次の届出基準に該当する場合には、直ちに最寄りの保健所に届け出てください。
印刷用 届出基準 (PDF53KB)
印刷用 届出様式 (PDF136KB)
飛沫感染が主たる感染経路であるが、接触感染も起こりえる。潜伏期は通常2~3週間であり、全身性の小紅斑や紅色丘疹、リンパ節腫脹(全身、特に頚部、後頭部、耳介後部)、発熱を三主徴とする。皮疹は3日程度で消退する。
リンパ節腫脹は発疹出現数日前に出現し3~6週間で消退する。発熱は風しん患者の約半数にみられる程度である。カタル症状、眼球結膜の充血を伴うことがあり、成人では関節炎を伴うこともある。
風しん患者の多くは軽症であるが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病を合併し入院を要することがある。妊婦の風しんウイルス感染は、先天性風しん症候群の原因となることがある。
ア 検査診断例
届出に必要な臨床症状の1つ以上を満たし、かつ、届出に必要な病原体診断のいずれかを満たすもの。
イ 臨床診断例
届出に必要な臨床症状の3つすべてを満たすもの。
届出に必要な臨床症状
ア 全身性の小紅斑や紅色丘疹
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イ 発熱
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ウ リンパ節腫脹
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届出に必要な病原体診断
検査方法
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検査材料
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分離・同定による病原体の検出 |
咽頭拭い液、血液、髄液、尿 |
検体から直接のPCR法による病原体の遺伝子の検出 |
抗体の検出(IgM抗体の検出、ペア血清での抗体陽転又は抗体価の有意の上昇) |
血清 |