をして非開示決定通知を先般行いました。以上です。
(委員長)
それでは議題に入りますが、本日の署名委員は委員と委員にお願いいたしたいと思います。では、議案第1号について説明をお願いいたします。
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4.会議録
○議案第1号 教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の執務時間に関する規程及び教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の職員の勤務時間に関する規程の一部改正について(公開)
(教育総務課長)
それでは、議案1号の資料を御覧いただきたいと思います。教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の執務時間に関する規程、それから同じく職員の勤務時間に関する規程の一部改正ということであります。これにつきましては、昨年10月に県人事委員会が既に職員の給与の引き下げと共に勤務時間の見直しについての勧告を行いました。内容につきましては、民間とか国の動向を踏まえて職員の勤務時間を1週間あたり38時間45分、1日に直すと7時間45分、つまり1日あたり15分短くするのが適当であるということで、そういう関係の条例等の改正をすべしという勧告を人事委員会がしております。それに対しまして県当局としましても、全庁的にこれを良として既に12月に条例等は改正が終わっております。後はそれに関連するそれぞれの細かい規程を所要の改正をするという主旨のものであります。1枚めくっていただきまして、次のページを御覧をいただきたいのですが、2のところに訓令案の概要という形であげております。規程は2本ございまして、(1)が事務局と教育機関の執務時間です。いわば、役所として開いている時間という意味でその執務時間、これを8時30分から5時15分までとするという形で、閉めの時間を15分短縮をする。それから(2)職員の勤務時間なんですが、これも同じように8時30分から5時15分までにするという形で、15分短縮をするという改正でございます。これについてはこの4月1日からの施行ということで、そういう主旨で改正をお願いしたいというものであります。以上であります。
(委員長)
御質問はありますでしょうか。よろしいですね。では、このように了承いたします。議案第2号お願いいたします。
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○議案第2号 平成21年度鳥取県公立小・中・特別支援学校学級編制基準について(公開)
(小中学校課長)
議案第2号、平成21年度鳥取県公立小・中・特別支援学校学級編制基準についてでございます。1ページ、2ページのところをお開きください。平成21年度の学級編制基準につきましては1ページのもので、これは本年度のものと変わりはございません。ただこの度、2ページの取扱要領で2の(1)のイの「マル3情緒障害児短期治療施設(希望館)内」の次に、これまでは「分教室」だけでしたけれども、ここに「分校」というのを加えさせていただきたいと思います。この度、鳥取市において、これまで希望館内の分教室であったものを中学校の分教室をこの4月1日に分校化ということで現在準備を進めておられますので、ここに「分校」という文言を付け加えさせていただきたいと思っております。なお、分校の設置につきましては、次の3ページに参考資料として鳥取こども学園希望館内の分教室並びに分校についての資料を付けさせていただいておりますので、御覧いただければと思います。一つ、訂正がございまして、2ページに戻っていただきまして、取扱要領中に「学校長」という言葉が2箇所出てまいります。1の学級編制の(2)のア、県立特別支援学校のところで「学校長は」とアのところにまず出てきます。それから、もう1点、そのページの一番下の(2)のところにも同じく県立特別支援の文言の中に「学校長は」とありますが、法律上「学校長」という言葉ではなく「校長」と全て示してありますので、この「学」をこの度から取らせていただきたいと思います。これまでずっと「学校長」と示しておりましたけれども、正式には「校長」のほうが適切であるということで、変えたいと思いますのでよろしくお願いいたします。以上です。
(委員長)
よろしいですか。では、これも原案のとおり認めたいと思います。続いて議案第3号と議案第4号は人事に関する案件ですので非公開としたいと思いますがよろしいでしょうか。ではそのようにしたいと思います。では、議案第3号お願いします。
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○議案第3号 指導改善研修を要する教員の認定、処遇等について(非公開)
○議案第4号 鳥取県立博物館協議会委員の任命について(非公開)
(委員長)
それでは、以上で非公開の案件は終了しましたので、これより公開といたします。では、以下報告事項になります。お願いします。
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○報告事項ア 平成21年度当初予算の概要等について(公開)
(教育総務課長)
それでは報告事項ア、平成21年度当初予算の概要等についてということで非常に厚い冊子を用意しておりますが、これを全部は説明いたしません。前回の委員会の連絡事項で、平成21年度に向けた主な予算要求の概要については御説明をいたしましたので、基本的にはそれがほぼ予算として付きました。そういう前提で一々の事業の詳細は説明いたしません。全体像だけ簡単に説明させていただきます。ページめくっていただきまして、見開きで平成21年度の教育予算案の概要ということで、見開きのものでございます。そこの一番左上、1であります。21年度の一般会計の予算額でいきますと、教育委員会の予算が683億余円ということで、対前年度に対しましては13億円ほどの増で1.9%、20年度よりも増えております。その下(3)というとこで、教育予算の割合を書いておりますが、県全体の予算に対する教育予算の割合はついに20%を超しました。これは平成14年、15年あたりに教育予算が県予算の中で一番大きくなって以降ずっと上がってきておりましたが、ついに20%を超えたということであります。ちなみに、その次に目的別で多いのが土木費でして、それが17.3%、それから公債費、これは借金を返すお金ですが16.6%ですので、断トツの1位ということであります。額としても前年度よりも0.4%の増加ということであります。その増加の内訳がどういうものであるかということは、右ページの中段あたり、3で「その他(前年度対比等)」ということであげておりますけれども、そこに21年度と20年度の当初予算の対比の表を簡単に付けております。簡単に申し上げますと、教育委員会の予算というのは圧倒的に教職員の人件費であります。21年度の内訳の人件費に568億ほどございますが、だいたい教育委員会全体の予算だと83%は教職員の人件費ということであります。それと、右側を見ていただきますと比較という欄で、△で17億円ほどの額があります。これはこの1月から教職員の給料が3.5%下がりました。それから、来年度も教職員の定数の減というのが見込まれましたので、率にして3%ほど下がっているということがございます。ただ、全体の教育委員会の予算が増えましたのは、その下に普通建設事業費ということで21年度は43億余円ほどをあげておりますが、対前年で比較欄Cのところですが約30億円増えております。この主な内訳をその下にあげております。主な増減ということで御覧をいただきたいと思いますが、大半は県立学校の耐震化の事業でありますとか、それから高等学校の整備で米子工業高校の改築が本格的に予算化となるといったようなこと。それから、2つ下りまして妻木晩田遺跡事務所のガイダンス施設の整備が来年度本格的に額として約3億円近いものが出てくる。それから、その下の受託発掘調査事業ということで山陰道の建設前に埋蔵文化財調査をする必要があるのですが、その関係の受託が国土交通省から10億円余りということで対前年でも増といったようなことから、建設事業関係の予算も増えているということでトータルが増えているという状況であります。それから、もう一度左側のページに戻っていただきまして、今、教育振興基本計画の最終の詰めに入っておりますが、そこの中で鳥取県教育の基本理念として「自立した心豊かな人づくり」としてそこにあるような人間像を実現するために様々な施策をこれから5年間していくということで、それを予算の中で具体的な施策として取り組んでいくということがあります。そこの主な施策で6本ほどの柱で挙げております。その柱に沿って事業を整理してみますと、そこにあげてあるような項目が主な21年度の予算事業ということになると考えております。そこの表の中で、例えば「1生涯にわたって自ら学び…」という項目の中にカッコ内の「社会全体で取り組む教育の推進」のその下に「(枠)地域による学校支援推進事業」と書いております。この枠と言いますのが「とっとり人財育成プロジェクト」ということで、教育特別予算枠というのを今回約1億円認めてもらいましたが、それに該当する予算だということで枠という事業があちこちにあります。特に2の「「知」「徳」「体」のバランス…」の部分にそういう要素のものが入り組んでいます。それから、下りまして「教育の原点である家庭教育の充実」ということで「(新)」とありますが、これは新規に21年度から取り組む事業ということで、新規事業もたくさん取り組みを進める整理になっておりますので、そういう目で御覧をいただけたらと思います。それから、少しページをめくっていただきまして今度は2ページ、3ページを御覧いただきたいと思います。個々の事業は説明いたしませんけれども、これが「とっとり人財育成プロジェクト教育特別予算枠」という予算名称になりました。約1億円の予算で新たな教育支援の取り組みもしていくといったことで、1の事業の概要の枠の中に主な取り組みということであげております。そこの6つのコンセプトの事業に取り組んでいこうということで、約1億2千万円程度の予算で取り組みをしているというものであります。これは私立学校等への支援等も含めての取り組みであります。それから、かなり後半のページですが、164ページ、165ページを御覧いただきたいと思います。教育の予算は大半が教員の人件費だと申し上げましたが、教員の定数の状況がどうであるかといった表であります。164ページの上に事業の概要ということで教職員定数の拡充、状況等をあげております。拡充と申しましてもトータルでは少子化で学校数・学級数が減っておりまして、そこに小・中・高・特別支援学校の校種別であげておりますが、基本的には対前年では教員定数は下がっておりまして、トータルでは110名の減です。特別支援学校につきましては、学級等の増がありまして教員定数は若干の増になっております。それから、今マスコミでも取り上げられております小中学校の少人数学級等の件でありますけれども、そこの2の事業内容の(1)の一番上の段であります。小中学校につきましても引き続き実施をしていくということで、正職員の定数ベースでいきますと小学校については1名の増、中学校については3名の減という形で、多少国の加配も活用しながらということがありますけれども、引き続き継続をしていきます。それから、対前年との比較で増減の数字で多いものが下から3つ目、専攻科の教員ということで、これは鳥取東高の専攻科をこれで閉じますのでその関係で4名の減ということであります。それから、右側のほうが非常勤講師等の配置の関係であります。これについては詳しく説明しませんが、それぞれ少人数学級の実施等の関係で非常勤講師の配置等が増えているということがございます。また御覧いただけたらというところであります。以上であります。
(教育総務課長) それでは報告事項ア、平成21年度当初予算の概要等についてということで非常に厚い冊子を用意しておりますが、これを全部は説明いたしません。前回の委員会の連絡事項で、平成21年度に向けた主な予算要求の概要については御説明をいたしましたので、基本的にはそれがほぼ予算として付きました。そういう前提で一々の事業の詳細は説明いたしません。全体像だけ簡単に説明させていただきます。ページめくっていただきまして、見開きで平成21年度の教育予算案の概要ということで、見開きのものでございます。そこの一番左上、1であります。21年度の一般会計の予算額でいきますと、教育委員会の予算が683億余円ということで、対前年度に対しましては13億円ほどの増で1.9%、20年度よりも増えております。その下(3)というとこで、教育予算の割合を書いておりますが、県全体の予算に対する教育予算の割合はついに20%を超しました。これは平成14年、15年あたりに教育予算が県予算の中で一番大きくなって以降ずっと上がってきておりましたが、ついに20%を超えたということであります。ちなみに、その次に目的別で多いのが土木費でして、それが17.3%、それから公債費、これは借金を返すお金ですが16.6%ですので、断トツの1位ということであります。額としても前年度よりも0.4%の増加ということであります。その増加の内訳がどういうものであるかということは、右ページの中段あたり、3で「その他(前年度対比等)」ということであげておりますけれども、そこに21年度と20年度の当初予算の対比の表を簡単に付けております。簡単に申し上げますと、教育委員会の予算というのは圧倒的に教職員の人件費であります。21年度の内訳の人件費に568億ほどございますが、だいたい教育委員会全体の予算だと83%は教職員の人件費ということであります。それと、右側を見ていただきますと比較という欄で、△で17億円ほどの額があります。これはこの1月から教職員の給料が3.5%下がりました。それから、来年度も教職員の定数の減というのが見込まれましたので、率にして3%ほど下がっているということがございます。ただ、全体の教育委員会の予算が増えましたのは、その下に普通建設事業費ということで21年度は43億余円ほどをあげておりますが、対前年で比較欄Cのところですが約30億円増えております。この主な内訳をその下にあげております。主な増減ということで御覧をいただきたいと思いますが、大半は県立学校の耐震化の事業でありますとか、それから高等学校の整備で米子工業高校の改築が本格的に予算化となるといったようなこと。それから、2つ下りまして妻木晩田遺跡事務所のガイダンス施設の整備が来年度本格的に額として約3億円近いものが出てくる。それから、その下の受託発掘調査事業ということで山陰道の建設前に埋蔵文化財調査をする必要があるのですが、その関係の受託が国土交通省から10億円余りということで対前年でも増といったようなことから、建設事業関係の予算も増えているということでトータルが増えているという状況であります。それから、もう一度左側のページに戻っていただきまして、今、教育振興基本計画の最終の詰めに入っておりますが、そこの中で鳥取県教育の基本理念として「自立した心豊かな人づくり」としてそこにあるような人間像を実現するために様々な施策をこれから5年間していくということで、それを予算の中で具体的な施策として取り組んでいくということがあります。そこの主な施策で6本ほどの柱で挙げております。その柱に沿って事業を整理してみますと、そこにあげてあるような項目が主な21年度の予算事業ということになると考えております。そこの表の中で、例えば「1生涯にわたって自ら学び…」という項目の中にカッコ内の「社会全体で取り組む教育の推進」のその下に「(枠)地域による学校支援推進事業」と書いております。この枠と言いますのが「とっとり人財育成プロジェクト」ということで、教育特別予算枠というのを今回約1億円認めてもらいましたが、それに該当する予算だということで枠という事業があちこちにあります。特に2の「「知」「徳」「体」のバランス…」の部分にそういう要素のものが入り組んでいます。それから、下りまして「教育の原点である家庭教育の充実」ということで「(新)」とありますが、これは新規に21年度から取り組む事業ということで、新規事業もたくさん取り組みを進める整理になっておりますので、そういう目で御覧をいただけたらと思います。それから、少しページをめくっていただきまして今度は2ページ、3ページを御覧いただきたいと思います。個々の事業は説明いたしませんけれども、これが「とっとり人財育成プロジェクト教育特別予算枠」という予算名称になりました。約1億円の予算で新たな教育支援の取り組みもしていくといったことで、1の事業の概要の枠の中に主な取り組みということであげております。そこの6つのコンセプトの事業に取り組んでいこうということで、約1億2千万円程度の予算で取り組みをしているというものであります。これは私立学校等への支援等も含めての取り組みであります。それから、かなり後半のページですが、164ページ、165ページを御覧いただきたいと思います。教育の予算は大半が教員の人件費だと申し上げましたが、教員の定数の状況がどうであるかといった表であります。164ページの上に事業の概要ということで教職員定数の拡充、状況等をあげております。拡充と申しましてもトータルでは少子化で学校数・学級数が減っておりまして、そこに小・中・高・特別支援学校の校種別であげておりますが、基本的には対前年では教員定数は下がっておりまして、トータルでは110名の減です。特別支援学校につきましては、学級等の増がありまして教員定数は若干の増になっております。それから、今マスコミでも取り上げられております小中学校の少人数学級等の件でありますけれども、そこの2の事業内容の(1)の一番上の段であります。小中学校につきましても引き続き実施をしていくということで、正職員の定数ベースでいきますと小学校については1名の増、中学校については3名の減という形で、多少国の加配も活用しながらということがありますけれども、引き続き継続をしていきます。それから、対前年との比較で増減の数字で多いものが下から3つ目、専攻科の教員ということで、これは鳥取東高の専攻科をこれで閉じますのでその関係で4名の減ということであります。それから、右側のほうが非常勤講師等の配置の関係であります。これについては詳しく説明しませんが、それぞれ少人数学級の実施等の関係で非常勤講師の配置等が増えているということがございます。また御覧いただけたらというところであります。以上であります。
(委員長)
それでは、御質問等がありましたらお願いします。
(委員)
初めて見たんですけども、「ガイナーレ鳥取に派遣」というのはなんですか。
(教育総務課長)
これは今ガイナーレの運営の関係で米子市の教員を1名派遣をしております。その関係です。
(委員)
でも、目的が小学校教員の資質向上であったならばガイナーレ鳥取じゃなくてもいいんじゃないでしょうか。どうなんでしょうか。
(教育総務課長)
これは長期社会体験研修ということで、今までいろんなところに研修派遣をしておったんですけれども、現在ガイナーレは県内の大きな課題でもありますので、そこのマネージメントにこの教員が以前から関わっていたということもありまして、それでしたら社会体験研修になるだろうということで派遣をしておるものです。
(委員)
なるほど。少し不思議な感じがしますね。要はガイナーレを応援しているんだということなんですね。
(教育総務課長)
まあ、そういう意味合いもあります。あと、少人数学級の小学校1、2年生の30人学級、中学校1年生の33人学級です。教育委員会としては例えば小学校で来年度103名、それから中学校で60名が少人数学級を実施するために必要な教員定数であります。ただ、なかなか今は財源的に厳しい状況でもありますので、大半は単県予算で定数を確保するんですが、一部、例えば小学校で103人中34名分につきましては、元々国から指導方法の工夫改善のための加配定数としてきている分を振替えで活用して、34人分を充てるといったようなそういったような工夫をしておりまして、そこを少し何とかしてほしいということで要求はしたんですけれども、財源的な問題で無理でした。それから、県費負担教職員というのは県職員の定数でありますので、そういう定数的な制限の問題等々もありまして、この部分については前年並みの教員の正職員配置でといったようなそういうところになっております。ただ、指導方法の工夫改善で振替えた部分、それにつきましては、例えば今年度はその振替えた人数分だけの非常勤の配置ということでありましたけども、そこを少し配慮してくれまして、それを上回る数の非常勤の配置ができるよう少し余分に予算を付けていただけました。それが165ページの非常勤の配置の関係の上から5番目の指導方法工夫改善等非常勤講師の増配置といったようなところ、そういうところになっています。
(委員)
基本的な質問なんですが、そうすると少人数学級というのは維持されるということでいいんですよね。
(教育総務課長)
はい。
(教育長)
それから、国の定数の振替えですが、この振替えはしないでほしいということを部長聞き取りでも知事聞き取りでもずっと言っているんですが、さきほどありました財源的なものや定数的な全体の枠の関係で振替えられてしまったんです。ただ、非常勤講師への定数を振替えについては時間数が加算されましたので、その分非常勤全体を増やしてくれました。今年よりは少し良くなっているという形です。
(委員)
この少人数学級は毎年検討していくことになるんですね。
(委員)
それですよね。何か制度化できないかと思いますよね。
(教育長)
本当は国がやってもいいんですよ。県として国に要望はずっとしているんです。私も全国教育長会議でも文部科学省初等中等教育局長の前で強く言うんですけれども、30人学級をすると何人必要ですかと言うと10万人、11万人の教員増になると言うんです。10万、11万人の教員増なんて国はとんでもないと言う。財務省で財源を抑えられてしまっているので動かないんですよ。だけど、それも後2年ぐらいすると少し枠が取れてくるから、動くかなと思っています。
(委員)
外国と比較して言われている中で、やはり日本は非常に1学級あたりの人数が多いですよね。そのあたりのところを絡めながら話してみたらいいんじゃないでしょうか。
(教育長)
それは言っているんですよ。OECD諸国の中で教育費の国内総生産に占める比率って日本は今3.5%くらいですけれども、OECDの他国は4%、5%、6%あたりです。だから、そういう意味で日本は教育に国費をあまり投じてないということになるということですとか、それから、他国は1学級あたり20人とか30人という基準なのに、日本は40人ですから、もう全く時代遅れですと言うんだけど、やはり問題は財政的なことです。これはもの凄く大きな壁です。今度、教育長会議でもみんなで言うしかないと思っていますが、それでもなかなか動かないかもしれません。
(委員)
でも、この何億円くらいだったら県レベルで何とかなる額じゃないですか。10億円いかないくらいの額ですよね。
(教育長)
全部で12、13億円くらいなるんですよ。だけど国からも3分の1きますし、市町村からも大雑把に言うと3分の1くらい貰います。県としては4億円程度になるんですけれども、4億、5億円くらい県で出すということになればいいですけれども、額の問題だけではなくて、定数の問題がありまして、県は今削減しようとしていますので難しいです。
(委員)
教育委員会として要望と言うか、強く求めたいという気はするんですけどね。どうなんでしょうか。頑張りどころな気がするんですけどね。
(教育長)
私も言い方がまだ弱いのかな。データを挙げて、結構言っているつもりなんですけどね。
(委員長)
少人数学級と学力との相関関係を以前出していましたよね。そんなに明確ではなかったですね。
(教育長)
あんまり明確ではないです。
(委員長)
そこらへんをきちっとやっていかないと説得力がないですね。
(委員)
他県の教育長は結構強く言われているんですか。
(教育長)
他県にも大分広がっていますのでやっています。思うようになるところもあるし、なかなか難しいところも結構他県にはあります。鳥取県は、小中学校・高校の教員の配置率は国からの定数プラスして県独自のものも合わせると全国で2番目くらいです。なんだかんだ言いながらかなり手厚くやっているんです。それでも足りないからもっとというって声もありますからそれはそうなんですけどね。
(委員)
ふるさと納税の広告に入れるとか。別にそれで大した額が集まらなくてもいいじゃないですか。
(教育長)
広告を載せましたけど、全然駄目でね。
(委員)
でも、県のふるさと納税は結局目標が明確じゃないからなんですよね。だから、そういう明確な目標を掲げればそれで例えば1千万円しか集まらなかったとしても、それだけ興味を持ってくれる人がいるということになればいいかもしれないし。何か工夫の仕方がないかなと思うんですけどね。
(委員)
ふるさと納税は子どものスポーツ振興と読書でしたよね。それは聞いたんですけど、お金が集まらないというのはもうちょっと啓発の仕方がないでしょうか。それぞれの市町村でもやっているんですよね。
(教育長)
二重になっているんですよ。県でもやるし、市町村でもやるし。
(教育総務課長)
今、県全体では市町村を含めて7,300万円集まっています。県の目標は元々3,000万円です。どうも寄付された方は、まずは自分の出身市町村に寄付して、その上で余力があれば県にというスタンスなので、私はしましたよと言われる方はたいてい自分の出身市町村にまずはされています。ですから県は、まだ400万円くらいなんですけども、市町村によってはもう1,000万というところもあります。中では大口で一人が1,000万されているところもあります。県レベルは苦戦しています。
(委員)
県では400万円だと今言われましたよね。それはどれだけの期間で400万円なんですか。
(教育総務課長)
昨年5月から募集を始めて、この1月半ばまでの数字で400万円ほどです。
(委員)
どういうふうに扱うんですか。年度ごとできるのか、ある程度お金が溜まってから使用するのか。
(教育総務課長)
とりあえず、年度ごとで切りますので、それを子ども達のスポーツ振興の関係と図書の整備の関係に、事業財源として充てる計画に元々していますので、そこに充てていくといった形です。
(委員)
新聞などの効果でお金は集まっていますか。
(教育総務課長)
新聞も随分載せてくれましたし、ホームページは夏や正月にはそのキャンペーンということで列車の広告もやったりもしましたし、同窓会、県人会、およそあんまり金かけずにできることはしたんですけれども、皆さんなかなか出身のふるさとに冷たいなというところもあったりもしましてなかなか集まりません。
(委員)
おまけを付けたりされる町があったりするじゃないですか。納税してくれたら町の特産物を送りましょうとか。そっちにみんなが魅かれちゃっているのかなと思ったりします。
(教育総務課長)
あまりお土産を付けるのはモラルハザードにもなるんじゃないかという面もありますので、鳥取県の場合は、例えば県の持っている花回廊等の施設入場券であるとか、そういうものでお返しをする。当然知事や教育長の感謝状という形で額に応じてお返しをすることはしていますけども、あまり御礼を一生懸命しすぎると少し本末転倒の感じがしますし。
(委員長)
他にいかがでしょうか。よろしいですか。それでは、報告事項イをお願いします。
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○報告事項イ 教育委員会事務部局人事について(公開)
(教育総務課長)
それでは、報告事項イを御覧いただきたいと思います。これは事務局人事でありますけれども、そこにあげておりますとおり専門職の部で博物館に学芸員補として勤務をしております和田という者が今回学芸員資格を取得しましたので、それに伴い学芸員に転職をさせるということで2月1日付けで発令をしたというものでございます。以上でございます。
(委員長)
よろしいですか。それでは、次の報告事項ウをお願いします。
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○報告事項ウ 第7回鳥取県教育審議会の概要について(公開)
(教育企画室長) 報告事項ウ、第7回鳥取県教育審議会の概要について報告させていただきます。1枚おはぐりいただきますと、概要を載せております。新しい委員の第2回目ということで、今回、主な議案で高校の答申案が諮られるということで、高等学校在り方部会との合同開催をいたしました。県外委員さん4名中3名御出席いただきましたし、人数は26名でした。分科会では、現在、計画を練っておりますスポーツ振興計画についての意見を伺い、その後協議事項で高等学校の在り方についての答申案の審議をしました。ここに黒丸、白丸がありますが、黒丸は委員さんからの意見、白丸が事務局からの意見ということです。この(2)に黒丸が並んでいるように見えるんですが、これは会長が高校の在り方部会の座長もしておられますので、事務局に代わって発言をされたという部分でございます。答申案につきましては、いろいろ意見いただきまして、又後ほど報告があると思いますけども、答申案が了解されたということでございます。2ページ目に教育振興基本計画、今、パブリックコメントに出している案を説明をして意見を伺ったものをまとめております。又、協議事項でも触れさせてもらいますけれども、そこにあるように鳥取らしさをどう出すかについていろいろ意見が出たところでございます。鳥取県は海も山も近いし文化財もある、これは学校教育にも使える、鳥取県教育の目玉になるのではないかとか。下のほうの黒丸の2つ目ですが、滋賀県には琵琶湖学習というものがあるので、鳥取県もそういうものを作ってやったらどうだと。要は郷土のものを活用した鳥取県らしさで示したらどうかとかという意見がありました。また、文化振興のところでは文化財関係、特に考古学が中心になりがちでないかということで、もっと他にいろんな文化遺産、文化景観が残っているのでそういうところに目を向けたものにしてもらいたいということ等がありました。詳しいことは委員協議会でパブリックコメントの意見も報告させていただいて、意見をいただけたらと思います。以上です。
(教育企画室長) 報告事項ウ、第7回鳥取県教育審議会の概要について報告させていただきます。1枚おはぐりいただきますと、概要を載せております。新しい委員の第2回目ということで、今回、主な議案で高校の答申案が諮られるということで、高等学校在り方部会との合同開催をいたしました。県外委員さん4名中3名御出席いただきましたし、人数は26名でした。分科会では、現在、計画を練っておりますスポーツ振興計画についての意見を伺い、その後協議事項で高等学校の在り方についての答申案の審議をしました。ここに黒丸、白丸がありますが、黒丸は委員さんからの意見、白丸が事務局からの意見ということです。この(2)に黒丸が並んでいるように見えるんですが、これは会長が高校の在り方部会の座長もしておられますので、事務局に代わって発言をされたという部分でございます。答申案につきましては、いろいろ意見いただきまして、又後ほど報告があると思いますけども、答申案が了解されたということでございます。2ページ目に教育振興基本計画、今、パブリックコメントに出している案を説明をして意見を伺ったものをまとめております。又、協議事項でも触れさせてもらいますけれども、そこにあるように鳥取らしさをどう出すかについていろいろ意見が出たところでございます。鳥取県は海も山も近いし文化財もある、これは学校教育にも使える、鳥取県教育の目玉になるのではないかとか。下のほうの黒丸の2つ目ですが、滋賀県には琵琶湖学習というものがあるので、鳥取県もそういうものを作ってやったらどうだと。要は郷土のものを活用した鳥取県らしさで示したらどうかとかという意見がありました。また、文化振興のところでは文化財関係、特に考古学が中心になりがちでないかということで、もっと他にいろんな文化遺産、文化景観が残っているのでそういうところに目を向けたものにしてもらいたいということ等がありました。詳しいことは委員協議会でパブリックコメントの意見も報告させていただいて、意見をいただけたらと思います。以上です。
(委員長)
では、後ほどの委員協議会のところで議論を持つことにしましょうか。では、次の報告事項エをお願いします。
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○報告事項エ 平成22年度教員採用選考の改善検討状況について(公開)
(小中学校課長)
平成22年度教員採用選考の改善検討状況について御報告いたします。ページをおめくりいただきまして、改善状況を1ページにまとめております。公平性、透明性を一層高めるために見直しをこれまでもしてきておりましたが、下に挙げております1~6の中で<新>となっているものは、来年度22年度の採用選考試験から実施する改善点でございます。それから、それ以外は21年度の採用選考試験で既に改善をした点でございます。まず1番のところで<新>のところ、非公表であった一意に定まらない解答について、これまでは解答を出しておりませんでしたけれども、解答例として今後公表をいたします。それから2、採用選考基準の公表というところで、そこに挙げております点について今後公表してまいります。それから3点目の<新>のところで、選考業務担当課以外の教育委員会事務局職員によりまして、答案の得点、それから評価表の評価と選考資料の突合をいたします。それから5番目に<新>と書いております、鳥取県教育委員会文書等の整理、保管及び保存に関する規程の改正を行いまして、様々なものの保存年限等を見直しながら明確にするということでございます。それからその他としまして、教育委員会事務局以外の機関との選考プロセスに関する意見交換を実施するということを予定しております。これは具体的には例えば人事委員会等との意見交換で話をする。2ページ目につきましては、これはこれまでも行なってきておりました方策がこのようなものだったということを挙げております。あと、文部科学省に報告をしました資料をそのまま挙げております。これらが現段階で取りまとめたものを実際に国に報告した様式でございまして15ページまでございますが、この次に先頃全国の状況を文科省がまとめたものを報道発表しておりまして、1つおめくりいただきますと3ページのところに別紙として改善状況の概要という表がございます。そこに少し手書きで入れておりますけれども、表の左側に小さい丸が付いておりますが、これは本県が以前から改善を行なってきている事項でございます。そして表中にマル2のところでH20.8.30~H21.1.30に決定というところで38県市になっておりますが、その中で丸囲みをして示しておりますのが、本県がこの期間中に新たに見直したものに含まれている県市として挙がっているものでございます。最初に見ていただきましたこれまでやってきたものとそれから新たにするものということでこの印が付けておりますので、そういったものと比較して見ていただければと思います。こう見ると表中にある長丸で県市のところに囲んである丸印が少ないようにも見られるかもしれませんけれども、既にこれまでからやってきておりますので、新たにというのがそこに付いている印だけではございますが、全体的に見ますと本県では手前味噌な言い方ですけれども、この改善につきましては以前からかなり全国的には進んでいるほうだと思っております。以上でございます。
(小中学校課長) 平成22年度教員採用選考の改善検討状況について御報告いたします。ページをおめくりいただきまして、改善状況を1ページにまとめております。公平性、透明性を一層高めるために見直しをこれまでもしてきておりましたが、下に挙げております1~6の中で<新>となっているものは、来年度22年度の採用選考試験から実施する改善点でございます。それから、それ以外は21年度の採用選考試験で既に改善をした点でございます。まず1番のところで<新>のところ、非公表であった一意に定まらない解答について、これまでは解答を出しておりませんでしたけれども、解答例として今後公表をいたします。それから2、採用選考基準の公表というところで、そこに挙げております点について今後公表してまいります。それから3点目の<新>のところで、選考業務担当課以外の教育委員会事務局職員によりまして、答案の得点、それから評価表の評価と選考資料の突合をいたします。それから5番目に<新>と書いております、鳥取県教育委員会文書等の整理、保管及び保存に関する規程の改正を行いまして、様々なものの保存年限等を見直しながら明確にするということでございます。それからその他としまして、教育委員会事務局以外の機関との選考プロセスに関する意見交換を実施するということを予定しております。これは具体的には例えば人事委員会等との意見交換で話をする。2ページ目につきましては、これはこれまでも行なってきておりました方策がこのようなものだったということを挙げております。あと、文部科学省に報告をしました資料をそのまま挙げております。これらが現段階で取りまとめたものを実際に国に報告した様式でございまして15ページまでございますが、この次に先頃全国の状況を文科省がまとめたものを報道発表しておりまして、1つおめくりいただきますと3ページのところに別紙として改善状況の概要という表がございます。そこに少し手書きで入れておりますけれども、表の左側に小さい丸が付いておりますが、これは本県が以前から改善を行なってきている事項でございます。そして表中にマル2のところでH20.8.30~H21.1.30に決定というところで38県市になっておりますが、その中で丸囲みをして示しておりますのが、本県がこの期間中に新たに見直したものに含まれている県市として挙がっているものでございます。最初に見ていただきましたこれまでやってきたものとそれから新たにするものということでこの印が付けておりますので、そういったものと比較して見ていただければと思います。こう見ると表中にある長丸で県市のところに囲んである丸印が少ないようにも見られるかもしれませんけれども、既にこれまでからやってきておりますので、新たにというのがそこに付いている印だけではございますが、全体的に見ますと本県では手前味噌な言い方ですけれども、この改善につきましては以前からかなり全国的には進んでいるほうだと思っております。以上でございます。
(委員長)
この別紙なんですけど、逆の言い方をすればこの中で鳥取県がやっていないところはあるんですか。
(小中学校課長)
全くやってないものはございません。
(委員長)
ないんですね。程度の問題があると思っていいですね。
(教育長)
相当進んでいると思います。ただ、例えば面接の仕方の細かい項目のところまで全部出すようなことまではしていません。発問するときの着眼点の細かい部分なんかは出していませんが、どういうところを面接の時に見るかというのは出します。全国的に見ても相当進んでいる中に入っていると思っています。
(委員)
試験問題の作成ですけど、これはどういう機関が行うんですか。例えば大学だと試験問題作成委員会とかあるじゃないですか。
(小中学校課長)
これは事務局で問題の作成委員を選任しまして、その担当の者で作っております。
(委員)
実は書道家さんからお話を伺って、同じことを教育長にお手紙でお書きになったということだったんですけども、書道の試験を作る人が毎年同じになっていると。県内に人材がいないわけではないので、僕はそれがどのくらい固定しているかは分かんないんですけれどももしそういう状況があるのであれば、どうしても専門性の高い分野だと同じ人が作るとやはり傾向が同じになってくるので、人を変えたほうがいいんじゃないかと。私もその話を伺った時にそう思ったんですが、どうでしょう。
(高等学校課)
基本的には何年も同じ人がしていることは避けたいと思っておりますけども、書道を教えている先生は県内そんなに多くはありませんので、複数で当たっておりますのでメンバーを揃えるのが難しいということもありますし、高校の授業の指導要領を踏まえた問題になっておりますので、個人によって左右されるという部分はないです。ただ、始めにも申し上げましたけど、なるべくメンバーは替えていきたいと思っております。
(委員)
その点はかなり書道界においては問題視しているということだったんですよ。では、問題の作成は1名ではないんですか。
(高等学校課)
そうですね。
(委員)
なるほど。
(高等学校課)
流派というかそういうものがある分野は非常に難しいです。
(委員)
そうすると、その流派を変えていくという形を取るのかなとも思うんですけどね。
(高等学校課)
あくまでもベースは高校で教えるためですので、指導要領の部分を教えることができるかというあたりですので、難しい面があります。
(教育長)
学校の書道の授業をどういうふうに組み立てていくかとか、学習指導をどういうふうに定めているかということがよく分かっていらっしゃる方でないと、どんどん回したはいいけどそれがよく分からないで、書道だけは非常に優れているという人でも困るんです。そのへんはよく考えて、あまり固定しないようにできるだけオープンにしているけれども、現実はそんなにたくさんいないから少し長くなる傾向があるんです。あるけれども、そういう疑いを持ってもらっても困りますし、ただ流派の問題があるので。柴山さんもちょっと流派的な意味合いも若干込めて言っておられると思うんですよ。だから、そのあたりはオープンにして誤解のないようにするようにしていますから、それは大丈夫だと思います。
(委員)
ただ、流派の問題があると皆さんはおっしゃるけれども、流派はあっても最低限やっておかなければいけないことについては、基本についての認識は大差ないんですよ。だから流派はもちろんあるけども、現場的にはないと思ってもらったほうがむしろいいのかなとも思うんです。特にこういう基本の取組をする場面ではね。
(教育長)
分かりますけど、いろんなことで流派は主張をされるんですよ。
(委員)
それは分かります。
(教育長)
博物館の展示があった時なんかもそうで、非常に難しいんですよ。だから公平に、客観的に見ながらやっていって、努力はもちろんしていくつもりなので、御意見は承って、改善すべきところは改善します。
(委員長)
他にいかがでしょうか。よろしいですか。次、報告事項オをお願いします。
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○報告事項オ 鳥取県教育審議会第1回学校運営分科会の概要について(公開)
(小中学校課長)
鳥取県教育審議会第1回学校運営分科会の概要についてでございます。1ページをお開きいただきたいと思います。新たな委員になりましての第1回学校運営分科会ということで、1月27日に開催をいたしました。新たな委員での第1回ということで委員長を選出しまして、山岸委員に委員長をお願いするということでスタートいたしました。この度の議事につきましては大きく3点ございまして、県立学校の第三者評価、公立小・中学校の学校評価、3点目に鳥取県教育振興基本計画(案)についての議事を協議していただきました。5のところから協議の主な内容を挙げております。まずは、県立学校の第三者評価の(試行実施)につきましては、いくつかの御意見が出ておりましたけども主なものを御紹介しますと、毎年31校評価するのは学校もそれから委員としても非常に厳しいものがある。3年に1回ぐらいのサイクルがどうであろうかというようなこと。それから評価項目についてただ数字が並んでいるだけではなくて、言葉によるコメントの評価が必要ではないかというような御意見がありました。また今後の課題等としまして、学校訪問は1日では無理なので、2日程度の日程変更が必要ではないかというような御意見も出ておりました。2つ目の議題で小・中学校の学校評価についてでございますが、法律の改正によりまして、20年度末までには各学校が自己評価したものを公表をする。そして設置の市町村教育委員会にもそのことを報告するということが義務付けになっておりまして、まだ昨年、一昨年の状況は自己評価の実施はしておられるんですけどもかなり、公表という点ではまだ不十分でございました。それはこの3月までにはしていただくということでお願いしているところであります。自己評価の方法等について意見が出まして、3つ目の丸なんですけれども、いろいろな形でそれぞれが自己評価の公表方法を考えてはいますけども、今後も更にいろんな工夫をすることが必要ではないかとか、それから、その公表の方法も学校がそれぞれ例えばホームページでやるということも大事かもしれないけれども、市町村が市内の学校分をまとめて掲載することなどはどうだろうかというような御意見、今後の課題としても公表100%になっても後は内容、質的な向上が今後の課題であるというようなことが出ておりました。また、3点目の鳥取県教育振興基本計画(案)についてでございますが、これは目標等に合った数値目標になっているのか今一度吟味が必要ではないかというような御意見、それから、高校の奨学金について取り上げられているけれども、県立高校の授業の減免のことも、現在の社会状況を鑑みて取り上げていくのはどうだろうかというような御意見が出ておりました。以上でございます。
(小中学校課長) 鳥取県教育審議会第1回学校運営分科会の概要についてでございます。1ページをお開きいただきたいと思います。新たな委員になりましての第1回学校運営分科会ということで、1月27日に開催をいたしました。新たな委員での第1回ということで委員長を選出しまして、山岸委員に委員長をお願いするということでスタートいたしました。この度の議事につきましては大きく3点ございまして、県立学校の第三者評価、公立小・中学校の学校評価、3点目に鳥取県教育振興基本計画(案)についての議事を協議していただきました。5のところから協議の主な内容を挙げております。まずは、県立学校の第三者評価の(試行実施)につきましては、いくつかの御意見が出ておりましたけども主なものを御紹介しますと、毎年31校評価するのは学校もそれから委員としても非常に厳しいものがある。3年に1回ぐらいのサイクルがどうであろうかというようなこと。それから評価項目についてただ数字が並んでいるだけではなくて、言葉によるコメントの評価が必要ではないかというような御意見がありました。また今後の課題等としまして、学校訪問は1日では無理なので、2日程度の日程変更が必要ではないかというような御意見も出ておりました。2つ目の議題で小・中学校の学校評価についてでございますが、法律の改正によりまして、20年度末までには各学校が自己評価したものを公表をする。そして設置の市町村教育委員会にもそのことを報告するということが義務付けになっておりまして、まだ昨年、一昨年の状況は自己評価の実施はしておられるんですけどもかなり、公表という点ではまだ不十分でございました。それはこの3月までにはしていただくということでお願いしているところであります。自己評価の方法等について意見が出まして、3つ目の丸なんですけれども、いろいろな形でそれぞれが自己評価の公表方法を考えてはいますけども、今後も更にいろんな工夫をすることが必要ではないかとか、それから、その公表の方法も学校がそれぞれ例えばホームページでやるということも大事かもしれないけれども、市町村が市内の学校分をまとめて掲載することなどはどうだろうかというような御意見、今後の課題としても公表100%になっても後は内容、質的な向上が今後の課題であるというようなことが出ておりました。また、3点目の鳥取県教育振興基本計画(案)についてでございますが、これは目標等に合った数値目標になっているのか今一度吟味が必要ではないかというような御意見、それから、高校の奨学金について取り上げられているけれども、県立高校の授業の減免のことも、現在の社会状況を鑑みて取り上げていくのはどうだろうかというような御意見が出ておりました。以上でございます。
(委員長)
御質問、御意見ありましたらお願いします。
(委員)
いろいろ御意見が挙がっておりますけれど、これはいったいここから先どうなるんですか。この意見についてはこうしようとか、その点についてはこう言われているけどそれはちょっとというような、ここから先どうなっていくのかなと思いました。
(小中学校課長)
ここで御協議いただいて出していただきました意見等については、それぞれ業務を進める中で参考にしながらできるものはやっていく。それから、検討が必要なものはその都度検討しながら進めていくということを各所属でやってもらったらと思います。
(委員長)
日にちの設定が悪かったんですか。欠席者が多いですが。
(小中学校課長)
この度、急遽御欠席という方も含めて、ちょっと欠席が多ございました。
(委員長)
では、次、報告事項カをお願いします。
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○報告事項カ 平成20年度文部科学大臣優秀教員表彰について(公開)
(高等学校課長)
報告事項カは、平成20年度文部科学大臣優秀教員表彰についてでございます。裏面を御覧ください。この文部科学大臣優秀教員表彰は、学校教育において教育実践等に顕著な成果を挙げた教員について、その功績を文部科学大臣が表彰するものというものでございます。被表彰者及び選考理由は2番に挙げておりますが、野川佳代教諭以下6名の教諭でございますが、それぞれ選考理由には野川教諭の場合は、小学校の教科・領域指導に顕著な成果があるということ。研究主任として、総合的な学習時間の確立・充実に尽力されたというようなことでしております。以下、それぞれに選考理由を挙げております。表彰式は3番のところに書いておりますが、2月9日でございました。一番下の参考ですが、これまでの被表彰者は毎年6名ということで20年度は小学校3名、中学校がなしという状況でございます。以上でございます。
(委員長)
よろしいですか。では、報告事項キをお願いします。
(高等学校課長) 報告事項カは、平成20年度文部科学大臣優秀教員表彰についてでございます。裏面を御覧ください。この文部科学大臣優秀教員表彰は、学校教育において教育実践等に顕著な成果を挙げた教員について、その功績を文部科学大臣が表彰するものというものでございます。被表彰者及び選考理由は2番に挙げておりますが、野川佳代教諭以下6名の教諭でございますが、それぞれ選考理由には野川教諭の場合は、小学校の教科・領域指導に顕著な成果があるということ。研究主任として、総合的な学習時間の確立・充実に尽力されたというようなことでしております。以下、それぞれに選考理由を挙げております。表彰式は3番のところに書いておりますが、2月9日でございました。一番下の参考ですが、これまでの被表彰者は毎年6名ということで20年度は小学校3名、中学校がなしという状況でございます。以上でございます。 (委員長) よろしいですか。では、報告事項キをお願いします。
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○報告事項キ 県教育審議会「次の時代を担う生徒を育成するための今後の活力ある鳥取県高等学校教育の在り方について」第二次答申について(公開)
(高等学校課長)
報告事項キは、県教育審議会「次の時代を担う生徒を育成するための今後の活力ある鳥取県高等学校教育の在り方について」第二次答申についてでございます。これは教育長の一般報告と先ほど教育審議会の報告にもありましたが、県教育審議会の重政会長から本日9時に教育委員長に答申がなされました。冊子も付けておりますが、非常に膨大な内容ですので最後の23ページ、24ページのところに答申の骨子を挙げておりますので、それを少しだけ説明したいと思います。この審議会は平成19年7月からこの前の教育審議会までということで、合計12回部会を重ねて審議をしていただきました。その前段はここにあるということで、第一次答申の部分は中高一貫校の在り方として既に答申をいただいております。高校の在り方の部分についての答申がその23ページでございます。諮問事項が2つございまして、四角の中に囲っておりますが、まず諮問事項1の社会が変化する中にあって「知」「徳」「体」の育成を大切にし、社会の要請に応えることができる魅力ある高等学校教育の在り方ということで、そこにつきましてこの答申の中では、「知」「徳」「体」全般にわたる向上が必要ということで、自らの将来を見通して必要な学力とか、自立して生きるための必要な力とか、そういうことを身に付けることができるように、より高い目標を掲げて動機付けを行なうことに留意すべきという格好になります。重点取組事項の1、2 というのを挙げておりますが、取組事項1では、将来の進学や就職などのために必要な学力とか、自立して生きるために必要とされる力を進んで身に付けさせる取組ということで、具体的には地域社会を教材にして行う探究活動とか、大学や企業活動等を見学・体験することをやっていくようなことです。それから、次に諮問事項2の生徒減少期における今後の高等学校の在り方につきましては、生徒減少期をきめ細かな指導ができる好機ととらえまして、現在の学校数及び配置は維持をして、各学校の実情に応じて学級定員を減じて、多様な学科を維持すべきということになっております。そこの背景の点線枠の一番下の3つ目の丸のその下の矢印のところに、生徒の学校生活への満足度というのを2年に1回アンケートを取っておりますが、前の改編後高まっておりますし、中途退学率も減少しているということで、平成10年に行なわれた高校改革の方向性は間違ってはいないということから、各学校は裁量予算制度と学校評価制度を活用しながら、より充実させつつ対応という方向がいいのではないかということでございます。学校数の配置、学校規模につきましてはそこにあるように、学校規模につきましては4~8学級程度の規模が適当と前の改正でもなっておりましたが、それが4学級を下回る場合においても当面は学校を維持していきましょうと。それから、公私比率につきましてはこれまでと同じ8対2を目途としながら、生徒や保護者の学校選択の状況を踏まえて弾力的に対応していくと。それから、普通科と職業科のバランスにつきましては、保護者や産業界をはじめとした県民ニーズを重視していくというような答申になっておりまして、それが内容でございます。細かくは説明できませんので、以上でございます。それから、この答申を受けまして来年度は、平成24年~30年までの高校の在り方について、教育委員会として検討していくことになります。来年度に改革の計画案を作りましてパブリックコメントを取ったりして、来年度中に平成24年~30年の各高校の姿を検討していきたいと思っております。
(高等学校課長) 報告事項キは、県教育審議会「次の時代を担う生徒を育成するための今後の活力ある鳥取県高等学校教育の在り方について」第二次答申についてでございます。これは教育長の一般報告と先ほど教育審議会の報告にもありましたが、県教育審議会の重政会長から本日9時に教育委員長に答申がなされました。冊子も付けておりますが、非常に膨大な内容ですので最後の23ページ、24ページのところに答申の骨子を挙げておりますので、それを少しだけ説明したいと思います。この審議会は平成19年7月からこの前の教育審議会までということで、合計12回部会を重ねて審議をしていただきました。その前段はここにあるということで、第一次答申の部分は中高一貫校の在り方として既に答申をいただいております。高校の在り方の部分についての答申がその23ページでございます。諮問事項が2つございまして、四角の中に囲っておりますが、まず諮問事項1の社会が変化する中にあって「知」「徳」「体」の育成を大切にし、社会の要請に応えることができる魅力ある高等学校教育の在り方ということで、そこにつきましてこの答申の中では、「知」「徳」「体」全般にわたる向上が必要ということで、自らの将来を見通して必要な学力とか、自立して生きるための必要な力とか、そういうことを身に付けることができるように、より高い目標を掲げて動機付けを行なうことに留意すべきという格好になります。重点取組事項の1、2 というのを挙げておりますが、取組事項1では、将来の進学や就職などのために必要な学力とか、自立して生きるために必要とされる力を進んで身に付けさせる取組ということで、具体的には地域社会を教材にして行う探究活動とか、大学や企業活動等を見学・体験することをやっていくようなことです。それから、次に諮問事項2の生徒減少期における今後の高等学校の在り方につきましては、生徒減少期をきめ細かな指導ができる好機ととらえまして、現在の学校数及び配置は維持をして、各学校の実情に応じて学級定員を減じて、多様な学科を維持すべきということになっております。そこの背景の点線枠の一番下の3つ目の丸のその下の矢印のところに、生徒の学校生活への満足度というのを2年に1回アンケートを取っておりますが、前の改編後高まっておりますし、中途退学率も減少しているということで、平成10年に行なわれた高校改革の方向性は間違ってはいないということから、各学校は裁量予算制度と学校評価制度を活用しながら、より充実させつつ対応という方向がいいのではないかということでございます。学校数の配置、学校規模につきましてはそこにあるように、学校規模につきましては4~8学級程度の規模が適当と前の改正でもなっておりましたが、それが4学級を下回る場合においても当面は学校を維持していきましょうと。それから、公私比率につきましてはこれまでと同じ8対2を目途としながら、生徒や保護者の学校選択の状況を踏まえて弾力的に対応していくと。それから、普通科と職業科のバランスにつきましては、保護者や産業界をはじめとした県民ニーズを重視していくというような答申になっておりまして、それが内容でございます。細かくは説明できませんので、以上でございます。それから、この答申を受けまして来年度は、平成24年~30年までの高校の在り方について、教育委員会として検討していくことになります。来年度に改革の計画案を作りましてパブリックコメントを取ったりして、来年度中に平成24年~30年の各高校の姿を検討していきたいと思っております。
(委員長)
今回の答申とは関係ないんですけども、鳥取大学のその後の中高一貫の動きはどんな状況でしょうか。
(高等学校課長)
鳥大とはなかなか情報交換も頻繁にはできておりませんが、最近、文部科学省と話をされたようで、近々どういう状況かお伺いする予定にはしております。
(教育長)
一応、3月ぐらいまでには方針を出すという話でしたよね。ですから、間もなくその見通しが出てくるでしょうから、受けてどうするかということを考えなきゃいけないですよね。
(委員)
中高一貫校を作るっていうことなんですか。
(委員長)
鳥大でね。第一次答申で中高一貫は公立でやる方向でという答申をいただいたんです。ただし、私立や国立に他の動きがあるときは特段の配慮をしてくれという表現だったので、その様子を見てみないといけません。
(高等学校課長)
また御報告いたします。
(委員長)
今日、重政会長から答申をいただいたんですが、地域を巻き込んだ高校の在り様を考えたいということを強調している主旨でした。
(教育長)
さっきの説明の繰り返しなんですけども、答申を基にして、今後平成21年度の1年間をかけて、平成24年~30年までをどうするのかという具体的な検討が始まってきます。その中で今、委員長がおっしゃったような地域と学校との関わり、地域における学校の役割みたいなものを考えながら、現在の学校数を維持という形が本当にそれでいいのかとか、逆にもう少し学校は規模を大きくしてやらなければいけないという議論も併せて出てくるかもしれないということも考えられるんじゃないかと思っています。
(委員長)
この中ではおっしゃったように、高校の数はこのままでいくことを前提に組んであるということですね。
(教育長)
それからさっきもあったんですけど、私学との割合の問題が依然大きくて、全体の生徒の数が少なくなってくるのにこのままでいくと私学がもたないから、全体の比率を考えてくれと。私学は現在全体の2割なんですけれども、3割にしてくれという話も出てきてます。
(委員)
実際見ていて今の経済状況を考えたら、保護者からいろいろ話を聞きますけど、私学にはなかなか入れられないというのが現状だと言われますね。保護者のほうでは選択肢として難しい点はあると思います。
(委員)
答申の骨子の中に「生徒の現状と課題」があがっております。私も保護者の方に直接話を聞く機会があったりするんですけど、資料の23ページに生徒の規範意識があがってきておりますけど、平成17年度に県企画部が作られたもので、これを見る度ごとに大変なことだと思うんですよ。規範意識が低い。法令に違反することでも本人の自由でよいと。平成17年度から年数は経っていますけれど、そう変わってないんじゃないかなと思います。保護者にこの資料の一部を説明したりすると、小学校1年生に入学されるような、これから自分の子ども達をどう育てていくかというような前向きな気持ちで来ておられる保護者にお話するんですけれども、こういう話をすると本当に大変なことだと、子ども達は本当に変わってしまっているという思いを持たれております。この「本人の自由でよい」という選択肢がこれだけ高いというのは、啓発の資料として使って、まず子どもの状況を知ってでないと指導ができないと思っています。この規範意識の資料はどこかに出たんですか。あんまり見ないんですけれども。
(委員)
これ選択肢が悪いと思いませんか。「したことがある」「したい」「本人の自由でよい」の3つしかないじゃないですか。「したらいけない」というのがないので、3つの内なら「本人の自由でよい」としか選択できないのかもしれないですね。
(委員)
アンケートしながら指導するというのも大事ですね。今、子ども達は自由、自由ばかり言うんですよ。少しずつ世の中変わってきつつありますけど。どのように子ども達は受け止めているのかなと思います。
(教育長)
指導主事連絡協議会のときも話したんですけど、県警本部と話をしたときに、刑法に触れたりするちょっと重たいものも含めて、子ども達の状況は必ずしもそう悪くなってないんですよね。全国的に減っていますし、鳥取県ではさらに大きい数で減っているんです。高校生が列車通学でマナーをちゃんとしようという動きをすると、たくさんの人が関わってくるんですよね。私は少し落ち着いてきているような気はするんですけどね。あんまり楽観してもいけないけども。ただ、規範意識をどこまでとるかですけどね。エチケットみたいなものも含めるとまだ十分でないところがあるんでしょうけど、少し動いてきたと思うんです。家庭でも地域でも少し動き始めてきましたし。
(委員)
色んな面で動いてきて欲しいですね。大人が活動している中で、気持ちが伝わって欲しいと思います。
(委員長)
では、報告事項のクをお願いします。
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○報告事項ク 全国体力運動能力、運動習慣等調査における鳥取県児童生徒の状況について(公開)
(体育保健課長)
報告事項クは、全国体力・運動能力、運動習慣等調査における鳥取県児童・生徒の状況についてでございます。先日の教育委員会で、実技に関する調査結果については報告させていただきましたので、今回は質問紙調査と合計点との関係について御報告させていただきます。別紙1は既に報告させていただきましたので、2ページから報告したいと思います。全国との状況比較をつけておりますので、そこの中から簡単にピックアップして説明させていただきます。まずは、ここの1、2、3番目の辺りを見ていただきますと、運動部への所属の状況であるとか、1日の運動実施時間は、全国よりも運動している子が多いことが分かると思います。それから、3ページの2番目、1日のテレビの視聴時間がございますが、これを見ましても全国よりはいい数値を示していると思います。その下に、通学方法で、徒歩・自転車・電車バスというものがございますが、これは小学校5年生の生徒がつけたものでして、「自転車」が鳥取県の場合2.3%となっていますが、自転車通学はありませんので、子どもが付けていたのでこういう結果が出たということです。それから4ページ、平日の運動時間のところですが、5ページの2番目には土曜日の運動時間の平均、それから、6ページには日曜日の運動時間の平均がありますが、この4、5、6ページを見ていただきますと、平日の運動時間は全国に比べて長いんですけれども、土日は運動時間が少ないということが言えます。それから、4ページの3番目に下校後の運動場所というのがあるんですが、真ん中の欄で、スポーツ少年団での運動は全国に比べて多いと見て取れるかと思います。これは5ページの土日も同じ傾向があります。それから、7ページの2番目で土日に運動しない理由というのを付けるようになっておりますが、そこの項目の4つ目に「興味」というのがあるんですが、この「興味」というのは、「運動したいと思うが、他に興味があることがあるのでそれをしている」というものでございます。ここを見ますと、「他のことをしている」と、それから「運動をしたいと思わない」という児童が全国に比べてやや多いのかなと言えるかと思います。それから、9ページからは中学校に入ります。中学校の2年生の状況ですが、先ほどの小学校とほぼ同じ傾向が見て取れます。10ページの3番目を見ていただきたいんですが、これは現在の通学方法でして、鳥取県の場合、徒歩通学、自転車通学、電車・バス通学があるんですが、全国に比べて徒歩通学が少なくて自転車通学が多いです。この下の欄は通学時間の平均です。徒歩で通ってくる子ども達の平均の時間が約18分ということが出ております。先ほどの運動の回数は小学校とほぼ変わらないんですけれども、ちょっと変わっているのが、15ページに「運動の好き・嫌い」、「運動の得意・不得意」、「体力に自信はあるかどうか」という項目がございますが、小学校はほぼ同じような状況であったんですけれども、中学校になりますと、「運動が得意」とか「体力に自身がある」というのがやや減少しまして、全国よりもやや低いということが言えます。それから、16ページからは「生活習慣と合計得点との関係」でございます。この中でも、下の欄の2番目「運動実施状況と合計得点」がございますが、下の欄の上のほうが小学生で下のほうが中学生で、比べて見ていただきますと中学校のほうが運動を毎日している子としない子との差が非常に大きくなっていることが見て取れるかと思います。同じような状況が17ページの上の欄「運動実施時間と合計得点」にも言えると思います。その下の欄の4番目「朝食と合計得点」は以前から出しているような状況です。それから、18ページの6番ですけれども「テレビ視聴時間と合計点」との関係性を示したものですが、これをざっと見た場合、3時間ぐらいまではそんなに合計得点は変わらない。ただ、3時間以上見ている子は合計得点が大きく下がっていることが言えるかと思います。この右側の女子の場合はあまり得点数にはテレビの視聴時間なんかはあまり差がないということが言えると思います。それから、19ページ「通学方法と合計得点」は、先ほど見ていただいた通学方法なんですが、徒歩通学とかバス通学とかっていうようなことによる差はあまりないということが言えるかと思います。20ページをお開きください。20ページは運動の環境、学校質問紙調査の中から環境と合計得点の関係を示したものですけれども、上の欄は運動場の面積と合計得点、それから直線100mをとれるかどうかと合計得点との関係は、広い運動場があり、それが100mとれるからといって合計得点が高いということははっきりとは言えないということがわかります。その下のほうに運動場の材質というのがございまして、今、芝生化運動というのがあるんですけども、実際に現在芝生でやっている学校は2校と少なかったために、分析することは十分できませんでした。それから21ページは中学校ですけれども、それも傾向としては同じということがわかります。また現在はこういった所見で比較している時点ですけれども、今後も度数分布とか年次傾向などを今までの体力調査と併せて詳しく見て、県としての対策を踏まえていく資料にしたいと考えているところでございます。以上でございます。
(体育保健課長) 報告事項クは、全国体力・運動能力、運動習慣等調査における鳥取県児童・生徒の状況についてでございます。先日の教育委員会で、実技に関する調査結果については報告させていただきましたので、今回は質問紙調査と合計点との関係について御報告させていただきます。別紙1は既に報告させていただきましたので、2ページから報告したいと思います。全国との状況比較をつけておりますので、そこの中から簡単にピックアップして説明させていただきます。まずは、ここの1、2、3番目の辺りを見ていただきますと、運動部への所属の状況であるとか、1日の運動実施時間は、全国よりも運動している子が多いことが分かると思います。それから、3ページの2番目、1日のテレビの視聴時間がございますが、これを見ましても全国よりはいい数値を示していると思います。その下に、通学方法で、徒歩・自転車・電車バスというものがございますが、これは小学校5年生の生徒がつけたものでして、「自転車」が鳥取県の場合2.3%となっていますが、自転車通学はありませんので、子どもが付けていたのでこういう結果が出たということです。それから4ページ、平日の運動時間のところですが、5ページの2番目には土曜日の運動時間の平均、それから、6ページには日曜日の運動時間の平均がありますが、この4、5、6ページを見ていただきますと、平日の運動時間は全国に比べて長いんですけれども、土日は運動時間が少ないということが言えます。それから、4ページの3番目に下校後の運動場所というのがあるんですが、真ん中の欄で、スポーツ少年団での運動は全国に比べて多いと見て取れるかと思います。これは5ページの土日も同じ傾向があります。それから、7ページの2番目で土日に運動しない理由というのを付けるようになっておりますが、そこの項目の4つ目に「興味」というのがあるんですが、この「興味」というのは、「運動したいと思うが、他に興味があることがあるのでそれをしている」というものでございます。ここを見ますと、「他のことをしている」と、それから「運動をしたいと思わない」という児童が全国に比べてやや多いのかなと言えるかと思います。それから、9ページからは中学校に入ります。中学校の2年生の状況ですが、先ほどの小学校とほぼ同じ傾向が見て取れます。10ページの3番目を見ていただきたいんですが、これは現在の通学方法でして、鳥取県の場合、徒歩通学、自転車通学、電車・バス通学があるんですが、全国に比べて徒歩通学が少なくて自転車通学が多いです。この下の欄は通学時間の平均です。徒歩で通ってくる子ども達の平均の時間が約18分ということが出ております。先ほどの運動の回数は小学校とほぼ変わらないんですけれども、ちょっと変わっているのが、15ページに「運動の好き・嫌い」、「運動の得意・不得意」、「体力に自信はあるかどうか」という項目がございますが、小学校はほぼ同じような状況であったんですけれども、中学校になりますと、「運動が得意」とか「体力に自身がある」というのがやや減少しまして、全国よりもやや低いということが言えます。それから、16ページからは「生活習慣と合計得点との関係」でございます。この中でも、下の欄の2番目「運動実施状況と合計得点」がございますが、下の欄の上のほうが小学生で下のほうが中学生で、比べて見ていただきますと中学校のほうが運動を毎日している子としない子との差が非常に大きくなっていることが見て取れるかと思います。同じような状況が17ページの上の欄「運動実施時間と合計得点」にも言えると思います。その下の欄の4番目「朝食と合計得点」は以前から出しているような状況です。それから、18ページの6番ですけれども「テレビ視聴時間と合計点」との関係性を示したものですが、これをざっと見た場合、3時間ぐらいまではそんなに合計得点は変わらない。ただ、3時間以上見ている子は合計得点が大きく下がっていることが言えるかと思います。この右側の女子の場合はあまり得点数にはテレビの視聴時間なんかはあまり差がないということが言えると思います。それから、19ページ「通学方法と合計得点」は、先ほど見ていただいた通学方法なんですが、徒歩通学とかバス通学とかっていうようなことによる差はあまりないということが言えるかと思います。20ページをお開きください。20ページは運動の環境、学校質問紙調査の中から環境と合計得点の関係を示したものですけれども、上の欄は運動場の面積と合計得点、それから直線100mをとれるかどうかと合計得点との関係は、広い運動場があり、それが100mとれるからといって合計得点が高いということははっきりとは言えないということがわかります。その下のほうに運動場の材質というのがございまして、今、芝生化運動というのがあるんですけども、実際に現在芝生でやっている学校は2校と少なかったために、分析することは十分できませんでした。それから21ページは中学校ですけれども、それも傾向としては同じということがわかります。また現在はこういった所見で比較している時点ですけれども、今後も度数分布とか年次傾向などを今までの体力調査と併せて詳しく見て、県としての対策を踏まえていく資料にしたいと考えているところでございます。以上でございます。
(委員長)
御質問等ありましたらどうぞ。またゆっくり見させていただきます。では、次、報告事項ケをお願いします。
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○報告事項ケ 平成21年度鳥取県立学校実習助手採用候補者選考試験の実施について(公開)
(高等学校課長)
報告事項ケは、平成21年度鳥取県立学校実習助手採用候補者選考試験の実施についてでございます。裏面を御覧ください。採用する実習助手は1名でございまして、米子南高の調理の関係の実習助手でございます。米子南高は調理師養成施設に指定されておりまして、その要件として調理実習助手が必要ということですが、退職されますのでその補充ということで募集をしております。現在、志願者が1名で受験者1名ということで17日に合格発表をする予定でございます。以上です。
(高等学校課長)報告事項ケは、平成21年度鳥取県立学校実習助手採用候補者選考試験の実施についてでございます。裏面を御覧ください。採用する実習助手は1名でございまして、米子南高の調理の関係の実習助手でございます。米子南高は調理師養成施設に指定されておりまして、その要件として調理実習助手が必要ということですが、退職されますのでその補充ということで募集をしております。現在、志願者が1名で受験者1名ということで17日に合格発表をする予定でございます。以上です。
(委員長)
よろしいですか。それでは、次、報告事項コをお願いします。
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○報告事項コ 第64回国民体育大会冬季大会スケート競技会及びアイスホッケー競技会における鳥取県選手団の成績について(公開)
(スポーツセンター所長)
報告事項コ、第64回国民体育大会冬季大会スケート競技会及びアイスホッケー競技会の鳥取県選手団の成績について報告いたします。はぐっていただきまして、去る1月28日~2月1日まで青森県で開催されました。競技の成績ですが、スケート競技フィギュアでは、成年男子に竹田津彰太選手と鷹取吾一選手が出場いたしまして、鷹取選手のほうがショートプログラム規定を24位で通過いたしまして、総合成績は2番繰り上がりまして22位に入りました。2人の総合得点の成績が第12位です。16都道府県参加しておりましたので16中の12位に入りました。アイスホッケー競技につきましては、成年男子が出場いたしまして長野県と対戦して0対13で負けました。その結果、スケート・アイスホッケーの参加得点が入りましたので、現在のところ総合成績は第27位でありました。以上であります。
(スポーツセンター所長) 報告事項コ、第64回国民体育大会冬季大会スケート競技会及びアイスホッケー競技会の鳥取県選手団の成績について報告いたします。はぐっていただきまして、去る1月28日~2月1日まで青森県で開催されました。競技の成績ですが、スケート競技フィギュアでは、成年男子に竹田津彰太選手と鷹取吾一選手が出場いたしまして、鷹取選手のほうがショートプログラム規定を24位で通過いたしまして、総合成績は2番繰り上がりまして22位に入りました。2人の総合得点の成績が第12位です。16都道府県参加しておりましたので16中の12位に入りました。アイスホッケー競技につきましては、成年男子が出場いたしまして長野県と対戦して0対13で負けました。その結果、スケート・アイスホッケーの参加得点が入りましたので、現在のところ総合成績は第27位でありました。以上であります。
(委員長)
では、もう1つ、報告事項サお願いします。
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○報告事項サ 第64回国民体育大会冬季大会スキー競技会における鳥取県選手団の派遣について(公開)
(スポーツセンター所長)
報告事項サ、第64回国民体育大会冬季大会スキー競技会における鳥取県選手団の派遣について報告いたします。はぐっていただきまして、来る2月17日~2月20日の間、新潟県の湯沢町で又は津南町でジャイアントスラローム、十日町でクロスカントリー、バイアスロンの3競技が開催されます。鳥取県の派遣選手団でありますが、本部役員が7名、監督・トレーナー・選手44名、合計51名です。括弧の数は昨年度の実績数であります。本部役員は、団長として鳥取県スキー連盟会長内田会長を始め、そこに書きあげております7名であります。旗手は山形陽子選手、龍谷大学短期大学部、クロスカントリーの成年女子に出場いたします。選手の内訳でありますが、そこに書いておりますようにジャイアントスラローム、クロスカントリー、スペシャルジャンプはいません。コンバインドの合計が37名、監督・トレーナーを含めて44名であります。バイアスロン競技につきましては、公開競技ですのでこれ毎年はありませんが、今年度第64回の大会にはバイアスロン競技がありまして、鳥取県からはリレーで4名、スプリントで3名、合計7名の選手が出場いたします。今回のスキーの選手の派遣の狙いとしましては、スキー連盟とも協議いたしまして少年の強化を特に図っていきたいということでありまして、ジャイアントスラロームの少年の男子には中学生3名が出場いたします。入賞が期待できるというところをあげますと、クロスカントリーの成年男子Cに出場いたします宮脇宏和選手、若桜中学校教諭ですが、昨年5位に入賞しておりますので、是非8位以内の入賞を期待しておるところであります。なお、県選手団の結団式は、明日土曜日午前11時から米子市文化ホールで開催し、終わりしだい選手団は新潟県に向かうというところであります。なお、教育長にも選手の激励をお願いするところであります。以上です。
(委員長)
よろしいですか。その他、何かありますか。では、教育委員会はこれで終わりにします。ありがとうございました。
閉会 12時05分
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