平成20年10月16日(木) 10時~11時50分
(1)議案
【議案第1号】 公開 ≪資料 PDF≫
文化財の指定等について
【議案第2号】 非公開 ≪資料 PDF≫
平成20年度鳥取県教育委員会表彰について
【議案第3号】 非公開 ≪資料 PDF≫
鳥取県教育審議会学校運営分科会の臨時委員について
(2)報告事項
【報告事項ア】 非公開
教育委員会事務部局人事(課長級以上)について
【報告事項イ】 非公開
教育委員会事務部局人事について
【報告事項ウ】 公開 ≪資料 PDF≫
全国大会等で活躍した児童・生徒に対する教育長表彰について
【報告事項エ】 公開 ≪資料 PDF≫
教員採用の在り方に関する点検結果について
【報告事項オ】 公開 ≪資料 PDF≫
懲戒処分取消請求事件に係る訴訟委任について
【報告事項カ】 公開 ≪資料 PDF≫
学力向上対策の取組状況について(第1回鳥取県学力向上委員会の概要)
【報告事項キ】 公開 ≪資料 PDF≫
平成20年度末鳥取県立学校教職員人事異動公募制度における公募実施校の決定について
【報告事項ク】 公開 ≪資料 PDF≫
第61回優良公民館表彰について
【報告事項ケ】 公開 ≪資料 PDF≫
生涯学習フェスティバルとっとりin東部2008の実施報告について
【報告事項コ】 公開 ≪資料 PDF≫
青谷上寺地遺跡整備活用基本計画案について
【報告事項サ】 公開 ≪資料 PDF≫
「科博コラボ・ミュージアムin鳥取」、企画展「シュルレアリスムとその周辺」、美術部門テーマ展示「歌仙絵」の開催について
【報告事項シ】 公開 ≪資料 PDF≫
学校給食における事故米の混入について
【報告事項ス】 公開 ≪資料 PDF≫
第63回国民体育大会における鳥取県選手団の成績について
【報告事項セ】 公開 ≪資料 PDF≫
平成20年度生涯スポーツ功労者及び生涯スポーツ優良団体表彰について
【報告事項ソ】 公開 ≪資料 PDF≫
平成20年度地方教育行政功労者表彰被表彰者について
(3)協議事項
【協議事項1】 公開
≪資料 PDF≫
文書非開示処分取消請求事件について
※非公開の議案等につきましては、会議録は公開されません。
1.開会
(委員長)
20年10月の定例教育委員会を始めます。よろしくお願いします。始めに、日程説明を教育総務課長からお願いいたします。
2.日程説明
それでは、お手元の日程を御覧いただきたいと思います。教育長の一般報告がございまして、それに続きまして、今回の委員会では、山田委員長の委員長としての任期が10月28日で満了となりますので、その後の委員長の選出及び委員長職務代行者の指定を行なっていただきたいと思います。その後、議案の第1号文化財の指定等について他2件、それから、報告事項でア、教育委員会事務部局人事(課長級以上)について、他14件、それから、協議事項が1の文書非開示処分取り消し請求事件についての1件、以上であります。
(委員長)
それでは教育長から、一般報告をお願いします。
3.一般報告
それでは一般報告を申し上げます。9月10日でしたけれども、県教育委員会と鳥取県PTA協議会と高等学校PTA連合会との交流会ということで、委員も御出席でした。30数名の皆さん方がお集まりで、いわゆるネットいじめへの対応の仕方とか、家庭教育に求められるものとか、こういうふうなことで問題提起をいただいて、かなり中身のある、濃い協議をいたしました。それから、9月11日、千代三洋工業には障害を持っていらっしゃる方の雇用率が45%ぐらいということで、活躍していらっしゃるところを見させていただきました。障害がおありですけれども、自信を持って、発光ダイオードの製造関係の仕事の難しい仕事をやってらっしゃるのを拝見して、勉強させていただきました。
それから、9月13日、県展のオープニングが県立博物館でございました。知事から、県展賞で8名、奨励賞32名ということで表彰がなされました。出品が全部で474点ということで、県内をずっと動きながら、県展がこれから皆さん方に見ていただくように動いていきます。それから、9月14日、県子ども会の育成者とか、役員の研修会に呼ばれまして、そこで話をさせていただきました。1時間20分ぐらい、指導者の方といろんな話をさせてもらいました。私のほうは、子どもたちに身に付けてほしいことということで、思いやりとか、たくましさとか、正義感とか、協調性とか、こういうものを、是非、皆さんで一緒になって付けましょうという話をさせてもらいました。
それから、9月16日から10月14日、9月定例議会がございました。教育委員会関係のものが、やはり1つの柱になったかなと思っています。全国学力・学習状況調査に関して、たくさんの質疑等がありました。委員長、常任委員会も含めて7日間ですか、御出席されて答弁をなさいました。他に学校の耐震化とかブラジル交流とか、
それから、学校給食の安全性の問題とか、こういうふうなものが議論されました。補正予算では鳥取西高の整備費ですとか、妻木晩田の中央ガイダンス関係の整備費ですとか、それから、ガイナーレ鳥取の支援ですとか、こういうふうなものが可決されて認められたところであります。
続いて、9月16日から19日までの4日間、今年2回目の高校生のマナーアップさわやか運動ということで、JRの各駅で、たくさんの方が参加して指導に当ってくださいました。本当に県民運動になってきたなと思います。延べ3,600人ぐらいの方が、いろんな駅で、あるいは列車の中で指導してくださっているということであります、非常にありがたいと思っています。知事も出て挨拶をしていただきました。
それから、9月19日、臨時の都道府県、指定都市の教育委員会の教育委員長会議が東京でございました。委員長の代理で、私、出席させていただきました。大臣とか、初等中等教育局長から、大分県の教員採用における汚職等の問題がありましたので、それを踏まえて、そういうことのないようにという話をいただきました。それから、東京都と横浜市からの発表を元にして、グループ討議をしました。採用や任用の時にどういうふうな人事行政をやったら良いかというふうなことが1つの柱、それから、教育委員の役割とかあり方というのが、もう1つの柱ということで、久しぶりに皆さんでグループ討議をして、活発な意見の交換がありました。
それから、9月21日、未来を開く鳥取学の公開講座がございまして、皆さん、御存知ですけど、料理の鉄人に出ていらっしゃった道場六三郎さんにおいでいただきまして、「料理と人生」ということで御講演をいただきました。600人ぐらいの方が参加してくださいました。
それから、9月23日ですけれども、妻木晩田遺跡の秋麗まつりという所に行きました。オープニングで、妻木晩 田の歌というのが今回できまして、淀江小学校の生徒たちが披露してくれましたし、それから、写真コンクールがありまして、佐々木所長から表彰もございました。それで、体験コーナーが人気でして、魚のつかみ取りとか、いろんな料理を食べるのとか、2,800人ぐらいの方が参加されて、駐車場が全く足りなくなってしまって、嬉しい悲鳴で、皆さんが対応に追われていらっしゃった。子どもたちは非常に、お父さんお母さんと一緒で喜んでいました。ボランティアの方もたいへん協力してくださいました。本当にありがたいと思っています。
それから、9月27日から10月7日、後で報告がありますけれども、国民体育大会が大分県でございまして、私も副団長ということで出かけさせてもらいました。スポーツセンター所長が総監督でして、選手や監督の皆さん方と一緒に行進をいたしました。後で報告いたします。
それから、その他は10月2日、これは後で、協議事項にも載せていますけれども、市民オンブズ鳥取のほうから、文書非開示処分の取り消し請求ということで、鳥取地方裁判所に訴状が届いたというふうなことがございました。以上でございます。
(委員長)
それでは、議題に入りますけれども、本日の署名委員は今出委員と上山委員にお願いしたいと思いますけれども、よろしくお願いします。まず、最初の議題ですけれども、先ほどありましたように、私の委員長としての任期が10月28日をもって満了となりますので、後任の委員長選出についてお諮りをしたいと思います。なお、委員長、それから、堀田委員にお願いしていた委員長職務代行者の指定については人事に関する案件ですので、非公開で行いたいと思いますが、よろしいですか。
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4.会議録
○教育委員長及び委員長職務代行者の選任について(非公開)
(委員長)
それでは、結果を報告いたします。委員長には私が引き続き、平成20年10月29日から向こう1年間、それから、委員長職務代行者には今出委員をお願いすることにいたしました。任期は私と同じです。一言ご挨拶いたしますけれども、私、今まで委員長を4年やらせていただきました。正直、もう時期だなと思っていたんですけれども、今、いろんなことが動いておりますので、きちっとそれを良いように収めたいという思いで、もう1年就任させていただくことになりました。どうぞ、よろしくお願いいたします。では、委員。
(委員)
失礼いたします。私は教育委員になって3年になりますが、今までの皆様方の御活躍を見ながら、私ができる役目かなという思いも持ちながら、受けさせていただきました。それで、私は、議会の中で委員長が子ども観を最後に言っておられまして、子どもは弱い存在、守っていくべき存在であること、2番目は、子どもは無限の可能性、発達を持った存在であるということ、3番目は、子どもは授かり物の命であるということをおっしゃいました。私も改めてそのことを胸に刻みながら、皆様のなんらかのお力になれれば良いなと思っております。どうぞ、よろしくお願いします。
(委員長)
それでは、議案に入ります。議案の第1号文化財の指定等について、説明をお願いいたします。
○議案第1号 文化財の指定等について(公開)
(歴史遺産室長)
それでは説明させていただきます。議案第1号文化財の指定等についてでございます。資料をおはぐりいただきまして、1ページ、以下御覧いただきたいと思います。8月19日の定例教育委員会において諮問されました文化財につきまして、9月16日に開催されました文化財保護審議会において、県保護文化財指定1件他2件につきまして、指定等すべき旨、建議されましたので、議案として提出いたします。まず、第1件目が県指定保護文化財でございます、鳥取県文化財保護条例第4条第1項の規定に基づき、鳥取県指定保護文化財に指定するものでございます。以下、物件につきましては、別に議案第1号資料ということで、県指定文化財の指定調書を付けております。詳しくは、そちらのほうを御覧いただきたいと思いますが、要点のみ御説明させていただきます。
1件目が沖一峨作、絹本著色江戸風景図、所在地は鳥取市でございます。沖一峨につきましては、鳥取藩のお抱え御用絵師、沖家の7代目でございまして、とりわけ旺盛な製作活動をしたことで知られる人物でございます。特に、鳥取藩のお抱え御用絵師を代表する名手として、また、幕末の狩野派の中で精彩を放った画人の1人というふうに言われておるものでございます。2006年に県立博物館で開催されました「鳥取藩御用絵師沖一峨展」において、改めてその価値が注目されたものでございます。一我につきましては、狩野派流の描き方は言うまでもなく、酒井抱一から習得した江戸琳派風の表現や、洒脱な浮世絵風の描き方、そして、洋風な写実表現を習得する非常に優れた絵師なわけでございますが、残念ながら障壁画や屏風など大きな作品は失われているようでして、現在、作例の中で画面の規模が大きな物は衝立や連幅形式の掛幅画セットなどでございます。今回指定いたします作品は、先ほど申しあげました沖一峨展の準備段階で調査によって発見された作品でございます。かつては巻いて保存されていた時期があるようですが、現在は額装になっております。ちょっと小さい図で申しわけございませんが、現実の風景を西洋風の遠近表現を取り入れて描く真景図といたしましては、江戸の、これは南東部のほうから、東京湾を隔てた房総半島の山並みまで一望する図でございまして、スケールの大きさといい、緻密な表現といい、出色の出来栄えを誇る物でございます。沖一峨の作品の中でも新しい洋風表現を生かして独特の視点から描かれた江戸真景図として、美術史のみならず、様々な方面から関心を寄せられている貴重な作例ということでございます。
なお、藩絵師の作品につきましては、実は、平成10年の樗谿神社の三十六歌仙図を除きますと、昭和51年の指定以来30年ぶりの指定ということになります。
続きまして、2件目でございますが、県指定無形文化財保持者、木工芸の森脇信夫氏でございます。保持者の住所は米子でございます。これは、鳥取県文化財保護条例第9条第2項の規定に基づき、鳥取県指定無形文化財の保持者に認定するというものでございます。森脇氏は大正14年生まれの83歳でございまして、現在、米子市に在住でございます。お父様の森脇業二郎氏から技を習われて、長らくこの業に就いておられますが、特に、昭和59年の、優れた技能者としての功労としての鳥取県知事表彰、あるいは平成4年の第39回日本伝統工芸展の入選、あるいは平成18年の鳥取県美術展の大賞を受賞されるというようなことで、旺盛な作家活動を続けておられるものでございます。
資料の作品で、そこに挙げておりますのは指物・挽物でございますけれども、森脇さんの技術というのは柔らかい曲線を持つ均整のとれた器胎の製作、あるいは細部の加工や表面の最終処理の巧みさに由来する作品の完成度の高さ、あるいは秀逸な木取り、あるいは杢合わせといったものがもたらす木材それ自体が持つ美しさの表出、あるいは木材を指物によって組み合わせて、この作品もそうなんですけれども、それを挽くという独特の技法から、芸術上、特に価値が高いものとして評価されるものでございます。なお、無形文化財の保持者といたしましては、現在、木工芸、木地ロクロの茗荷定治さん、そして、かすりの福井定子さん、嶋田悦子さんに続きまして4人目の保持者の認定ということになろうかと思います。
続きまして、2ページ目でございます。県指定有形民俗文化財でございます。これにつきましては、同じく保護条例第25条第1項の規定に基づき、鳥取県有形民俗文化財に追加指定をするというものでございます。名称は長谷寺の絵馬群、員数が9点14枚で、所在地は倉吉市でございます。長谷寺の絵馬群につきましては、昭和32年と昭和45年に指定を行なっておりますけれども、それ以後、新たに確認された物等について、この9点14枚を新たに追加の指定するものでございます。これらは、既に指定されております絵馬と同様に、願主の願いや各時代の風俗が色鮮やかに表現されているものでして、庶民信仰、民俗等を考察する上で貴重な資料と言えるものでございます。特に左側、写真を付けております、馬と人物につきましては、中央に黒い馬と、それを引く2人の人物を描く躍動感のある筆使いで、絵画的価値もたいへん高いものであります。
実は、昭和32年に指定されました安永5年作の馬と人物の幕末期のものの元となる絵でございまして、それの元ということで、遥かに躍動感のある作品ですが、上下に少し破損しておりまして、傷んだということで掛け替えられていたということが分かるものでございます。今回、追加指定でございますが、有形民俗文化財としては、宇部神社の御幸祭の祭具含めて3件の中の1件ということになります。以上でございます。
(委員長)
いかがでしょうか。御質問等ありましたらお願いします。これは文化財保護審議会から認定の建議をいただいているということです。よろしゅうございますか。では、建議どおり認めるということにしたいと思います。それでは、続きまして、議案第2号と第3号、報告事項1、報告事項2については、人事及び表彰に関する案件ですので、これらの議事は非公開としたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。では、そのようにします。それでは、議案第2号お願いいたします。
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○議案第2号 平成20年度鳥取県教育委員会表彰について(公開)
(教育総務課長)
それでは、お手元の2号の資料を御覧いただきたいと思います。平成20年度の鳥取県教育委員会表彰についてであります。今、お手元にもう1枚資料をお配りいたしますので、それも併せて御覧いただきたいと思います。この件につきましては、先般9月の定例教育委員会で協議事項として全体像を一通り説明させていただいております。その後、若干、推薦の追加がございまして、今日の議案としてはその表彰対象者の若干の追加を加えた形で案としております。ちょっと、今お配りした1枚物を御覧いただきたいと思います。そこのところに2の推薦状況というところで、平成20年度の表を挙げております。下のほうに委員会の表彰規程を挙げておりますけど、そこの1条のところで1号から4号まで挙げておりますが、1号の職員の個人功労ということで、20年度、トータル15名、小学校4、中学校4、高校5、特別支援学校が2ということで15名であります。それから、2号の教育功労団体ということで16団体、それから、3号の一般個人功労ということで13の方、それから、4号の児童・生徒ということで、中学校2名、高校4名、特別支援学校1名ということでトータル7名ということで、全体で51名なり団体ということになっております。19年度は68でございましたので、若干、数が少なくなっていると。それは、昨年度、職員の個人功労のところで、エキスパート教員等の導入に向けて、学校が元気が出る方策ということで、教員の表彰を少し掘り起こしたということがございますので、若干その反動的なこともあろうかなと思っております。それから、今後の日程ですが、11月6日に、これについての表彰式を行ないたいというふうに思っております。
それで、今日は、先般、これを説明しておりますので、追加のあった方の部分について若干の説明をするということで、全体像の説明をさせていただきたいと思います。まず、お手元、資料18ページを御覧いただきたいと思います。18ページの左から2つ目であります。企業で、株式会社すし弁慶様でありますが、こちらにつきましては、障害者の雇用について非常に尽力をいただいているということであります。1店舗1障害者を雇用するという社長の理念のもとに、長年にわたり知的障害のある特別支援学校の生徒の職場実習の受け入れをしたりであるとか、あるいは、その受け入れにあたって各店舗にトレーナーを置いたりであるとか、取り組みのマニュアルを作成したりであるとか、あるいは、卒業生の雇用を受け入れていただいているといったようなこと、あるいは、そういう取り組みを企業セミナー等でいろいろ講演いただいているという、そういう非常に障害者雇用に前向きに取り組んでいただいているということを高く評価をしまして、この企業をその対象にしたいということであります。
それから、続きまして23ページを御覧いただきたいと思います。これは教員の職員個人功労の部分でございますけど、それの左側、2名であります。まず、鳥取緑風高校の教諭、西川厚氏でありますが、こちらは農業科の教員ということで教科指導にも非常に力を入れておりますが、特に特筆すべきは中段からであります。平成16年度に開校しました定・通の独立校としての鳥取緑風高校で、様々、多様な生徒に対する教科指導と、それから生徒指導に熱心に取り組んでこられたということで、特に教務主任として、生徒の学力保障のための校内でのワーキンググループ、こういうものを立ち上げて、そのリーダーとして非常に活躍をされたということで、他の教諭の模範になるということであります。
それから、その左が倉吉農業高等学校の田中正士氏であります。こちらにつきましても、教科としては農業科の教員でありますけれども、特に舎監長として寮の経営にあたる中で、寮の教育というのが農業経営者の育成方法として、非常に根源をなすものということで、寮の、例えば寮通信だとか、寮のホームページを立ち上げたりというかたちで、生徒・保護者との信頼関係の構築に非常に尽力されたというようなことがあります。それから、倉吉農業高校のかたちという学校経営方針の策定にも、中心的な役割を果たしたということで、他の教諭の模範になるということでございます。
それから、めくっていただきまして24ページを御覧いただきたいと思います。一番左側になります、境高校の教諭田中宏明氏であります。こちらにつきましては、長年、特に学年主任として優れたリーダーシップを発揮されてきたといったことで、境高校の進学実績の向上に尽力をされたということがあります。それから、部活動の指導において優れた指導力をもって、ハンドボールの顧問であるんですけれども、7回全国大会に出場ということに導いたということで非常に貢献をしたと、それから、高等学校の体育連盟なり、あるいは中国地区の高等学校の体育連盟でも、ハンドボールの専門委員長として非常に尽力をされたということで、他の模範になるということで挙げておるものでございます。そういったようなことで、教育委員会表彰の対象として推薦したということでありましたので、議案として提出したものであります。以上でございます。
(委員長)
では、御質問御意見ありましたらお願いいたします。
(教育長)
児童生徒のところに、小学校からの推薦がないですね。
(委員長)
ないですね。
(教育長)
必ずいるはずなので、惜しいですね。
(委員)
小学校って、逆に言うと、なかなか難しいというように思います。個性的というか、特にというのは、なかなか難しいです。それこそ読書で、年間に300冊を読むというのもあると思うんですけれど、そういうことがたくさんあるんです、逆に困難かもしれません。どのような視点に立てば、小学校の子どもを表彰できるか。表彰できるまでのそんな差があるのか。差がないのが良いとするのかあるほうがいいのかということになると思うんですけど。
(教育長)
でも、個性とか、学校の中で友達を助けたりとか、主体的に活動したりという子は励みになるという点においては、それを認めてあげるというのは大事なことだと思うんですけどね。
(委員長)
逆に言えば、皆を表彰したいのかもしれませんね、そういう視点もあるかもしれない。
(教育長)
全然出てこないのが、ちょっと。
(委員長)
それはもったいないですね。
(委員)
グループというか、学校で、みたいなのであれば良いかもしれない。
(委員長)
それも1つの手ですね。
(委員)
ボランティアみたいなものだとか。
(教育長)
そういうのはいいですね。あっても良いし。
(次長)
実は、この小学校というのは、以前、小・中・高校生全部通して、篤行児童生徒という言い方で、大概が家庭が母子家庭だとか、経済的に苦しい中で家を助け、学校でもというような、ちょっと時代背景があるような推薦で、以前は、小学校・中学校の子どもの顔写真が新聞にずらっと並ぶような、一番この表彰の中のメインだったんですが、逆に、発達段階のまだ早い段階の小学生に表彰で、あなたは篤行児童だというようなことをすると、逆に重荷になってというようなこともあって、それから、時代も変わって、母子家庭等というようなことも、だんだん経済的な事情なんかも薄れてきたりというようなことで、ある頃から小学校は意識的に避けようかというような感じになってきたんですが、さっき、教育長が申しあげたように、時代が変わってきていますので、また別の意味で、励ますという意味の活用というのを何か検討しないといけないのかなと思います。
(委員)
たまたま出ないんだと思っていたんですけれども、伺ってみると、やっぱり何か思想的な背景、時代の流れを反映したような節があるみたいで。そうだとするならば、そういうことじゃなくて、表彰すべき子どもを出していただくように働きかけるとかお願いしてはどうですか。せっかく個性尊重とか言っているのに、おしなべてするということが、なんかピンと来ないんですけども。
(次長)
以前、ヒントになるかもしれないですけど、ボランティアグループを子どもたちだけでやっているというような、グループを表彰したこともあるんですけど、そういうのだったら小学生なんかでも関わりがあるのかなと思ったり。
(教育長)
それは、推薦してもらってもよくなってるよね。もうすでに。
(次長)
以前、グループみたいなものも認めようということで変えましたので、全然構わないです。
(委員長)
そういう視点がおもしろいんじゃないですかね。
(教育長)
もっとそういうのを学校に伝えたら良いですね。
(教育総務課長)
昨年度も、生徒の中で、グループでのというのを表彰しておりますので、そういうことは十分考えております。
(委員長)
来年、ぜひ掘り起こしてもらいたいと思います。では、これは原案のとおりでよろしいですか。表彰式は11月6日ですね。時間は何時からになりますか。
(教育総務課長)
2時からです。
(委員長)
それでは、議案の第3号です。
○報告事項ア 教育委員会事務部局人事(課長級以上)について(非公開)
○報告事項イ 教育委員会事務部局人事について(非公開)
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○報告事項ウ 全国大会等で活躍した児童・生徒に対する教育長表彰について(公開)
(教育企画室長)
報告事項ウ、全国大会等で活躍した児童生徒に対する教育長表彰につきまして、御報告させていただきます。1ページをおはぐりいただけますでしょうか。これは、県内の小・中・高・特別支援学校に在籍する児童生徒で、教育文化スポーツの全国大会等で3位相当の賞を受賞した個人又は団体を、教育長表彰を行うものでございます。それで、1ページ、これは小学生2名、いずれも文化系で日本川柳、それから、全国学生書道展での優秀な成績で高田勇二郎さん、宇田川春香さん、2名を表彰するものであります。中学生2名、これは高草中の前田さん、それから湯梨浜中学校の草野さん。これはお2人が一緒にペアで出場したカワイ音楽コンクールの連弾の部の金賞ということでございます。
2ページ目からは中学校、上のソフトテニス、これは全国中学校体育大会のソフトテニス部の全国3位ということの表彰でございます。以下高校は、前回9月定例教育委員会で全国高校総体の報告でもありましたけれども、それぞれインターハイでの弓道競技大会、それからレスリング競技大会等の表彰を行うものですし、新聞部は文化祭での11年連続での優勝ということでございます。3ページ目でございます。水球はJOCジュニアオリンピックカップということで、これは倉吉東高校と中央育英高校の生徒さんが合同での鳥取水球クラブというものに出場したものでございます、水球競技第3位ということです。それから以下、米子東高校以下の4名はインターハイの関係で、前回の報告等も重なりますので省略させていただきます。以上、計33名の方を表彰したということでございます。表彰状と記念品としまして図書券2,000円を各個人にお渡しする予定でございます。以上でございます。
(委員長)
何か御質問がありますか。この倉吉東高校と中央育英高校の水球クラブは普段から一緒に練習しているんですか。
(スポーツセンター所長)
一緒です。中央育英高校のチームと、男子と一緒です。
(委員長)
よろしいですか。では、報告事項エ、お願いします。
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○報告事項エ 教員採用の在り方に関する点検結果について(公開)
(小中学校課長)
報告事項エ、教員採用の在り方に関する点検結果についてでございます。おはぐりいただきまして1ページを御覧いただきますと、前回、中ほどの7月25日時点のところまでは御報告をしていると思います。再度、国の調査もございまして、点検結果として報告しているものが、一番右側のところでございます。本県では、これまで試験問題の公表、それから回答の公表ということで一般閲覧、または試験問題を当事者が持ち帰りということはしておりましたが、今年のテストからは配点も公表するということで御報告をしておりました。更に、それ以降、ホームページでもこれらを公開するということで、県民局あるいは県民室等にお出でいただかなくても閲覧できるということに改善をしております。
その他、また来年度に向けまして最低基準、採用基準等の公表について、今後検討を進めていく予定でございます。また、管理職への昇任についてということでも、新たに国のほうに並行して調査の結果を報告しておりまして、公平性の確保という点では各業務段階ごとに複数者でチェックをするということ、それから面接にも民間人等の第三者を起用するというようなことで、これまでもやっておりますけれども、そのことを報告しておるところでございます。以下、2ページ以降、本県が回答したものを付けております。12ページ以降、国の点検結果についてまとまったものが来ております。各県の状況ですとかまとめてございますので、またゆっくりと御覧いただけたらと思います。以上でございます。
(委員長)
質問が1点ありますけども、今後の課題というのは、何に対してお考えですか。
(小中学校課長)
今、鳥取県では、例えば面接、それからペーパー試験あるいは実技試験等の採点のウエイト等、まだ公にはしておりません。こういったことの公表と併せて、これが選考試験という競争試験とはまた少し違うニュアンスを持っている試験でございますので、その選考試験という意味合いを生かすといいますか、理解していただきながら、そのウエイトをどのように公表していくかということを課題として思っております。
(委員長)
他の都道府県で、今、おっしゃったようなことは何かやっているところはあるんですか。
(小中学校課長)
はい。それぞれいろんな形、あるいは内容で公表というのはしているのですけれども。ただ、これが単純に競争試験ということではなく、いろいろな要素を総合的に判断しての選考ということでございますので、それをどういうふうに基準を明らかにしていけるのかということで、各県ともいろいろと工夫といいますか、悩んでおられるところもあると思います。本県としても、そういったところを慎重に検討しながら、公表に向けた作業を進めていきたいと思っています。
(委員)
この間の県議会の質問で、面接の基準を決めるかどうかというような質問があって、答弁をされたんですけれども、あの質問の趣旨というのは、面接の基準もきちんと策定しろということだったんでしょうか。私は、これは非常に難しい作業かなと思って聞いていたんですけれども。どういう趣旨なのですか。
(教育長)
あれは何でもかんでも、細かい基準を全部出しなさいという趣旨ではありません。どの辺まで出せるかということをしっかり考えた上で、主体的にきちんと判断をして教育委員会としてはやっていかないといけないという話です。ただ、面接の時にどの観点でやるかという細かいところまで試験に全部出したらいいということではないです。ですが、全般でいうと、さっきの話で、どういうふうなことが判定のための大きな基準としてあるのかというようなところは出してほしいという質問だと思っています。ですから、その辺はこちらが主体的に考えたらいいと思います。
(委員)
あまり細かいことを言われても、本当に。
(教育長)
少しでいいんです、非常に細かいところなので。ただ、全体としてはやっぱり透明性を確保するために出していくということは間違いないでしょうね。これは、大事にしていかないといけません。
(委員長)
よろしいですか。では、続きまして、報告事項オお願いします。
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○報告事項オ 懲戒処分取消請求事件に係る訴訟委任について(公開)
(小中学校課長)
報告事項オでございます。懲戒処分取消請求事件に係る訴訟委任についてでございますが、このことにつきましては、飲酒運転における懲戒免職処分の取消の裁判でございます。これは既に1年が経過して、まもなく判決が出るところでございますが、鳥取地裁から、そもそもこの訴訟のスタートの際に、鳥取県の教育委員会の教育長を代表者をして、この訴訟を進めていたところですけれども、この時期になりまして裁判所のほうから、教育委員会の代表は教育委員長名でということで変更してほしい旨連絡がございまして、そのことについて処理をするものでございます。上申書という形で、まずは弁護士に対する訴訟委任の追認をすると。委員長の名前で追認をし、更にこれまで行ってきた訴訟行為を全て追認するということで、上申書も出して処理をするというものでございます。よろしくお願いします。
(委員長)
よろしいですか。では、報告事項カお願いします。
(小中学校課長) 報告事項オでございます。懲戒処分取消請求事件に係る訴訟委任についてでございますが、このことにつきましては、飲酒運転における懲戒免職処分の取消の裁判でございます。これは既に1年が経過して、まもなく判決が出るところでございますが、鳥取地裁から、そもそもこの訴訟のスタートの際に、鳥取県の教育委員会の教育長を代表者をして、この訴訟を進めていたところですけれども、この時期になりまして裁判所のほうから、教育委員会の代表は教育委員長名でということで変更してほしい旨連絡がございまして、そのことについて処理をするものでございます。上申書という形で、まずは弁護士に対する訴訟委任の追認をすると。委員長の名前で追認をし、更にこれまで行ってきた訴訟行為を全て追認するということで、上申書も出して処理をするというものでございます。よろしくお願いします。(委員長) よろしいですか。では、報告事項カお願いします。
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○報告事項カ 学力向上対策の取組状況について(第1回鳥取県学力向上委員会の概要)(公開)
(小中学校課長)
報告事項カでございます。学力向上対策の取組状況、第1回の学力向上委員会の概要ということで御報告いたします。めくっていただきますと、9月24日午後、本年度の第1回の学力向上委員会を開催いたしました。その時に、内容としましては、これまで取り組んできている具体策で、既に現在進行中のもの等の確認を行うとともに、今後のことについて、中心に意見をいただきました。今後、まずは勉強を頑張ろうキャンペーンというようなことを進めていく。それから、鳥取県スタンダードの策定という、この2つを今後の柱としてやっていこうということで、様々な御意見をいただいたところです。まず、勉強を頑張ろうキャンペーンでございますが、既に本県で実施しているいきいきキャンペーンを土台としながら、更に少し勉強のことにスポットを当てて、皆で子どもたちの勉強を頑張ろうという土壌といいますか、風土、気風を作り上げていこうというようなことを、これから取り組んでいきたいと考えておるところでございます。
また、鳥取県スタンダードの作成、ちょっと言葉としては分かりにくいと思いますので御説明をいたしますと、1つの理想を含めたものを、指針的に教育関係者内外に示していこうというものでございます。まずは、教師の姿ですとか、それから子どもの姿、それから家庭での姿といいますか、そういったものについて、例えば、教師の姿として全てのことが3段階で姿を示して励みにしていただくというようなものでございます。例えば、子どもと教師で授業を作り上げ展開をする。これが一番望ましい姿として示して、その次に2番目として目標に沿って一斉確実的な事業を展開する。3番目として、教師への教え込みを中心に展開するというようなことで、今、自分の姿が何処にあるんだろうかというようなことをそれぞれが照らしながら、自分たちの姿をより望ましいものにもっていくための指針というものを作っていきたいということでありました。このようなことについて、本年度進めていくわけですけれども、来月第2回に向けて、その原案作成ということで、今、取り組んでいるところでございます。以上でございます。
(委員長)
何か御意見等ありませんでしょうか。
(委員)
勉強を頑張ろうキャンペーンは仮の名前なんですか。
(小中学校課長)
まだ最終的に、これで確定としたものではございません。
(委員)
心とからだいきいきキャンペーンで、そのキャンペーンという言葉がいいのかなということを思っているんですけど、キャンペーンというと一時的で終わってしまうような印象があるんです。これは仮の名前なので、まだこれから考えていかれることだろうとは思いますが、そのような印象を受けます。それから、子どもたちにとっても勉強をしていかなければいけないんですけれども、一番大事なところは、何のために学ぶのかという目標のようなものが出てこないとなかなか前に進まない、成果が上がらない。特に、オリンピックなんかでみると、夢を持ってやれば叶うとか、夢を持たなければ願いは叶わない、そういうことはできないというところは聞きました。それはスポーツに限らず、勉強においてもどういう生き方をしたいか、高校生なら高校生なりの夢や願いの持ち方、小学生であれば本当に小さい目標であると思うんですけれど、そういうものがあって、初めて、では勉強をするんだと、そういうものに向かっていくためにはゲームを我慢しようか、テレビも我慢しようかという形になっていく道筋があるように思うんです。ここの中に1つ、勉強を楽しんでいる子もいる、頑張っている人や一流の人の話を聞くという、これも非常に効果的だなと思うんです。教育センターがなさった取り組みの中で、1つ指標が挙がっておりましたけれど、その人も夢を持ってやるというので、これは教員が対象でしたかね。教員を対象にしておられて、ちょっと気持ちが沈みかけていたのが、自分ももう1度やってみようかという気持ちになったというのが出ていました。子どもたちの一生の学びにおいても、こういう目標の持ち方というものが重要だと思います。この中に、そういう言葉がないのですが、もちろん、そのことを考えていらっしゃる方もあるかと思いますが。その辺が重要だと、私は今考えているところなので、学力向上委員会の皆さんや県が考えておられる中で、そういうことをどういうふうに入れ込んでいけるかなという気がしました。
(委員長)
まず、御意見として受け取って下さい。
(小中学校課長)
はい。
(委員長)
他の委員から、いいでしょうか。これは、今後どういうタイムスケジュールで動きますか。
(小中学校課長)
これにつきましては、先程申しましたようにまず来月には第2回の委員会を持ちまして、これの原案から段々と練っていくということで、本年度中にはこの勉強を頑張ろうキャンペーン、それからスタンダードについても、何らかの方向で完成といいますか、形にしたものを県民の方、あるいは学校関係者等にお示しできるような形にしたいというスケジュールです。
(教育長)
ちょっと補足で、さっき委員さんからあったんですけれども、今、いきいきキャンペーンの中で本を読もうとか、外で元気に遊ぼうとかありますね。こういうのは大事にしないといけないので、これが阻害されるようなキャンペーンになってはいけない。このことは、私は議会でも答弁の中できちんと言ったつもりです。これを進めようとしているのは、子どもたちの学習意欲が何処で聞いても、全体として落ちていることは間違いない。それからもう1つ、大きな問題なのは二極化というのが出てきているんです。これを何とか防ぎ止めたいという意味で、学校では授業にやっぱり集中していこう。家では全国のいろんな調査をしても、学習時間が少し足りないんじゃないかという声も結構あるんで、それをやろうと。ただし、さっき言ったように本をちゃんと読んだり、では、何処で時間を生み出すんだといった時には、それは例えばゲームをやったり、パソコンを果てしなくしたり、ビデオをずっと見てたり、テレビを果てしなく見ているとか、そんなことをやめて、もう少しメリハリをきかせながら勉強も頑張ってみようという機運、風土を作ってみようという話で動いていると、私は思っていますので、上から抑えつけて勉強だけすればいい、点を取ればいいという話ではありません。そう考えています。
(委員)
鳥取県版スタンダードということですけども、鳥取市がもう既に鳥取市のスタンダードというのを作っておられますね。鳥取県が今までいきいきキャンペーンだといって一生懸命言ってパンフレットを出しても、うちの学校なんかは、鳥取市のスタンダードのこんな文字ばっかり入った大きいものが学校に貼ってあるわけです。何処に、キャンペーンのチラシがあるんだというような格好で。なかなか、鳥取市は鳥取市でやっていくんだというようなことが見え隠れして、受け入れられ難いのかなと思うことが度々あったんです、今度スタンダードを作られるということで、県としてこういうことがというのを出されて、それに従って鳥取市もこういう格好でスタンダードで頑張っていくんだというような方向になるようなものを作っていただかないと、何かすごくちぐはぐした感覚を持っているので、難しいのかなと思うんですけども、良い物が出来たらいいなと思います。委員さんに、鳥取市の学校教育課長が入っておられるので、その辺のところの意見を出されるとは思うんですけども、良いのが出来たらいいなというふうには思います。
(委員)
もう1つ、倉吉東高校のスクールミーティングをした時に、みんなが素晴らしいと思ったわけですが、夢に向かって、高校生がやっている姿が見えたように思います。全国で、そういう高校の取り組みってあるように思うんです。高校に入ったら1年ドリームプランというのを、初めからその学校は大事にされて、1年次は2年次を、3年次の真似をしながら、じゃ、受験校は何処にするんだということが書いてあったのを読んだことがあるんですけど、やっぱりそういう情報を入れながら何のために僕たちは勉強をする、何のために生きるのかから、最終的には、何のために勉強するのか。その辺りのところは理解されない、もう進む道が分からないようなあっち行ったりこっち行ったりじゃなくて、時には変わるけれども、持ちながら生きていくという、そういうものが何処かの県でやっておられると思いますので、そういうのを例に出しながら鳥取県らしいものができたらいいなと思っています。
(委員長)
是非、いろんな意見を参考に入れて下さい。いずれまた出てきますね。では、次に行きます。報告事項キ、お願いします。
(小中学校課長) 報告事項カでございます。学力向上対策の取組状況、第1回の学力向上委員会の概要ということで御報告いたします。めくっていただきますと、9月24日午後、本年度の第1回の学力向上委員会を開催いたしました。その時に、内容としましては、これまで取り組んできている具体策で、既に現在進行中のもの等の確認を行うとともに、今後のことについて、中心に意見をいただきました。今後、まずは勉強を頑張ろうキャンペーンというようなことを進めていく。それから、鳥取県スタンダードの策定という、この2つを今後の柱としてやっていこうということで、様々な御意見をいただいたところです。まず、勉強を頑張ろうキャンペーンでございますが、既に本県で実施しているいきいきキャンペーンを土台としながら、更に少し勉強のことにスポットを当てて、皆で子どもたちの勉強を頑張ろうという土壌といいますか、風土、気風を作り上げていこうというようなことを、これから取り組んでいきたいと考えておるところでございます。 また、鳥取県スタンダードの作成、ちょっと言葉としては分かりにくいと思いますので御説明をいたしますと、1つの理想を含めたものを、指針的に教育関係者内外に示していこうというものでございます。まずは、教師の姿ですとか、それから子どもの姿、それから家庭での姿といいますか、そういったものについて、例えば、教師の姿として全てのことが3段階で姿を示して励みにしていただくというようなものでございます。例えば、子どもと教師で授業を作り上げ展開をする。これが一番望ましい姿として示して、その次に2番目として目標に沿って一斉確実的な事業を展開する。3番目として、教師への教え込みを中心に展開するというようなことで、今、自分の姿が何処にあるんだろうかというようなことをそれぞれが照らしながら、自分たちの姿をより望ましいものにもっていくための指針というものを作っていきたいということでありました。このようなことについて、本年度進めていくわけですけれども、来月第2回に向けて、その原案作成ということで、今、取り組んでいるところでございます。以上でございます。(委員長) 何か御意見等ありませんでしょうか。(委員) 勉強を頑張ろうキャンペーンは仮の名前なんですか。(小中学校課長) まだ最終的に、これで確定としたものではございません。(委員) 心とからだいきいきキャンペーンで、そのキャンペーンという言葉がいいのかなということを思っているんですけど、キャンペーンというと一時的で終わってしまうような印象があるんです。これは仮の名前なので、まだこれから考えていかれることだろうとは思いますが、そのような印象を受けます。それから、子どもたちにとっても勉強をしていかなければいけないんですけれども、一番大事なところは、何のために学ぶのかという目標のようなものが出てこないとなかなか前に進まない、成果が上がらない。特に、オリンピックなんかでみると、夢を持ってやれば叶うとか、夢を持たなければ願いは叶わない、そういうことはできないというところは聞きました。それはスポーツに限らず、勉強においてもどういう生き方をしたいか、高校生なら高校生なりの夢や願いの持ち方、小学生であれば本当に小さい目標であると思うんですけれど、そういうものがあって、初めて、では勉強をするんだと、そういうものに向かっていくためにはゲームを我慢しようか、テレビも我慢しようかという形になっていく道筋があるように思うんです。ここの中に1つ、勉強を楽しんでいる子もいる、頑張っている人や一流の人の話を聞くという、これも非常に効果的だなと思うんです。教育センターがなさった取り組みの中で、1つ指標が挙がっておりましたけれど、その人も夢を持ってやるというので、これは教員が対象でしたかね。教員を対象にしておられて、ちょっと気持ちが沈みかけていたのが、自分ももう1度やってみようかという気持ちになったというのが出ていました。子どもたちの一生の学びにおいても、こういう目標の持ち方というものが重要だと思います。この中に、そういう言葉がないのですが、もちろん、そのことを考えていらっしゃる方もあるかと思いますが。その辺が重要だと、私は今考えているところなので、学力向上委員会の皆さんや県が考えておられる中で、そういうことをどういうふうに入れ込んでいけるかなという気がしました。(委員長) まず、御意見として受け取って下さい。(小中学校課長) はい。(委員長) 他の委員から、いいでしょうか。これは、今後どういうタイムスケジュールで動きますか。(小中学校課長) これにつきましては、先程申しましたようにまず来月には第2回の委員会を持ちまして、これの原案から段々と練っていくということで、本年度中にはこの勉強を頑張ろうキャンペーン、それからスタンダードについても、何らかの方向で完成といいますか、形にしたものを県民の方、あるいは学校関係者等にお示しできるような形にしたいというスケジュールです。(教育長) ちょっと補足で、さっき委員さんからあったんですけれども、今、いきいきキャンペーンの中で本を読もうとか、外で元気に遊ぼうとかありますね。こういうのは大事にしないといけないので、これが阻害されるようなキャンペーンになってはいけない。このことは、私は議会でも答弁の中できちんと言ったつもりです。これを進めようとしているのは、子どもたちの学習意欲が何処で聞いても、全体として落ちていることは間違いない。それからもう1つ、大きな問題なのは二極化というのが出てきているんです。これを何とか防ぎ止めたいという意味で、学校では授業にやっぱり集中していこう。家では全国のいろんな調査をしても、学習時間が少し足りないんじゃないかという声も結構あるんで、それをやろうと。ただし、さっき言ったように本をちゃんと読んだり、では、何処で時間を生み出すんだといった時には、それは例えばゲームをやったり、パソコンを果てしなくしたり、ビデオをずっと見てたり、テレビを果てしなく見ているとか、そんなことをやめて、もう少しメリハリをきかせながら勉強も頑張ってみようという機運、風土を作ってみようという話で動いていると、私は思っていますので、上から抑えつけて勉強だけすればいい、点を取ればいいという話ではありません。そう考えています。(委員) 鳥取県版スタンダードということですけども、鳥取市がもう既に鳥取市のスタンダードというのを作っておられますね。鳥取県が今までいきいきキャンペーンだといって一生懸命言ってパンフレットを出しても、うちの学校なんかは、鳥取市のスタンダードのこんな文字ばっかり入った大きいものが学校に貼ってあるわけです。何処に、キャンペーンのチラシがあるんだというような格好で。なかなか、鳥取市は鳥取市でやっていくんだというようなことが見え隠れして、受け入れられ難いのかなと思うことが度々あったんです、今度スタンダードを作られるということで、県としてこういうことがというのを出されて、それに従って鳥取市もこういう格好でスタンダードで頑張っていくんだというような方向になるようなものを作っていただかないと、何かすごくちぐはぐした感覚を持っているので、難しいのかなと思うんですけども、良い物が出来たらいいなと思います。委員さんに、鳥取市の学校教育課長が入っておられるので、その辺のところの意見を出されるとは思うんですけども、良いのが出来たらいいなというふうには思います。(委員) もう1つ、倉吉東高校のスクールミーティングをした時に、みんなが素晴らしいと思ったわけですが、夢に向かって、高校生がやっている姿が見えたように思います。全国で、そういう高校の取り組みってあるように思うんです。高校に入ったら1年ドリームプランというのを、初めからその学校は大事にされて、1年次は2年次を、3年次の真似をしながら、じゃ、受験校は何処にするんだということが書いてあったのを読んだことがあるんですけど、やっぱりそういう情報を入れながら何のために僕たちは勉強をする、何のために生きるのかから、最終的には、何のために勉強するのか。その辺りのところは理解されない、もう進む道が分からないようなあっち行ったりこっち行ったりじゃなくて、時には変わるけれども、持ちながら生きていくという、そういうものが何処かの県でやっておられると思いますので、そういうのを例に出しながら鳥取県らしいものができたらいいなと思っています。(委員長) 是非、いろんな意見を参考に入れて下さい。いずれまた出てきますね。では、次に行きます。報告事項キ、お願いします。
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○報告事項キ 平成20年度末鳥取県立学校教職員人事異動公募制度における公募実施校の決定について(公開)
(高等学校課長)
報告事項キは、平成20年度末鳥取県立学校教職員人事異動公募制度における公募実施校の決定ついてでございます。おはぐりいただきまして、教職員人事異動公募制度といいますのは、校長が学校教育目標の実現とか、テーマ、特色ある学校を作るために必要な人材等を確保すると、そういうことの支援、それから、教職員側でいいますと、意欲の向上を図る、あるいは持っている能力を発揮するということで、この2つの狙いを持って公募を行う制度でございます。応募できる職員は、現任校に3年以上勤務をしているということが条件でありまして、教職員を公募できる学校は2名程度までは公募できますと、そういうことにしております。
この制度は平成18年度末から行いまして、18年度末はそこに公募実施校の表があります、一番右側ですが、4校から募集がありましたが、応募教職員はなしということでございます。2年目の19年度末ですが高等学校5校が公募をいたしまして、その中の2校に1名ずつ、計2名が応募いたしまして、2名とも公募実施校に異動をしたところでございます。一番左の平成20年度末ですが、高等学校に加えまして特別支援学校にも拡大をいたしまして、合計10校公募実施校となります。高等学校でいいますと、鳥取緑風高校が新規の公募実施、それから境港総合技術高校が、昨年度はありませんでしたが、18年度に続き再度ということで手を挙げております。それから、白兎養護、倉吉養護、皆生養護の特別支援学校が3校、計10校でございます。
2番の今後の予定のところに挙げておりますが、公募実施校を本日公表いたしまして、それぞれの公募実施校による公募をしようとする教員に対する説明会を11月7日まで各学校で開くと。それから、志願書・応募論文は11月29日までに、現任校の校長を経由して教育委員会に提出をする。それを教育委員会で取りまとめまして、公募実施校に通知をいたします。12月の上旬から中旬にかけて、公募実施校が書類選考と面接を行いまして候補者を決定すると。決定した候補者を教育委員会に具申をしていただきまして、これが年末まででございます。最終的に県教育委員会が配置を決定して、一般の人事異動の中で異動を実施していくものでございます。次の2ページに今年度の公募する教職員像、公募人数が挙がっております。例えば、一番上の鳥取緑風高校、新規のものですが、次の1、2及び3に該当する教諭ということで、そこに3つ挙げておりますが、1番目の学校のより望ましいあり方と独自性を模索し続けることができる者、それから、ここは定通の独立校ですので、3番目に挙げてありますように、多様な勤務パターンに対応できる者というようなことが教職員像として挙げてあります。その他、特定の評価でありますとか、あるいは教科指導と部活動指導、両方に力を発揮してくれる教諭、それぞれの学校の現段階で、こういう人材がほしいというものが挙がっております。
それから、3ページには、この公募実施校の一覧を挙げておりまして、それぞれの学校で学校教育目標、それからそれぞれの学校の現状と課題、具体的な取り組みの方策、それから、それを踏まえて公募する教職員像、先ほどありましたが、それを載せております。公募人員と、それから論文がありますので、各学校ごとの論文の課題が、そこに挙げてあるとおりです。以上でございます。
(委員長)
御質問がありましたらお願いします。特別支援学校が3つ手を挙げておられまして、何か理由があるんですか。たまたま、こうなったんですか。
(特別支援教育課長)
今年から、初めて募集しましたので。
(委員長)
特別支援学校も公募できるということにしたら、こういうふうになったという。3年ぐらい経つとひとつ軌道に乗るので、今年どの程度手が挙がるかという部分ですね。
(教育長)
だんだん広がってきているんですけどね。
(委員長)
では、次に行きましょうか。報告事項ク、お願いします。
(高等学校課長) 報告事項キは、平成20年度末鳥取県立学校教職員人事異動公募制度における公募実施校の決定ついてでございます。おはぐりいただきまして、教職員人事異動公募制度といいますのは、校長が学校教育目標の実現とか、テーマ、特色ある学校を作るために必要な人材等を確保すると、そういうことの支援、それから、教職員側でいいますと、意欲の向上を図る、あるいは持っている能力を発揮するということで、この2つの狙いを持って公募を行う制度でございます。応募できる職員は、現任校に3年以上勤務をしているということが条件でありまして、教職員を公募できる学校は2名程度までは公募できますと、そういうことにしております。この制度は平成18年度末から行いまして、18年度末はそこに公募実施校の表があります、一番右側ですが、4校から募集がありましたが、応募教職員はなしということでございます。2年目の19年度末ですが高等学校5校が公募をいたしまして、その中の2校に1名ずつ、計2名が応募いたしまして、2名とも公募実施校に異動をしたところでございます。一番左の平成20年度末ですが、高等学校に加えまして特別支援学校にも拡大をいたしまして、合計10校公募実施校となります。高等学校でいいますと、鳥取緑風高校が新規の公募実施、それから境港総合技術高校が、昨年度はありませんでしたが、18年度に続き再度ということで手を挙げております。それから、白兎養護、倉吉養護、皆生養護の特別支援学校が3校、計10校でございます。 2番の今後の予定のところに挙げておりますが、公募実施校を本日公表いたしまして、それぞれの公募実施校による公募をしようとする教員に対する説明会を11月7日まで各学校で開くと。それから、志願書・応募論文は11月29日までに、現任校の校長を経由して教育委員会に提出をする。それを教育委員会で取りまとめまして、公募実施校に通知をいたします。12月の上旬から中旬にかけて、公募実施校が書類選考と面接を行いまして候補者を決定すると。決定した候補者を教育委員会に具申をしていただきまして、これが年末まででございます。最終的に県教育委員会が配置を決定して、一般の人事異動の中で異動を実施していくものでございます。次の2ページに今年度の公募する教職員像、公募人数が挙がっております。例えば、一番上の鳥取緑風高校、新規のものですが、次の1、2及び3に該当する教諭ということで、そこに3つ挙げておりますが、1番目の学校のより望ましいあり方と独自性を模索し続けることができる者、それから、ここは定通の独立校ですので、3番目に挙げてありますように、多様な勤務パターンに対応できる者というようなことが教職員像として挙げてあります。その他、特定の評価でありますとか、あるいは教科指導と部活動指導、両方に力を発揮してくれる教諭、それぞれの学校の現段階で、こういう人材がほしいというものが挙がっております。 それから、3ページには、この公募実施校の一覧を挙げておりまして、それぞれの学校で学校教育目標、それからそれぞれの学校の現状と課題、具体的な取り組みの方策、それから、それを踏まえて公募する教職員像、先ほどありましたが、それを載せております。公募人員と、それから論文がありますので、各学校ごとの論文の課題が、そこに挙げてあるとおりです。以上でございます。(委員長) 御質問がありましたらお願いします。特別支援学校が3つ手を挙げておられまして、何か理由があるんですか。たまたま、こうなったんですか。(特別支援教育課長) 今年から、初めて募集しましたので。(委員長) 特別支援学校も公募できるということにしたら、こういうふうになったという。3年ぐらい経つとひとつ軌道に乗るので、今年どの程度手が挙がるかという部分ですね。(教育長) だんだん広がってきているんですけどね。(委員長) では、次に行きましょうか。報告事項ク、お願いします。
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○報告事項ク 第61回優良公民館表彰について(公開)
(家庭・地域教育課長)
第61回優良公民館表彰について御報告をいたします。裏面を御覧ください。表彰の趣旨といたしましては、公民館のうちで、特に事業内容等に創意工夫を凝らして、地域住民の学習活動に大きく貢献しているものを文部科学大臣が表彰して、今後の公民館活動の充実や振興に資するというものでございます。今年は2館、表彰の対象がありました。1つは伯耆町立溝口公民館でございます。特色のある事業といたしましては、そこに掲げておりますとおり、地域ぐるみで子どもを育てる意義の認識のもとに、公民館が中心となって対応した事業を展開しておるということで、中学校の生徒会も一員として、一人ひとりが輝くまちづくり連絡会を立ち上げて、中学生が活躍する場、力を発揮できる場を取り組みとして中に定めているというものでございます。これによって、中学生も町民の方々から頼もしい存在として評価され、公民館への立ち寄りやすい状況が生まれてきたということでございました。
もう1館は琴浦町立古布庄地区公民館でございます。これについても、公民館が子どもたちにとって世代間交流に必要なふれあいの場となっているということで、20年間継続ということで、巨木の郷二人三脚駅伝競走大会などが主な取り組みということになっていて、それを、住民同士の顔が見える関係づくりをなしていくことができるということでございました。表彰は、そこに掲げておりますとおり、10月28日でございます。今後は、この特色ある取り組みなどを地域の公民館に広げるなど、あるいは県公民館大会で御披露するなどして、模範的になっていただいて、広めていきたいと考えておるところでございます。以上です。
(委員)
中学生が、公民館で活躍する場をつくられているということで、素晴らしいことだと思いました。なかなか、中学生が公民館に行くこともしないという状況ですから。それから存在感ということを言われましたけど、いい取り組みだなと。是非これが広がって、まちづくりにこういう取り組みができると思って聞いていました。
(委員長)
よろしいですか。では次へ行きます。報告事項ケ、お願いします。
(家庭・地域教育課長) 第61回優良公民館表彰について御報告をいたします。裏面を御覧ください。表彰の趣旨といたしましては、公民館のうちで、特に事業内容等に創意工夫を凝らして、地域住民の学習活動に大きく貢献しているものを文部科学大臣が表彰して、今後の公民館活動の充実や振興に資するというものでございます。今年は2館、表彰の対象がありました。1つは伯耆町立溝口公民館でございます。特色のある事業といたしましては、そこに掲げておりますとおり、地域ぐるみで子どもを育てる意義の認識のもとに、公民館が中心となって対応した事業を展開しておるということで、中学校の生徒会も一員として、一人ひとりが輝くまちづくり連絡会を立ち上げて、中学生が活躍する場、力を発揮できる場を取り組みとして中に定めているというものでございます。これによって、中学生も町民の方々から頼もしい存在として評価され、公民館への立ち寄りやすい状況が生まれてきたということでございました。もう1館は琴浦町立古布庄地区公民館でございます。これについても、公民館が子どもたちにとって世代間交流に必要なふれあいの場となっているということで、20年間継続ということで、巨木の郷二人三脚駅伝競走大会などが主な取り組みということになっていて、それを、住民同士の顔が見える関係づくりをなしていくことができるということでございました。表彰は、そこに掲げておりますとおり、10月28日でございます。今後は、この特色ある取り組みなどを地域の公民館に広げるなど、あるいは県公民館大会で御披露するなどして、模範的になっていただいて、広めていきたいと考えておるところでございます。以上です。(委員) 中学生が、公民館で活躍する場をつくられているということで、素晴らしいことだと思いました。なかなか、中学生が公民館に行くこともしないという状況ですから。それから存在感ということを言われましたけど、いい取り組みだなと。是非これが広がって、まちづくりにこういう取り組みができると思って聞いていました。(委員長) よろしいですか。では次へ行きます。報告事項ケ、お願いします。
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○報告事項ケ 生涯学習フェスティバルとっとりin東部2008の実施報告について(公開)
(家庭・地域教育課長)
生涯学習フェスティバルとっとりin東部2008の実施につきまして御報告いたします。はぐっていただきまして、これは、平成17年の全国学習フェスティバルを一過性のものにしないということで、平成18、19、20年と各地域、中部・西部・東部で、県の生涯学習フェスティバルを実施してきたものでございます。地域で生涯学習に取り組んでおられる方々とか、学校で伝統芸能に取り組んでいる生徒さん方の学習の発表の場であるとか、来場された方々には生涯学習に触れていただくことを目的として開催しているところでございます。
9月20、21日に、鳥銀文化会館で63団体の方々に参加をいただきました。総勢来場者といたしましては2,600人の方々にお出でをいただいたところでございます。右のページの写真を一緒に御覧なっていただけるとありがたいと思いますけれども。主な催しといたしましては、ステージ発表、体験コーナー、作品展示、スクールタイム、物品販売、それと県の生涯学習のための主催講座であります、未来を開く鳥取学で、道場六三郎氏をお迎えした講演会などを実施したところでございます。特記事項としては、出演出品者自体にフェスティバルの運営に大いに関わっていただいたこと、あるいは、高校生、大学生のボランティアに多数参加していただいたこと、あるいは白兎養護学校の生徒さんには来場記念品のセットをつくっていただくなどの御協力もいただいたところでございます。
それから、午後の日程として、せっかく来県いただいた道場さんに、鳥取湖陵高校で高校生アイディア料理教室に参加いただいて、高校生に指導をいただいたことなどが特記事項と言えます。右のほうに紹介写真を掲げておりますので、また見ていただきたいと思います。
(委員長)
御質問ありますか。では、次へ移ります。報告事項のコ、お願いします。
(家庭・地域教育課長) 生涯学習フェスティバルとっとりin東部2008の実施につきまして御報告いたします。はぐっていただきまして、これは、平成17年の全国学習フェスティバルを一過性のものにしないということで、平成18、19、20年と各地域、中部・西部・東部で、県の生涯学習フェスティバルを実施してきたものでございます。地域で生涯学習に取り組んでおられる方々とか、学校で伝統芸能に取り組んでいる生徒さん方の学習の発表の場であるとか、来場された方々には生涯学習に触れていただくことを目的として開催しているところでございます。 9月20、21日に、鳥銀文化会館で63団体の方々に参加をいただきました。総勢来場者といたしましては2,600人の方々にお出でをいただいたところでございます。右のページの写真を一緒に御覧なっていただけるとありがたいと思いますけれども。主な催しといたしましては、ステージ発表、体験コーナー、作品展示、スクールタイム、物品販売、それと県の生涯学習のための主催講座であります、未来を開く鳥取学で、道場六三郎氏をお迎えした講演会などを実施したところでございます。特記事項としては、出演出品者自体にフェスティバルの運営に大いに関わっていただいたこと、あるいは、高校生、大学生のボランティアに多数参加していただいたこと、あるいは白兎養護学校の生徒さんには来場記念品のセットをつくっていただくなどの御協力もいただいたところでございます。 それから、午後の日程として、せっかく来県いただいた道場さんに、鳥取湖陵高校で高校生アイディア料理教室に参加いただいて、高校生に指導をいただいたことなどが特記事項と言えます。右のほうに紹介写真を掲げておりますので、また見ていただきたいと思います。(委員長) 御質問ありますか。では、次へ移ります。報告事項のコ、お願いします。
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○報告事項 コ 青谷上寺地遺跡整備活用基本計画案について(公開)
(歴史遺産室長)
青谷上寺地遺跡整備活用基本計画(案)について御報告をさせていただきます。1枚おはぐりください。青谷上寺地遺跡につきましては、今年3月に、国史跡に指定されました。この青谷上寺地遺跡を将来にわたって適切に保存管理すると同時に、弥生時代の暮らしを体感できる遺跡として整備活用することを目的に基本計画を策定しようとするものでございます。その検討にあたりましては、考古学、建築士等の専門、また活用情報発信等、また地元代表からなる検討委員会を組織いたしまして、昨年の11月から5回の委員会を開催して検討を行ってきたものでございます。今回、基本計画案の概要がまとまりましたので、御報告するものでございます。基本計画案の概要につきましては、別添に、青谷ブルーの資料が用意してございますので、そちらのほうを御覧いただければと思います。まず整備活用のテーマといたしまして、弥生時代の生活文化に関する情報が地下に眠っている、まるで博物館のような遺跡の特色を生かして当時が体感できることを考えまして、体感、地下の弥生博物館というテーマを掲げております。
また、ハードをつくるのではなくて、どのような活用をということでございまして、別添資料の4ページに活用のイメージ図を載せております。調査研究計画に基づく活用事業全体を、今仮称ですけども、青谷上寺地学、「学」という言葉が硬すぎるのではないかとかいう議論もまだありますが、遺跡の個性を生かした特色ある活用を目指していこうと。例えば、木器の製作、木器の製作体験であるとか、漁具の復元製作と漁撈体験など、あるいは妻木晩田遺跡と連携したプログラムなどを考えていきたいと考えております。こうした体験、体感の舞台といたしまして整備計画をつくっております。別添資料の5ページに整備計画の全体を書かせていただいておりますが、4つのゾーンに現地を分けまして遺跡を表現する、あるは来訪者活動の場、体験の場、活用の場とするというようなことで、そこに掲げているようなことを考えております。例えば遺跡中心域の復元整備ゾーンでは、6ページの上にイメージを載せておりますけれども、遺跡の、当時の水田、水路にかけての景観を復元するであるとか、あるいは6ページの下に書いておりますが、発掘された状況を見学できるように、そのままの状態を見学できるような整備をするというようなことを考えております。
また、7ページをお開きいただきますと、水田・潟域の復元等いたしまして、古代米をつくるなどの活用であるとか、あるいは体験広場等のいろんな活動というようなことも考えておりますし、これらを行うための拠点としての、8ページにガイダンス施設というものを考えております。こうした計画案につきまして、現在パブリックコメントの募集により県民の声を集めまして、それを計画に反映したいと考えております。御覧の1番のような場所で計画案事業を公開いたしておりますし、ホームページでも公開をしております。また、12日には地元の説明会を開催したところでございます。募集期間は9月29日から今月末31日までということでございます。今後の予定でございますが、このパブリックコメントの取りまとめをいたしまして、このあと、これを含めた修正等で2回、委員会を予定しております。今年度3月に基本計画の策定を本教育委員会にお諮りしたいと考えております。以上でございます。
(委員長)
御質問等、ありますでしょうか。これも、短期スケジュール的にはどういう話になるんでしょうか。
(歴史遺産室長)
今申し上げましたように、今年度いっぱいに基本計画を策定いたしまして、同時に、今現在遺跡の、公有地化、借り上げを行っております。これが、一応10年計画ということになっておりますが、できるだけ前倒しでいきたいと考えておりまして、それと、現在進めております発掘調査と併せて、実際の整備活用計画を進めていきたいと思っております。
(教育長)
まだ細かいところまで、きちんとは詰められないですよね。借り上げが上手くいくかとかいろんなことがありますので。ですが、基本的な大きなプランが大体出来てきつつあるということです。
(委員長)
では、次へ移ります。報告事項サ、お願いします。
(歴史遺産室長) 青谷上寺地遺跡整備活用基本計画(案)について御報告をさせていただきます。1枚おはぐりください。青谷上寺地遺跡につきましては、今年3月に、国史跡に指定されました。この青谷上寺地遺跡を将来にわたって適切に保存管理すると同時に、弥生時代の暮らしを体感できる遺跡として整備活用することを目的に基本計画を策定しようとするものでございます。その検討にあたりましては、考古学、建築士等の専門、また活用情報発信等、また地元代表からなる検討委員会を組織いたしまして、昨年の11月から5回の委員会を開催して検討を行ってきたものでございます。今回、基本計画案の概要がまとまりましたので、御報告するものでございます。基本計画案の概要につきましては、別添に、青谷ブルーの資料が用意してございますので、そちらのほうを御覧いただければと思います。まず整備活用のテーマといたしまして、弥生時代の生活文化に関する情報が地下に眠っている、まるで博物館のような遺跡の特色を生かして当時が体感できることを考えまして、体感、地下の弥生博物館というテーマを掲げております。また、ハードをつくるのではなくて、どのような活用をということでございまして、別添資料の4ページに活用のイメージ図を載せております。調査研究計画に基づく活用事業全体を、今仮称ですけども、青谷上寺地学、「学」という言葉が硬すぎるのではないかとかいう議論もまだありますが、遺跡の個性を生かした特色ある活用を目指していこうと。例えば、木器の製作、木器の製作体験であるとか、漁具の復元製作と漁撈体験など、あるいは妻木晩田遺跡と連携したプログラムなどを考えていきたいと考えております。こうした体験、体感の舞台といたしまして整備計画をつくっております。別添資料の5ページに整備計画の全体を書かせていただいておりますが、4つのゾーンに現地を分けまして遺跡を表現する、あるは来訪者活動の場、体験の場、活用の場とするというようなことで、そこに掲げているようなことを考えております。例えば遺跡中心域の復元整備ゾーンでは、6ページの上にイメージを載せておりますけれども、遺跡の、当時の水田、水路にかけての景観を復元するであるとか、あるいは6ページの下に書いておりますが、発掘された状況を見学できるように、そのままの状態を見学できるような整備をするというようなことを考えております。また、7ページをお開きいただきますと、水田・潟域の復元等いたしまして、古代米をつくるなどの活用であるとか、あるいは体験広場等のいろんな活動というようなことも考えておりますし、これらを行うための拠点としての、8ページにガイダンス施設というものを考えております。こうした計画案につきまして、現在パブリックコメントの募集により県民の声を集めまして、それを計画に反映したいと考えております。御覧の1番のような場所で計画案事業を公開いたしておりますし、ホームページでも公開をしております。また、12日には地元の説明会を開催したところでございます。募集期間は9月29日から今月末31日までということでございます。今後の予定でございますが、このパブリックコメントの取りまとめをいたしまして、このあと、これを含めた修正等で2回、委員会を予定しております。今年度3月に基本計画の策定を本教育委員会にお諮りしたいと考えております。以上でございます。(委員長) 御質問等、ありますでしょうか。これも、短期スケジュール的にはどういう話になるんでしょうか。(歴史遺産室長) 今申し上げましたように、今年度いっぱいに基本計画を策定いたしまして、同時に、今現在遺跡の、公有地化、借り上げを行っております。これが、一応10年計画ということになっておりますが、できるだけ前倒しでいきたいと考えておりまして、それと、現在進めております発掘調査と併せて、実際の整備活用計画を進めていきたいと思っております。(教育長) まだ細かいところまで、きちんとは詰められないですよね。借り上げが上手くいくかとかいろんなことがありますので。ですが、基本的な大きなプランが大体出来てきつつあるということです。(委員長) では、次へ移ります。報告事項サ、お願いします。
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○報告事項サ 「科博コラボ・ミュージアムin鳥取」、企画展「シュルレアリスムとその周辺」、美術部門テーマ展示「歌仙絵」の開催について(公開)
(博物館長)
報告事項サは3つ、展覧会等の事業を書いていますが、11月の下旬から博物館、それから附属施設の山陰海岸学習館を会場に、そこにある3つの展示事業をスタートしますので、その報告であります。まず最初に、「科博コラボ・ミュージアムin鳥取」ということでありますが、これは、東京にあります国立科学博物館が、地方の博物館と提携して事業をやりましょうということで、18年度から始まった事業でありまして、20年度鳥取県と組んでやることが決まりました。概要を、真ん中の丸に書いてあるんですけども、今回、鳥取県において開催する「科博コラボ・ミュージアムin鳥取」という連携事業では、知られざるイカの秘密をテーマにやろうと思います。山陰海岸ではイカがとてもポピュラーで馴染みのある生き物なんですけども、意外とその生態は知られてない。食べるばっかりで知られてないということですので、イカがどのように生きているのか、繁殖しているのか、餌を取っているのかということをリアルに見てもらうというような展示会にしたいと思っております。それから、科学博物館にはちょうど、ダイオウイカという深海に住む巨大なイカの世界的な権威の窪寺さんという教授がいますので、この方を呼んで講演会をやろうということであります。ダイオウイカの一番の権威でありまして、そこに写真がありますが、立っている方がその方です。期間は11月15日から11月30日で、学習館を会場にやります。この期間、展示をずっとやるわけですけども、次のページにありますように、この窪寺先生をお呼びして、ダイオウイカの謎に迫るという話もしていただこうかということで、最先端の話が聞けると思い、とても期待しております。11月15日であります。それから体験イベントとしまして、そこにあるようないろんな事業もやっていこうということであります。
それから、次に、企画展のシュルレアリスムとその周辺の開催についてであります。これは本館で、11月22日から約1ヶ月間、2つの特別展示室を使って、大きな規模でやります。20世紀を代表する芸術運動であるこのシュルレアリスムですが、この美術の展覧会をやったのは、本県ではこれまでなかったものですから、こういうものを取り上げる機会が必要ではないかということで企画いたしました。このシュルレアリスムの代表的な作家に加えて、それに大きく影響を受けた現在美術家の有名な作家の作品も合わせて展示をしたいということであります。展示構成はそこに書いてあるとおりです。展示作品にありますように、ダリ、マグリット、ミロのような大御所の作品と、それの影響を受けた現代の美術家もかなりあって、94点の出品であります。関連行事に、講演会とかワークショップとか、それからギャラリートークも何回か計画しております。チラシがお手元のほうにあると思いますので、また後ほど見ていただければと思います。
それから最後に美術部門のテーマ展示となっていますが、ちょっとした美術の企画展とお考えいただけるほどの多くのものが集まった歌仙絵の企画展をやろうと思っております。これが11月20日から12月23日です。さきほど2つの部屋をシュルレアリスムに使うと言いましたけど、もう一つ美術専用の、第三展示室を使ってやろうということであります。歌仙絵というのは、日本古来の伝統的な主題の絵なんですけども、和歌の名首を描いたもので、鳥取県に実はすごいものがありまして、狩野探幽が描いた36歌仙図というのが樗谿神社にあります。鳥取県の指定文化財にもなっていますけども、これを目玉にします。あとは、ちょうど源氏物語千年紀ということで、今話題になっていますが、王朝文化の物語に取り上げられた主題をテーマにした作品を展示したいということです。作家としましては、主に狩野探幽であります。それから、併せて、それだけでは面白くないということで、探幽たちと張り合った、狩野探幽たちが江戸狩野といっていますけど、京都にいたグループがありまして、その筆頭であります狩野山雪の名品もありますので、集めて展示したいということであります。それから最後のところは、探幽対山雪という感じで、江戸狩野対京狩野というおもしろい企画にしております。作品や詳しいことにつきましては、これもお手元にチラシがあると思いますので、それを御覧いただければと思っております。以上です。
(委員長)
何か、御質問ありませんか。では、また楽しみに観させていただきたいと思います。では、報告事項シ、お願いします。
(博物館長) 報告事項サは3つ、展覧会等の事業を書いていますが、11月の下旬から博物館、それから附属施設の山陰海岸学習館を会場に、そこにある3つの展示事業をスタートしますので、その報告であります。まず最初に、「科博コラボ・ミュージアムin鳥取」ということでありますが、これは、東京にあります国立科学博物館が、地方の博物館と提携して事業をやりましょうということで、18年度から始まった事業でありまして、20年度鳥取県と組んでやることが決まりました。概要を、真ん中の丸に書いてあるんですけども、今回、鳥取県において開催する「科博コラボ・ミュージアムin鳥取」という連携事業では、知られざるイカの秘密をテーマにやろうと思います。山陰海岸ではイカがとてもポピュラーで馴染みのある生き物なんですけども、意外とその生態は知られてない。食べるばっかりで知られてないということですので、イカがどのように生きているのか、繁殖しているのか、餌を取っているのかということをリアルに見てもらうというような展示会にしたいと思っております。それから、科学博物館にはちょうど、ダイオウイカという深海に住む巨大なイカの世界的な権威の窪寺さんという教授がいますので、この方を呼んで講演会をやろうということであります。ダイオウイカの一番の権威でありまして、そこに写真がありますが、立っている方がその方です。期間は11月15日から11月30日で、学習館を会場にやります。この期間、展示をずっとやるわけですけども、次のページにありますように、この窪寺先生をお呼びして、ダイオウイカの謎に迫るという話もしていただこうかということで、最先端の話が聞けると思い、とても期待しております。11月15日であります。それから体験イベントとしまして、そこにあるようないろんな事業もやっていこうということであります。それから、次に、企画展のシュルレアリスムとその周辺の開催についてであります。これは本館で、11月22日から約1ヶ月間、2つの特別展示室を使って、大きな規模でやります。20世紀を代表する芸術運動であるこのシュルレアリスムですが、この美術の展覧会をやったのは、本県ではこれまでなかったものですから、こういうものを取り上げる機会が必要ではないかということで企画いたしました。このシュルレアリスムの代表的な作家に加えて、それに大きく影響を受けた現在美術家の有名な作家の作品も合わせて展示をしたいということであります。展示構成はそこに書いてあるとおりです。展示作品にありますように、ダリ、マグリット、ミロのような大御所の作品と、それの影響を受けた現代の美術家もかなりあって、94点の出品であります。関連行事に、講演会とかワークショップとか、それからギャラリートークも何回か計画しております。チラシがお手元のほうにあると思いますので、また後ほど見ていただければと思います。 それから最後に美術部門のテーマ展示となっていますが、ちょっとした美術の企画展とお考えいただけるほどの多くのものが集まった歌仙絵の企画展をやろうと思っております。これが11月20日から12月23日です。さきほど2つの部屋をシュルレアリスムに使うと言いましたけど、もう一つ美術専用の、第三展示室を使ってやろうということであります。歌仙絵というのは、日本古来の伝統的な主題の絵なんですけども、和歌の名首を描いたもので、鳥取県に実はすごいものがありまして、狩野探幽が描いた36歌仙図というのが樗谿神社にあります。鳥取県の指定文化財にもなっていますけども、これを目玉にします。あとは、ちょうど源氏物語千年紀ということで、今話題になっていますが、王朝文化の物語に取り上げられた主題をテーマにした作品を展示したいということです。作家としましては、主に狩野探幽であります。それから、併せて、それだけでは面白くないということで、探幽たちと張り合った、狩野探幽たちが江戸狩野といっていますけど、京都にいたグループがありまして、その筆頭であります狩野山雪の名品もありますので、集めて展示したいということであります。それから最後のところは、探幽対山雪という感じで、江戸狩野対京狩野というおもしろい企画にしております。作品や詳しいことにつきましては、これもお手元にチラシがあると思いますので、それを御覧いただければと思っております。以上です。 (委員長) 何か、御質問ありませんか。では、また楽しみに観させていただきたいと思います。では、報告事項シ、お願いします。
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○報告事項シ 学校給食における事故米の混入について(公開)
(体育保健課長)
報告事項シは、事故米を使用した可能性のある食品が学校給食に提供されていたことにつきまして、現在までに情報を得ている状況を報告させていただきます。混入の可能性のある食品といたしましては、五目厚焼き玉子など卵製品をつくる際に繋ぎとして使用しますでんぷんの原料に事故米が混入していたとされるものでございます。これの流通経過ですが、2番に書いておりますけれども、そこの中ほどにあります東京のすぐる食品でその食品を製造するんですけれども、そこが、新潟にあります島田化学工業からでんぷんを購入したというものでございます。そのすぐる食品から県内の卸業者、本県の学校給食でよく使用される卸業者でありますが、鳥取市と米子市にありますコタニさん、さんれいフーズさんですけれども、ここが仕入れまして、それを学校給食センターと民間の委託給食業者に卸したというものです。この民間委託業者というのは、県立鳥取養護学校、白兎養護学校、鳥取盲学校、聾学校が委託をしている業者でございます。これが確認できたのは、この流通経路と同じように情報が流れてまいりまして、県内の卸業者、コタニ、さんれいフーズが得た情報を、使用していた給食センター等にこのように商品を納めましたという連絡が入りまして、それを、県教育委員会にその情報をいただいたものですから、全県に照会をかけてまとめたものが3の表のとおりです。当初平成15年から20年の6年間ということで、合計26万食に可能性のある食品が提供されていたということでした。その後、すぐる食品さんが再調査をされたということで、またその後の報告が鳥取市のほうから入ってまいりまして、鳥取市から訂正の報告がございました。下のほうに書いておりますけれども、10万食が8,530食に、その他の市町村にも卸業者さんのほうからは同様の報告があっているようですけれども、すぐる食品さんが独自に調査されたことということでして、信用性も怪しいということもございまして、他の市町村からは、変更の連絡というものは受けていないところです。よって合計が、7万8,605食というのが、現在の分かっている状況ということでございます。以上です。
(委員長)
御質問、ありますか。
(教育長)
すごく流通が複雑でして、単一の原材料だったらある程度防げるんですけど。今回改めて、流通の複雑さというのに気がついたんです。食糧法でもっと制度的にきちんと、根本的なところで対策立てないと、県だけではなかなか対応しきれないような複雑さがあるのではないかなと思いました。併せて、やっぱり地産地消をもっと進めなければいけないんじゃないかということを考えて、義務教育のほうでもいろんな委員会を設けて、市町村の学校給食センターだとか栄養職員だとか、いろんな方と話を、今、進めてますので、これをいい機会にして、地産地消を進めていきたいと思っています。
(委員長)
よろしいですか。では、報告事項ス、お願いします。
(体育保健課長) 報告事項シは、事故米を使用した可能性のある食品が学校給食に提供されていたことにつきまして、現在までに情報を得ている状況を報告させていただきます。混入の可能性のある食品といたしましては、五目厚焼き玉子など卵製品をつくる際に繋ぎとして使用しますでんぷんの原料に事故米が混入していたとされるものでございます。これの流通経過ですが、2番に書いておりますけれども、そこの中ほどにあります東京のすぐる食品でその食品を製造するんですけれども、そこが、新潟にあります島田化学工業からでんぷんを購入したというものでございます。そのすぐる食品から県内の卸業者、本県の学校給食でよく使用される卸業者でありますが、鳥取市と米子市にありますコタニさん、さんれいフーズさんですけれども、ここが仕入れまして、それを学校給食センターと民間の委託給食業者に卸したというものです。この民間委託業者というのは、県立鳥取養護学校、白兎養護学校、鳥取盲学校、聾学校が委託をしている業者でございます。これが確認できたのは、この流通経路と同じように情報が流れてまいりまして、県内の卸業者、コタニ、さんれいフーズが得た情報を、使用していた給食センター等にこのように商品を納めましたという連絡が入りまして、それを、県教育委員会にその情報をいただいたものですから、全県に照会をかけてまとめたものが3の表のとおりです。当初平成15年から20年の6年間ということで、合計26万食に可能性のある食品が提供されていたということでした。その後、すぐる食品さんが再調査をされたということで、またその後の報告が鳥取市のほうから入ってまいりまして、鳥取市から訂正の報告がございました。下のほうに書いておりますけれども、10万食が8,530食に、その他の市町村にも卸業者さんのほうからは同様の報告があっているようですけれども、すぐる食品さんが独自に調査されたことということでして、信用性も怪しいということもございまして、他の市町村からは、変更の連絡というものは受けていないところです。よって合計が、7万8,605食というのが、現在の分かっている状況ということでございます。以上です。(委員長) 御質問、ありますか。(教育長) すごく流通が複雑でして、単一の原材料だったらある程度防げるんですけど。今回改めて、流通の複雑さというのに気がついたんです。食糧法でもっと制度的にきちんと、根本的なところで対策立てないと、県だけではなかなか対応しきれないような複雑さがあるのではないかなと思いました。併せて、やっぱり地産地消をもっと進めなければいけないんじゃないかということを考えて、義務教育のほうでもいろんな委員会を設けて、市町村の学校給食センターだとか栄養職員だとか、いろんな方と話を、今、進めてますので、これをいい機会にして、地産地消を進めていきたいと思っています。(委員長) よろしいですか。では、報告事項ス、お願いします。
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○報告事項ス 第63回国民体育大会における鳥取県選手団の成績について(公開)
(スポーツセンター所長)
第63回国民体育大会における鳥取県選手団の成績について報告いたします。はぐっていただきまして、裏になりますが、今回の国体の成績ですが、男女総合成績、天皇杯は46位、女子総合成績、皇后杯が38位という成績に終わりました。次のページの入賞者一覧であります。特に相撲の青年男子が優勝、さらに弓道の少年女子の遠的が優勝ということでありましたが、いずれにしましても昨年に比べて入賞数が少なかった結果、得点も伸びず、先ほど言いました46位という成績に終わりました。広く県民に対して多額の強化費をいただいていながらこのような成績に終わったということはほんとに申し訳ないという気持ちでいっぱいであります。選手、監督の皆さんについては個々に、またチームにおいて、ゲームにおいて一生懸命頑張った姿を、随所で回って見させていただきましたが、結果として、なかなかベスト8の壁が非常に厚く、得点が加算されなかったということは反省いたしております。
来年度以降の強化につきましては、少年の活躍が少し昨年に比べて向上しましたので、青年に繋げていくという強化を図って、今年の選手それぞれのモチベーション、気持ちを低下させないように、各競技団体と連携しながら進めていきたいと思っております。成績につきましては、先ほど言いましたように、ほんとに申し訳ないという気持ちでいっぱいであります。以上です。
(委員長)
何かございますか。では、報告事項セお願いします。
(スポーツセンター所長) 第63回国民体育大会における鳥取県選手団の成績について報告いたします。はぐっていただきまして、裏になりますが、今回の国体の成績ですが、男女総合成績、天皇杯は46位、女子総合成績、皇后杯が38位という成績に終わりました。次のページの入賞者一覧であります。特に相撲の青年男子が優勝、さらに弓道の少年女子の遠的が優勝ということでありましたが、いずれにしましても昨年に比べて入賞数が少なかった結果、得点も伸びず、先ほど言いました46位という成績に終わりました。広く県民に対して多額の強化費をいただいていながらこのような成績に終わったということはほんとに申し訳ないという気持ちでいっぱいであります。選手、監督の皆さんについては個々に、またチームにおいて、ゲームにおいて一生懸命頑張った姿を、随所で回って見させていただきましたが、結果として、なかなかベスト8の壁が非常に厚く、得点が加算されなかったということは反省いたしております。来年度以降の強化につきましては、少年の活躍が少し昨年に比べて向上しましたので、青年に繋げていくという強化を図って、今年の選手それぞれのモチベーション、気持ちを低下させないように、各競技団体と連携しながら進めていきたいと思っております。成績につきましては、先ほど言いましたように、ほんとに申し訳ないという気持ちでいっぱいであります。以上です。(委員長) 何かございますか。では、報告事項セお願いします。
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○報告事項セ 平成20年度生涯スポーツ功労者及び生涯スポーツ優良団体表彰について(公開)
(スポーツセンター所長)
報告事項セであります。平成20年度生涯スポーツ功労者及び生涯スポーツ優良団体表彰についての報告であります。去る10月7日に表彰が行われました。生涯スポーツ功労者として、鳥取県空手道連盟理事長の井上慶身氏、鳥取県水泳連盟理事長高濱穆史氏、鳥取市ペタンク協会副会長並びに鳥取県体育指導委員協議会女性委員会副委員長の山名恵美氏、鳥取県スポーツチャンバラ協会事務局長の水田靖子氏、この4名の方が生涯スポーツ功労者として受賞されました。また、生涯スポーツ優良団体として、わだの和クラブ(米子市)、スポネットちづ(智頭町)、北栄町スポーツ少年団(北栄町)、この3団体が生涯スポーツ優良団体として文部科学大臣表彰を受賞されましたので、報告に代えさせていただきます。以上です。
(委員長)
よろしいですか。では、報告事項ソ、お願いします。
(スポーツセンター所長) 報告事項セであります。平成20年度生涯スポーツ功労者及び生涯スポーツ優良団体表彰についての報告であります。去る10月7日に表彰が行われました。生涯スポーツ功労者として、鳥取県空手道連盟理事長の井上慶身氏、鳥取県水泳連盟理事長高濱穆史氏、鳥取市ペタンク協会副会長並びに鳥取県体育指導委員協議会女性委員会副委員長の山名恵美氏、鳥取県スポーツチャンバラ協会事務局長の水田靖子氏、この4名の方が生涯スポーツ功労者として受賞されました。また、生涯スポーツ優良団体として、わだの和クラブ(米子市)、スポネットちづ(智頭町)、北栄町スポーツ少年団(北栄町)、この3団体が生涯スポーツ優良団体として文部科学大臣表彰を受賞されましたので、報告に代えさせていただきます。以上です。(委員長) よろしいですか。では、報告事項ソ、お願いします。
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○報告事項ソ 平成20年度地方教育行政功労者表彰被表彰者について(公開)
(教育企画室)
報告事項ソ、平成20年度地方教育行政功労者被表彰者が決定しましたので報告させていただきます。1ページをおはぐりいただきたいと思います。これは、地方教育行政においてその功労が特に顕著な教育委員を表彰するものでございます。今年度、鳥取県からは被表彰者であります2名。1人が、前倉吉市の教育委員長の西尾博仁様、それから現職ですが、三朝町教育長徳田洋輔様、2人でございます。本日文部科学省のほうで表彰が行われているところでございます。功績を簡単に申し上げますと、西尾委員長は、倉吉東高校退職後、委員11年、そのうち委員長7年務められました。特に学校教育、開かれた学校ということで、平成13年度から年2回全市学校一斉公開週間をつくって取り組んでおられますし、16年から鳥取市教育を考える会ということで、保護者を含めた教育の内容を公表して、みんなで一緒に考える会を作ってきておられます。
それから、徳田洋輔教育長でございます。平成12年に三朝町の課長を退職されて、教育長になられ、7年となっておられます。学校教育では、町民に開かれた教育行政、子どもたちを支えるまちづくりということで、社会教育のほうに載せておりますけども、13年度から、町民ボランティアによる夏休み学級学校講座、それから14年度からは土曜学校、楽しむ学校というような取り組み、それから昨年度からは町をあげてのノーテレビデーの宣言ということで、議会の宣言等行われて、いろいろ取り組んでいらっしゃるところでございます。以上でございます。
(委員長)
よろしいですか。そうしますと、報告事項は以上で終了で、では、協議事項1、お願いします。
(教育企画室) 報告事項ソ、平成20年度地方教育行政功労者被表彰者が決定しましたので報告させていただきます。1ページをおはぐりいただきたいと思います。これは、地方教育行政においてその功労が特に顕著な教育委員を表彰するものでございます。今年度、鳥取県からは被表彰者であります2名。1人が、前倉吉市の教育委員長の西尾博仁様、それから現職ですが、三朝町教育長徳田洋輔様、2人でございます。本日文部科学省のほうで表彰が行われているところでございます。功績を簡単に申し上げますと、西尾委員長は、倉吉東高校退職後、委員11年、そのうち委員長7年務められました。特に学校教育、開かれた学校ということで、平成13年度から年2回全市学校一斉公開週間をつくって取り組んでおられますし、16年から鳥取市教育を考える会ということで、保護者を含めた教育の内容を公表して、みんなで一緒に考える会を作ってきておられます。それから、徳田洋輔教育長でございます。平成12年に三朝町の課長を退職されて、教育長になられ、7年となっておられます。学校教育では、町民に開かれた教育行政、子どもたちを支えるまちづくりということで、社会教育のほうに載せておりますけども、13年度から、町民ボランティアによる夏休み学級学校講座、それから14年度からは土曜学校、楽しむ学校というような取り組み、それから昨年度からは町をあげてのノーテレビデーの宣言ということで、議会の宣言等行われて、いろいろ取り組んでいらっしゃるところでございます。以上でございます。(委員長) よろしいですか。そうしますと、報告事項は以上で終了で、では、協議事項1、お願いします。
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○協議事項1 文書非開示処分取消請求事件について(公開)
(小中学校課長)
協議事項1、文書非開示処分の取消請求事件についてでございます。冒頭に教育長からお話しがございましたように、市民オンブズから平成19年度の全国学力学習状況調査の開示請求があったものについて非開示決定をしたところ、それに対し、その非開示決定を取り消す訴訟が提訴されたものでございます。1ページをおめくりいただきますと、これまでの経緯等まとめたものがございますが、処理方針案としておりまして、まず訴えの概要というところを見ていただきますと、全国学力学習状況調査、このような悉皆調査については、文部科学大臣の教育に対する不当な支配に該当する違法の疑いが強いというような主張。それから、これを抽出ではなく、サンプル調査とするなど、問題が解消されるように方向を改めることが必要であるというふうに、まず国の姿勢についてのことが主張で述べられておりますが、そういったことはさておきとしながら、今回の非開示決定は、鳥取県教育委員会の非開示決定は県条例に違反していると。これは公開されるべきであるということで、主張されているものであります。行政が支配の法に基づいて行われている以上は、県教委が県条例を遵守すべきは当然であり、向こうの主張では、今回の決定は非常に恣意的なものであるということで訴えているものであります。また、本県の非開示処分が違法であることが明らかであるので、違法行為の是正を求めるため、また情報公開制度がより前進していくことを目指して本訴訟を提起をしているというものでございます。かたや、そもそもこのテストの実施について否定的ではありますが、この非開示決定については、条例上許されないということで訴えられてもいます。処理方針としまして、3に挙げておりますが、基本的にはこれまで非開示処分を行った理由をきちんと整理して、これまでの私どもの主張に基づいて進めて行きたいと考えておりますけれども、今後の詳しいことにつきましては、弁護士と協議をしながら、決定して進めていきたいと考えているところでございます。
なお、弁護士につきましては、現在、もう1本の懲戒処分の取消訴訟でお世話になっている弁護士さんでございますが、この弁護士にお願いをして、正式に決定をするのではないかという方向で進んでおりますが、まだ正式な契約という形にはなっておりません。今相談しているところでございます。今後の予定としましては、11月7日に口弁書提出期限がきておりまして、14日が第1回口頭弁論期日ということで、2ページを見ていただくと口頭弁論の期日呼出及び答弁書の催告状というのがきてございます。これに基づいて粛々と進めていきたいと考えているところでございます。先ほど申しました3の処理方針案は、これまでの主張を整理しながら、弁護士とも協議をしながら進めていくということで、委員の皆様方にも御意見をいただきながら進めていただけたらと思います。
(次長)
委員長ちょっと、1点補足させて下さい。
(委員長)
はい、どうぞ。
(次長)
今回、協議事項ということで、これを出している意味なんですが、以前学力調査の非開示、開示は8月の委員会にした時に、最終的に決をとりましたけど、あれを議案という形で出しております。今回も学力調査の関係なんですが、これは、教育委員会の所掌事務が幅広いわけですけども、特に重要なものは教育長に委任せずに教育委員会で決めるということで、議案という形を通常とるわけですが、今回のこの訴状に対する処理方針は、最も重要な基本方針ということで、教育長が臨時代理でやることも許されない事項ですので、当然この委員会に掛けます。ただ、現在、21年度以降について検討を進めている中で、今回の訴訟というのは19年度の非開示処分に対するものということで、処理方針の議案にかけるような形の出し方というのが非常に難しい案件です。例えば、本県の主張をとことん主張して、敗訴したら控訴を必ずするということを決めて掛からないと弁護士とはやり取り出来ないわけですが、その間に、いろいろと条例改正とか、あるいは、来年度の実施がどうなるかというようないろんな動きがありますので、ここが、やや緩やかな処理方針で、基本的には弁護士と協議しながら随時この委員会でも報告させて、相談させていただいてということで、まずは、こういう訴状を受けたら応訴はしますので、進めていくということで協議事項で意見を伺うということ、一応これは、意見を伺う協議という形ですが、議案に並ぶような形での委員会での提案ということです。
(委員長)
基本的には、1ページの3のところの方針でいきたいということでしたね。
(次長)
そうです。
(委員長)
今までのことをきちんと整理をして、そして弁護士とお話をしながら作業することをまず決めていきたいということ。具体的な整理のやり方や何はまだ、意見を我々も言いながらということでいいですね。きちんと対応していくということだと思いますので、それで良いと思いますけど、いかがですか。内容については、僕もいろいろ言いたいことがあるんですけども、それは基本の対応というのはこれで良いかなと思います。よろしいですか。それから、14日が第1回云々というのは、これは、弁護士だけが出ればいいですか。
(小中学校課長)
きちんと弁護士が決定をしましたら。
(委員長)
決定したら弁護士が代理として対応されるという、そういう意味でいいですか。
(小中学校課長)
そうです。
(委員長)
何か各委員から、あれば。
(次長)
もう1点よろしいですか。
(委員長)
はい、どうぞ。
(次長)
先ほど弁護士が別の件でも訴訟代理人になっていると言いましたけど、実は、教育委員会絡みで訴訟というのは結構あるんですが、こういったようなものは今まで出したことがないと思います。というのは、例えば学校で事故があった時の管理責任とかという話は、知事とか、首長に対して提訴されるのが普通でして、ただ、今回は非開示処分というのが、知事とは別個に教育委員会として非開示処分というのをしていますので、訴えた先が委員長と教育長ということで、教育委員会に来ていますので、初めて教育委員会としての訴訟方針というのをに掛けさせていただいたという意味もございます。
(委員長)
淡々と対応するということでよろしいですね。
(次長)
はい。
(委員長)
では、そのように行きましょう。また、中身については。
(委員)
まだ読む時間がないので、また。
(委員長)
では、そういうことで。では、10月の定例教育委員会は一応これで終わります。ありがとうございました。
(小中学校課長) 協議事項1、文書非開示処分の取消請求事件についてでございます。冒頭に教育長からお話しがございましたように、市民オンブズから平成19年度の全国学力学習状況調査の開示請求があったものについて非開示決定をしたところ、それに対し、その非開示決定を取り消す訴訟が提訴されたものでございます。1ページをおめくりいただきますと、これまでの経緯等まとめたものがございますが、処理方針案としておりまして、まず訴えの概要というところを見ていただきますと、全国学力学習状況調査、このような悉皆調査については、文部科学大臣の教育に対する不当な支配に該当する違法の疑いが強いというような主張。それから、これを抽出ではなく、サンプル調査とするなど、問題が解消されるように方向を改めることが必要であるというふうに、まず国の姿勢についてのことが主張で述べられておりますが、そういったことはさておきとしながら、今回の非開示決定は、鳥取県教育委員会の非開示決定は県条例に違反していると。これは公開されるべきであるということで、主張されているものであります。行政が支配の法に基づいて行われている以上は、県教委が県条例を遵守すべきは当然であり、向こうの主張では、今回の決定は非常に恣意的なものであるということで訴えているものであります。また、本県の非開示処分が違法であることが明らかであるので、違法行為の是正を求めるため、また情報公開制度がより前進していくことを目指して本訴訟を提起をしているというものでございます。かたや、そもそもこのテストの実施について否定的ではありますが、この非開示決定については、条例上許されないということで訴えられてもいます。処理方針としまして、3に挙げておりますが、基本的にはこれまで非開示処分を行った理由をきちんと整理して、これまでの私どもの主張に基づいて進めて行きたいと考えておりますけれども、今後の詳しいことにつきましては、弁護士と協議をしながら、決定して進めていきたいと考えているところでございます。 なお、弁護士につきましては、現在、もう1本の懲戒処分の取消訴訟でお世話になっている弁護士さんでございますが、この弁護士にお願いをして、正式に決定をするのではないかという方向で進んでおりますが、まだ正式な契約という形にはなっておりません。今相談しているところでございます。今後の予定としましては、11月7日に口弁書提出期限がきておりまして、14日が第1回口頭弁論期日ということで、2ページを見ていただくと口頭弁論の期日呼出及び答弁書の催告状というのがきてございます。これに基づいて粛々と進めていきたいと考えているところでございます。先ほど申しました3の処理方針案は、これまでの主張を整理しながら、弁護士とも協議をしながら進めていくということで、委員の皆様方にも御意見をいただきながら進めていただけたらと思います。(次長) 委員長ちょっと、1点補足させて下さい。(委員長) はい、どうぞ。(次長) 今回、協議事項ということで、これを出している意味なんですが、以前学力調査の非開示、開示は8月の委員会にした時に、最終的に決をとりましたけど、あれを議案という形で出しております。今回も学力調査の関係なんですが、これは、教育委員会の所掌事務が幅広いわけですけども、特に重要なものは教育長に委任せずに教育委員会で決めるということで、議案という形を通常とるわけですが、今回のこの訴状に対する処理方針は、最も重要な基本方針ということで、教育長が臨時代理でやることも許されない事項ですので、当然この委員会に掛けます。ただ、現在、21年度以降について検討を進めている中で、今回の訴訟というのは19年度の非開示処分に対するものということで、処理方針の議案にかけるような形の出し方というのが非常に難しい案件です。例えば、本県の主張をとことん主張して、敗訴したら控訴を必ずするということを決めて掛からないと弁護士とはやり取り出来ないわけですが、その間に、いろいろと条例改正とか、あるいは、来年度の実施がどうなるかというようないろんな動きがありますので、ここが、やや緩やかな処理方針で、基本的には弁護士と協議しながら随時この委員会でも報告させて、相談させていただいてということで、まずは、こういう訴状を受けたら応訴はしますので、進めていくということで協議事項で意見を伺うということ、一応これは、意見を伺う協議という形ですが、議案に並ぶような形での委員会での提案ということです。(委員長) 基本的には、1ページの3のところの方針でいきたいということでしたね。(次長) そうです。(委員長) 今までのことをきちんと整理をして、そして弁護士とお話をしながら作業することをまず決めていきたいということ。具体的な整理のやり方や何はまだ、意見を我々も言いながらということでいいですね。きちんと対応していくということだと思いますので、それで良いと思いますけど、いかがですか。内容については、僕もいろいろ言いたいことがあるんですけども、それは基本の対応というのはこれで良いかなと思います。よろしいですか。それから、14日が第1回云々というのは、これは、弁護士だけが出ればいいですか。(小中学校課長) きちんと弁護士が決定をしましたら。(委員長) 決定したら弁護士が代理として対応されるという、そういう意味でいいですか。(小中学校課長) そうです。(委員長) 何か各委員から、あれば。(次長) もう1点よろしいですか。(委員長) はい、どうぞ。(次長) 先ほど弁護士が別の件でも訴訟代理人になっていると言いましたけど、実は、教育委員会絡みで訴訟というのは結構あるんですが、こういったようなものは今まで出したことがないと思います。というのは、例えば学校で事故があった時の管理責任とかという話は、知事とか、首長に対して提訴されるのが普通でして、ただ、今回は非開示処分というのが、知事とは別個に教育委員会として非開示処分というのをしていますので、訴えた先が委員長と教育長ということで、教育委員会に来ていますので、初めて教育委員会としての訴訟方針というのをに掛けさせていただいたという意味もございます。(委員長) 淡々と対応するということでよろしいですね。(次長) はい。(委員長) では、そのように行きましょう。また、中身については。(委員) まだ読む時間がないので、また。(委員長) では、そういうことで。では、10月の定例教育委員会は一応これで終わります。ありがとうございました。